U-MAIL(ウンコ通信) 2002/09/26
えー、9/12の U-MAIL でご紹介した木村氏が、バグダッド会議から戻って来られました。取り敢えず、その報告を載せます。
★「キムラ・イラク・レポート」 9/25
9月16日から19日にかけて、イラクに行ってきました。7月に訪れたばかりで、あまり間隔をあけずに訪問したわけですが、これで都合20回目のイラク入りとなりました。
今回の目的は、「バグダッド会議」という国際会議に参加すること。ここには世界各国から政治家が集まり、米国の対イラク攻撃や経済制裁を止めさせるには、どうしたらよいかと対策を練ったり、米国がどのような法律違反・犯罪行為をしているか、といった情報交換をするとともに、声明を発表する場でもあります。
アラブの政治家のみならず、欧米の政治家〜 イギリスのジョージ・ギャロウェイ議員、ロシア自民党のジリノフスキー党首、米国の元司法長官ラムゼイ・クラーク氏の代理の方など 〜も参加し、自国に帰ってから、会議の内容を踏まえて署名運動なりをやるわけです。
残念ながら、日本からは一人の政治家も出席しておらず、私が唯一の参加者となりました。皆が異口同音に、「イラクはウソをついていない」「英米はおかしい、狂ってる」と声明を発していましたが、日本では、このような会議の存在すら知られておりません。
さて、イラク国内の様子ですが、マスコミでは、彼の国の人々があたかも、極度の緊張状態を強いられているかのように報じられていますが、実際にはそれほどでもありません。友人たちは、「攻撃を恐れない」と語りつつ、米国のあまりの理不尽さに呆れていたようです。
しかし、イラクが国連査察を全面的に無条件で受け入れた後もなお、ブッシュ政権はイラク攻撃の計画を引っ込めておりませんから、かなりの不安を抱いていることは事実です。ごく親しい友人のA氏からは、「俺が死んだら、家族を頼む」などと本音を語られることもしばしばでした。
いずれにせよ、「狂気の沙汰」と化しているブッシュ米大統領が、イラクへの攻撃を仕掛けてくることに対し、皆、覚悟をしているようでした。
今回は短期間の訪問でしたが、近いうちに、再々度、バグダッドを訪れ、米国のイラク攻撃を止めさせるための連帯をしたいと考えています。まず、日本にいる間は、日本政府はもちろん、多くの人々に攻撃反対を訴えていきます。
平成14年9月25日 木村三浩