U-MAIL(ウンコ通信) 2002/04/24 


「NYテロ・余波」(56)

「ヘラ鳥ウォッチング」:04/22

えー、22日はイロイロな記事があって。要旨のみ、いくつか。

「SHRINE VISIT ANGERS JAPAN'S NEIGHBORS」

by HOWARD W. FRENCH

〜HONORING WAR DEAD STIRS OLD WOUNDS〜

「小泉首相の靖国参拝、近隣諸国を怒らす」

〜戦犯英雄視に大東亜戦争の古キズ痛む〜 てなもん。

ウム。イワユルヒトツの行動と、その影響がモタラシた結果を、きわめて端的に報道しておる。これが日本内部の新聞紙の記事になると、

「小泉首相、突然の靖国参拝」

〜例大祭中・八月見送り明言〜 てなもん。

実は前日、4/21のヘラ鳥に、小さな記事で、「KOIZUMI MAY SKIP SHRINE VISIT」という予測が載っていた。

カンタンな説明として、ヤスクニ神社は、日本の戦死者に「DEDICATE」されたもので(この言い方はチョッとオカシイと思うけど)その中には「HANGED WAR CRIMINALS」も含まれておると。ナルホド、ワレワレは「A級戦犯」なるチューショー的コトバに慣れているが「絞首刑に処せられた戦争犯罪人」という表現はナマナマしい。いかにも悪事ハタライた感じになるなァ。アジア近隣諸国の感情はこの辺にツナガルわけか。

そして、小泉首相の言として、靖国神社から春の例大祭への招待を受けたが断ったと。

さらにアジア専門家の予測として、この9月に中国訪問予定もあり、韓国との共同開催のサッカー・ワールド・カップも控える今年、首相は靖国参拝を一切見送るのでは、と。

だから21日の靖国参拝は、いかにも「唐突」な感じを与えたわけだよ。

首相の靖国参拝がモンダイになるのは、それが中国、韓国、(北朝鮮)の反日感情をシゲキする、とキメられてるからで、本来、突然だろうが、例大祭中だろうがカンケイ無い。この参拝行動が惹き起こした反応までを、見出しの中に入れ込まなければ、報道記事にもナンニモならないではないか。いくらワカっていることだと言ってもさ。

ワメ思うに、キンリン諸国のこういった反応は、各国内部での政治力学からのもので、その当局がアオラなければ、当の民間人が実際に受けたキズが、平和ボケ大国の首相のごくカンネン的な行為によってイタむ、とは考えられない。ナイセイカンショウなるコトバはマトハズレとしても。

ただ、ヤスクニ神社ソノモノについて言えば、あれはミタマがヤスラウべき場所ではないよ。ムカシの大砲だの英雄の銅像だのがチンレツされていて、なんともチュートハンパな場所。あれは、日本軍のシンリャクのイメージごと、歴史の中にフリーズしてしまう「戦争博物館」としてアラタメて世界に公開すべき。は。


さて、次はチョイとモンダイではないか、と思われる記事。日本の新聞紙にはまだ出ていないようだが。

「SAUDI AMBASSADOR TO BRITAIN PRAISES SUICIDE BOMBER IN VERSE」

by T.R.REID

「サウディ駐英ブンガク大使、自爆テロ賛美の詩を発表」 てなもん。

(ロンドン発)

その詩のタイトルは「殉教者」

パレスチナの自爆テロリストたちを「わが神の言葉の名誉にかけての死」と称賛、アメリカのホワイト・ハウスを「暗黒に満ち満ちた」と表現。

このモンダイの詩は、4月13日、ロンドンのアラビア語新聞「アル・ハイヤット」に掲載され、その作者が、サウディ・アラビアの駐英大使、ガジ・アルゴサイビ氏ソノ人と知れて、国際的オオサワギとなっている。

イギリス外務省は大使に不快を表明。

当然、アメリカとサウディ両国間の緊張も昂まって。2週間まえ、小ブッシュ大統領が、パレスチナの自爆戦士を殉教者と呼ぶアラブ諸国を、キビシく批判したばかり。

もう10年も英国大使を勤めているアルゴサイビ氏は、これに関して、なにも説明せず、今後もコメントを出さないだろうと。

アルゴサイビ氏はもともと小説家、詩人であって、アラビアの古典詩の英訳もある。しかし、アル・ハイヤットの第一面に載ったモンダイの詩はアラビア語で、ワシントン・ポスト紙の英訳では、こうなる:

「神はお前を殉教者とお認めになる」

「お前は神の言葉の名誉のために死んだ」

「いとしき者が囚われている土地よ」

オブザーヴァー紙の他の部分の訳出によれば、3月29日にエルサレムのスーパーでイスラエル人2人を道連れに自爆死した18才のパレスチナの少女、アヤット・アクラスを特別に称賛している。

「アヤットよ、気高き花嫁よ」

「指導者たちが逃げ去るとき、彼女はほほ笑みながら死を抱いた」

「天国の扉は彼女に向かって開かれる」

さらに、中東でのアメリカの役目に断を下す。

「ワレワレは、魂を暗黒で満たしたホワイト・ハウスのバカどもに訴えたい」

で、外務省のスポークスマンは、英国の立場としては、自爆者はテロリストと考える、と述べ、「適当な機会に大使個人にわれわれの意見を明確に通達する」と。


野次馬としては、今後のテンカイがタノシミ。は。

さらにもう1件、ヴァチカンの頭痛のタネ、例のハレンチ牧師サワギ。

「CATHOLICS OPEN A DEBATE ON GAYS IN PRIESTHOOD」

by LAURIE GOODSTEIN

〜BISHOP HAD QUASHED THE IDEA OF A STUDY〜

「坊主とオカマのカンケイを考えよう!」

てなもん。

(THE NEW YORK TIMES)

アメリカの枢機卿の告発に始まり、次つぎと降りかかる聖職者の少年愛モンダイにコマリ果てたローマ・ヴァチカン当局は、ソモソモ牧師稼業にはホモ文化がツキモノなのか、もしそーだとすれば、それが性的虐待と、どーツナガルのか、などのロンギを始めた。

カソリック教会は今、危ないミズギワに立たされておる。

8年前、「PRIEST」(牧師)なるタイトルの映画がゲイの牧師の苦悩を描いて話題になった時、カソリック当局は、これは「反カソリック」のネライだとして抗議した。

今や、カソリックのアチコチから、「牧師とホモ」を検証すべし、の声が上っている。

性的凌辱で一番多いケースは、成人男子と少年のカンケイで、それをワレワレはホモ・セクシャル関係と呼ぶ、別にオドロクことではない、と、或る識者は言う。

性的凌辱のヒロガリとか、聖職者の性に関しての、信頼に足る統計は無い。教義的にも、牧師の純潔という前提の上に成立している教会としては、聖職者の性習慣などについての研究などに、興味を持ったことなど全く無かった。

15年ほど前に、アメリカの枢機卿たちが、ロヨラ大学の心理学教授ケネディ氏に、何度か、牧師のセクスについての研究を依頼したことがあったが、他の枢機卿たちがこれをツブシた、と言う。

性的凌辱に関して、何人の牧師が告発され、何人が有罪になったか、なんて記録は普通、教会には残っていない。

被害者側の弁護士による全国的な調査によって、1000人の牧師が告発されていた事実が明らかになっているが、その中の何人が牧師を辞めているのか、何件が冤罪であったのか、などは判らない。 

現在、アメリカのカソリック牧師の数は46,075名。

セクス犯罪の研究者によれば、モンダイは、「ホモセクシャル」と「小児凌辱」という別々の要素がイッショクタにされていることだと。

「ホモセクシャル」が「ヘテロセクシャル」、つまりフツーの男より小児嗜好だとは限らない。

センモン家によれば、モンダイの牧師の殆どは正真の小児嗜好ではない、その相手は小児ではなくティーン・エージャーだと。そしてそれは性的な好みというよりも、牧師が接触できる範囲から来ている、と。

あるセンモン家は、指摘する。正確な情報があれば、全体の見取り図が変わって来るかもと。牧師の凌辱の相手は、若い女性も多いのだと。もしかすると、被害者は男より女の方が多いのではないか。

このオドロクべきバクロを巡って、いろんな方面、リベラルもコンサヴァも、オカマもノンカマも、牧師の性的凌辱、ホモセクシャリティなどについて、ロンギするべし、と。

リベラルは指摘する。モンダイは教会のセクスに関するウソと、牧師をシバる独身規定だと。性的に未経験な若い男が、セクスをタブーとする男ばかりの修道院にブチ込まれるところにある、と。

コンサヴァは指摘する。モンダイはアメリカの自由放蕩とアメリカの教会の牧師の独身についてのイイカゲンさにある、と。そしてゲイの権利獲得がアカンと。凌辱犯ポール・スタンレイの場合、彼が少年とのセクスを容認する説教を行っているにも拘わらず、ボストンの教会当局が彼に何の処置も行わなかったと。

スベテは抑制の崩壊から来ている、とコンサヴァは主張する。


オカマとかホモとかは、フツーの世界ではそんなにモンダイにはならない。バテレン世界のタテマエとホンネの間にこの一物が挿入された時、モンダイが起きるので。

ムカシの武士のサムライのお稚児さんとか、お寺の小坊主とか、わが国にもイロイロ歴史風俗はあったし、ホレ、例のアフガンの山賊連中のオカマ好きも、先日ご紹介申し上げたが。これをナンジャクと見るか、オトコラシと見るか、まァイロイロなのよネ。


おっと、教会のオカマに関して、もう1本、記事があった。ホンノサワリのみ。

「ON AGENDA FOR U.S.CARDINALS AND POPE : CELIBACY,GAYS AND WOMEN」

by MELINDA HENNEBEERGER AND JAMES STERNGOLD

「カミに仕えるか、カミさんに敷かれるか、それがモンダイだ」 てなもん。

(ローマ発)

ヴァチカン当局は、来週、アメリカの枢機卿連を招いて、セクス・スキャンダルに関して協議会を開く。独身、ゲイ牧師、及び、教会と女性の役割、などを議題に。

牧師が所帯持つこと、や、女性牧師の可能性、とか。

「牧師の妻帯、女性牧師、でスベテが解決すると言うものではない。ディスカッションが必要である」との声も。

ホモの牧師に資格を与えるかどうか、は大事なモンダイになりそう。


以上、アーメン。


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