U-MAIL(ウンコ通信) 2002/03/31
えー、本日のテーマは、「便器」
このところ、9・11テロにいささかコーフンしたというか、昨秋以来、ワメの目とアタマが、まるごとソッチの方に行ってしまい、テロに関するイロイロな言説引用したり、果ては、「ヘラ鳥ウォッチング」とか称して、アチラの言説の異訳ご紹介とか、タノマレもしないお節介を続けておりまする。
が。本来このサイトは、「ウンコ通信」=「UNCO-MAIL」でありまして、ワメのホントのカタガキは作詞家とか作曲家とかでななく、「大日本ウンコ研究会・事務局長」なのでありますよ。
この研究会の主旨は、「ウンコの研究を通じて、この国のサマザマな便秘現象を検証し、国民の心身のケンコーに寄与する」てなもの。ホレ、今、この国一番のモンダイとなっておるスパイラル・デフレ現象など、その典型的対象例。80年代末の、「バブル大下痢」に対して橋龍なるブッシュ医者が、「ソーリョーキセイ」という手オクレの処方を講じたために、全国的な「フンズマリ・シンドローム」を惹き起したのは、ご存じの通り。
この国家的フンズマリ症状のモトを辿れば、スベテは、明治以来の「トーダイホーカ」というインフラの限界と腐敗に行き着く、というのがワメの痔説でありますが。それはサテオキ。
ウンコ問題へのトッカカリは数年前の「小学生の便秘」に関する新聞記事でありました。
そのナンヤカヤは、1997年の「婦人公論」1月号に6頁にわたってワメが執筆。またこの「U-MAIL」のハジメの方にもご紹介申し上げておりまするが。一部再録。
「毎日新聞家庭欄のベテラン記者、樽味典明氏の記事によれば、最近小学生の便秘が激増しているという。その理由はツマルところ2ツ。
ヒトツは、学校のトイレ設備が汚くクサイ場合。ツマリ生理的排便拒否。これはTOTOとかINAXとかと相談してガンばれば解決できる性質のもの。
モンダイはモヒトツの心理的排便拒否。学校でウンコすることはハズカシイ、カッコワルイというコドモの美学?これが学校でウンコするコドモが仲間から指ササレルというイジメにツナガる可能性も。
モトはと言えば、それはどーやら、ニンゲンのカラダの設計時に、排泄器官と生殖器官をエルサレムのごとく、重ねてしまったカミのムセキニン、手ヌキにあるよーだ」などと。
ま、こんなことから、ウンコにマツワるイロイロな情報が集まったのだが、その中に。
あの三浦恵美子女史が、かつて、「パリ・ポンピドーセンター」で「お尻を地ベタにペタリ」と着けて座っているワカモノの群を見て、これは日本には無い光景だと「カルチャーショック」を受けたと。ところが最近、シブヤとか吉ジョージあたりのコンビニの脇で、ゾローッと脱力した感じでスワリこんでいる日本の「地ベタリアン」を目撃してしまったと。ふり返ってみると、80年代の「ヨコハマ銀蝿」風ワカモノ達のスワリ方は、お尻を地ベタからチョっと浮かした「ウンコスワリ」だったのに、と。
それをフォローして、あの風俗研究評論家・中野 純氏が、「ウンコスワリ」から「地ベタリアン」への変化は、「和式から洋式への便器交替」がその根底にある、と。成長期に和式でフン張っていたか、洋式でベタ座りしていたか、そこにウンコ派とベタ派のワカレ目がある、とスルドク指摘されたので。
で、本日ここにご紹介いたしますのは、03/31(日)の朝日新聞に載った記事、あの「日本トイレ協会会員」村上八千代女史の、
「和式便器〜入学前に使い方を教えて」
その要旨:
学校のトイレを敬遠する子供が多いため、排セツの大切さやトイレの正しい使い方を教える「学校トイレ出前教室」を4年前から始めた。
洋式トイレの普及は家庭では80%だが、公立学校などでは未だに「和式便器」が主流。
そのギャップが、学校に入って初めて「和式便器」を見た子供のトマドイを生んでいる。
正しい使い方が出来ずに便器を汚したりして、イジメに遭い、ウンコをガマンする子供も居る。
今後、徐々に学校トイレも「洋式トイレ」に代わっていくと思うが、しばらくは、この、「トイレ指導」が必要な時期が続くのではないか。
そーなんだ。なぜか「学校のトイレ」は「イジメ」にツナガリ易いのだよ。
で、この「和式便器」なんだけど、こうしたモンダイが実際に在ることは、ワメも知っておった。
ワメの古い友人に、「名取美和」さんという、本来は「美術家」の国際的オバン、失礼、バイリンガル・レディが居る。
以前は六本木でアンティーク・ショップを経営していたのが、ヒョンな行キガカリから?今はタイ国のチェンマイで、「BAN・ROM・SAI」という名の、エイズ孤児の施設を作って、その保護と教育に献身している。内外のヴォランティアに頼らざるを得ないシゴトだから、経済的にもタイヘン。達者な語学とオトコマサリの行動力で、外交ダメ日本の民間マザー・テレサ役をコナシている。
で、ハナシが遠マワリするけど、この女史、有名な写真家、名取洋之助氏のオジョーサンなのだが、名取家ではハーヴァード出のお祖父さん以来代々、子供が中学を出ると直ぐ、海外に留学させてしまう。
で、美和さんも、中学を出るとドイツの美術学校へ送り出され、晩年の洋之助氏の助手として、豊富な海外経験を身につけたのだ。
で、ハナシがさらに遠マワリして、ゴメン。以下のハナシの性質から、サシサワリあるかも知れないから、ナマエはフセルが、美和さんには1人、弟君が居られる。たしか、美和さんよりも、もっとオサナイうちから、海外留学し、今では、これも当然素晴しいバイリンガル人。
で、この弟君が、まだコドモの内、途中で一時帰国された時のハナシだと思うのだが、或る日美和さん、自宅のトイレ、というか日本式の「御不浄」で、ヒョイと弟君の姿を見かけてギョーテンした。
弟君は、和式便器の前方部分、俗にキンカクシと呼ばれる部分にマタガって用を足していたというのだ。チョッと微細には想像し難いのだが、よーするに一般日本人とは逆ムキに座っておられた、のはタシカ。は。
村上八千代女史の、ご報告は、ツマリこの線上にあるわけで。今の一般小学生は帰国子女モドキに、学校の「和式」に対面するわけだ。自分の家の「洋式」と学校の「和式」そのマサカのギャップにPTAは気が付かない、というマンガの構図。
で、ワメ的に言うと。学校トイレが100%の「洋式」化に向かって進化して行く、それまでは「トイレ指導」を、という発想にはチョイと抵抗がある。
それは「ウンコスワリ」と「地ベタリアン」の間に、ワメ等ヒトケタ・コンサバは、「自立的日本人精神」と「ソノ日暮ラシ植民地根性」のサケメを見てしまうからだ。は。