U-MAIL(ウンコ通信) 2003/01/23 


えー、イラク会議に出席していた一水会代表・木村三浩氏が、その帰り、モスクワにまわり、「愛国政党世界大会」に出席し、演説をブチ、21日に無事帰国されました。その報告をご紹介します。


「キムラ・モスクワ・レポート」

一水会の木村三浩です。1月18日に、ロシア自民党(ロシアの民族主義政党)のウラジミール・ジリノフスキー党首の招きで「第1回愛国政党世界大会」が行なわれ、日本代表として出席するため、厳寒のモスクワを訪れました。

大会には25カ国・29政党(団体)から44名の代表団が出席し、日本からは一水会、フランスからは昨年春の大統領選挙でルペン党首が大健闘した「国民戦線」のドミニク・シャボーシュ副党首が、ドイツからはドイツ国家同盟(German National Union)のリアネ・ヘッセルバース委員長らが出席、(そのほかの出席者については※資料1をご参照下さい)モスクワにあるイラク、ヴェネズエラ、ヨルダン、イラン、ウクライナの大使館も、それぞれ代表を派遣しました。

ジリノフスキー氏と 大会で発言する木村(隣は国民戦線D・シャボーシュ氏) ←画像クリックで拡大

大会の趣旨は、アメリカによる世界の一極支配に抵抗し、各国・各民族の利益や文化的な独自性を守ること。そのために、本来バラバラになりがちな民族主義者たちが、国を越えて集まるという初めての試みが行なわれたのです。ジリノフスキー氏の基調講演(※資料2)のあと、私を含む各国代表がスピーチを行ないましたが、各国ともに、イラクへの武力行使や、世界あちこちでの米軍駐留を「他人事ではない」ととらえ、強く反対しています。

大会では最後に共同コミュニケを採択し、「世界愛国者インターナショナル」の設立を宣言したほか、「我々は連帯して、世界を席巻するグローバルリズムから国益を守り、民族の国家的・文化的独自性や精神的価値を守り抜く。国際会議や国会などの場では、相互に助け合い、可能な限りの支援を行なう」、ことを約束しました。

世界情勢に対しては、「我々は堂々とイラク国民への連帯を表明し、独立を守ろうとする彼らの意志を支持する。そして、バルカン半島、ドイツ、日本、中東地域などでの米軍駐留に反対する」 と宣言、さらに、2004年2月に第2回目の世界大会を開くことで合意しました。

大会2日目には、チャンネルM1(日本でいうNHKのようなテレビ局か)のジリノフスキー氏の番組(トークショー)に出演したあと、プーシキン広場で市井の人々を前に演説を行なったのですが、昨今のアメリカの傲慢さに、モスクワの人たちもよほど腹に据えかねていたのでしょう。私がアメリカのグローバリゼーションやイラク戦争に反対するアジ演説をぶつと、私のたどたどしい英語にもかかわらず、大きな拍手で応じてくれました。

テレビ収録風景 プーシキン広場にて(木村) 

演説には各国報道陣がつめかけ、私のイラク支持の演説は「アルジャジーラ」TVにて、全世界に放映されました。


※資料1:そのほかの出席者の詳細

トルコ国会議員3名、チェコ共和党委員長、フィンランド愛国国家同盟委員長、インド愛国運動「ランガ基金」代表、レバノン愛国民主党副党首、ギリシャからの「ヘレニズム戦線」委員長、「クルド族連合」委員長、南アフリカ「反アパルトヘイト運動」代表。

アゼルバイジャン、アルメニア、ウクライナ、ベラルーシ、キルギス、カザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、グルジアなどの各国から民族主義政党の代表。


※資料2:ジリノフスキー氏の基調講演(抜粋)

「愛国的な新しい政治勢力が、世界各地で勢力を拡大している。社会主義者・共産主義者・民主主義者らは、まもなく政界の表舞台から去り、我々がそれに代わる日がくるだろう。親米的な政治家たちも、やがて平和裏に政界から追い出されることだろう。

ここに集まったのは『国益』を最優先に考える人たちである。だが、我々はファシズムや人種主義、差別主義を排し、あくまで、独立した国家間が互いに良い関係を保ち、相互の国民が幸せになることを目標にしている。

この世界大会は、それぞれ独立した愛国的な政党が一堂に会する世界初の試みだ。我々は、国家を内外から破壊しようとする全ての暴力に抵抗するため、ここに愛国戦線を開いた。我々は共通の目的と、共通の大志によって団結している」

「我々の『世界愛国戦線』は、ペルシャ湾岸で今にも始まろうとしている不当で略奪的な戦争を前にして開かれた。この戦争はイラク国民に痛みと苦しみをもたらすだけでなく、我々の国の経済にも深刻な打撃を与える。そして、世界経済を、アメリカ一国だけに有利なよう清算することにもなるだろう。

この大会は、対イラク戦争や、我々の国家に害をもたらす全ての戦争に反対する。我々には平和・安全・秩序が必要だ。『戦争』『革命』『大変革』といった名のもとに、これ以上人類が脅かされないよう、我々は政界に現れたのだ。

全世界の愛国者たちよ、団結しよう!」


ウム。クチでは「国益」を唱えながら、「信念」の持ち合わせまったく無く、アメリカの様子ウカガイながら、経済的ソントク勘定だけで、右顧左眄(ウコサベン)するモノワカリノイイオトナばかりのこの国。その典型が、トーダイホーカ→ガイムショー線上にズラリ。どー処理しましょ?

明治からヤリ直すっきゃ無い、ってのがココロアル人々の結論。そんな今、キムラ氏のような「国士」は稀少かつ貴重な存在。彼を中心にワレワレが広げつつある「NO,NO,BUSH,NO MORE WAR!」反戦キャンペーンを、もっと急速に強力にススメたいのだが。

アメリカでも反戦キャンペーンは急速に広がりつつあるが、ひとつモンダイが出てきておるのだ。ワレワレの周りでも同じ。それはベトナム反戦時と違って、キャンペーンが、モッパラ「ネット上」で広がっている、という事実。バーチャルとは言わないが、賛同呼び掛けも、広場とか駅頭とかでなく、ネットを通じてのケースが殆ど。これは新聞、テレビ、ラジオその他のメディアに「報道」され難い。「巻き込み力」がヨワイのだよ。行進とか集会とかいった、時間と体力を使っての参加が、モリ上がって来ない。ヒトノコトハイエナイ。根本のところで、「遠見の見物」と変わらないことになってしまう。

キムラ氏のようにカラダ張っているヒトに申し訳ない。

これをどーしたらイイカ。意見お寄せ下さい


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