U-MAIL(ウンコ通信) 2003/03/02-1 


「ヘラ鳥ウォッチング」:2/25

「IN LANDMARK TRIAL, AIDS VACCINE FAILED TO WORK」

by A.POLLACK & K.ALTMAN

「嗚呼、イノチのエイズ・ワクチンは、キャベツ畠でつくられる」

(カリフォルニア・ブリスベイン発)

カリフォルニアの、小さなバイオテクノロジー会社VaxGenのココロミ、初めてのエイズワクチンは、多数の被験者を使ってテストされたが、結果は失敗と出た。

しかし、ひとつワカッタことがある。それは、被験者の内、アフリカ系アメリカ人、と非ヒスパニック系マイノリティ−に関しては、罹病率が著しく抑えられた、ということだ。

会社側としては、これは全く予期せぬ結果で、ナゼ、人種の違いがワクチンのキキメに反応するのか説明出来ない、と。被験者の数をモット増やしてみないと、正確なところはワカラナイが、この発見は非常に興味あるものだ、と。

このワクチンは全体的には効果が認められず、何回も実験を重ねなければ実用には遠い。しかしこのデータは、このワクチンの製品化可能性へのカギとなるかも知れない。

VaxGen社は、米国保健省と、このワクチンを開発したGenentech社が、製品化のためのトライアルはムダである、と一度決定した後に、さらなるワクチン開発のために設立された会社なのだ。

で、このワクチンに関して、こんな大規模な実験が進められたのは、この会社の共同設立者、ドナルド・フランシス博士のガンコさのタマモノなのだよ。このヒトは、疫病とヴィールスのセンモン家で、20数年前、エイズが知られ始めた当時から、その危険性を見通していたのだ。

《Aidsvax》という名称で知られているこのワクチンは、《gp20》と呼ばれる蛋白質から作られる。これは《HIV》の表面から押し出され、人体の免疫システムの細胞とドッキングしてしまう蛋白質と同じモノ。

ワクチンに使用されるこの蛋白質は、ハムスターの卵巣内で、遺伝子操作によって作られる。このワクチンは、一種類の蛋白質だけで構成されており、ヴィールス全体ではないので、ヒトにAIDSを与えることは無い。そして免疫システムを刺激して抗体を作らせるのだよ。この抗体が実際のヴィールス中の《gp20》にクッツキ、免疫細胞への侵入を防ぐワケだ。(アナタワカル?ワメにはヨクワカラヌガ)

主流エイズ研究者たちは、このアプローチが成功するとは見ていない。なぜって、HIVは急速に変化する。ヴィールスには多数の亜流タイプがあり、その中にもまたイロイロな種類がある。シカルニ、VaxGenワクチンは、北米と欧州で一般的な、亜流Bタイプの中の、たった2種類の抗体に反応するように設計されておる、と。

でも、VaxGen社は、伝染の30%を防げれば、と望んでいる。他のワクチンよりはるかに低い数値だけれど、認可されるメドとなるのではないか、と。その30%に未だ達していないのがモンダイだと。

多くの科学者たちは、より強力なワクチンのアプローチは、免疫システムの第二の腕、いわゆる《殺し屋T細胞》を刺激して、エイズヴィールスに侵された細胞を破壊させる方法ではないか、と。

その他にもイロイロ新しいワクチンが開発されつつあるが、《AidsVax》には、数年のオクレをとっておる。というのも、《AidsVax》は、他にサキガケテ既に第3段階の臨床実験に入っており、これは通常、薬品として認められる最終段階なのだよ。

この実験は59ケ所で行なわれた。多くはアメリカ本土、カナダの一部、プエルトリコ、オランダなど。

5400人のヴォランティァが参加した。その多くは男性。実験開始時には誰ひとりHIV感染者は居なかった。

参加者の中、5100人は、多数の同性とセクスしたと言う《ゲイ》連中。

300人は女性で、セクスによる感染危険率が高いと考えられる連中。

参加者の2/3には、3年間にわたって、《ホンモノ・ワクチン》7回の注射。1/3にも、同様に注射、だたしコッチはスベテ《ニセ・ワクチン》。

その結果。《ニセモノ》組の感染率は5.8%、《ホンモノ》組は5.7%、統計的には差がナイ。

ただし、黒人、アジア人、その他のマイノリティ人種に関しては、《ホンモノ》組3.7% に対し、《ニセモノ》組9.9%、という数字が出ておるそうな。


ウーム。ちょっとスゴイではないか、この人体実験。5000人のオカマと300人のセクス・ギャル。不特定多数とのセクスの頻度の高そうなニンゲン、つまりエイズに罹りそうな連中を択び出して、片方にはホンモノワクチン、もう一方にはニセワクチンを注射する。3年経って、両方の罹病率を比べる。

ホンモノ、ニセモノ、の区別は当然本人たちにはナイショだろう。ニセモノと識らずにワクチン打たれて、セクスして罹病した連中はカワイソウだ。これはハッキリ言ってサギ・ペテンではないか。

ヴォランティァ、と呼べばカッコよく聞こえるが、これは一種の社会的キャベツを利用した実験だぜ。

万事下り坂、オサキマックラの末期シホン主義市場では、いかにエイズ・ワクチンが強力商品として期待されて居るか、スター商品に成り上がるチャンスが大きいか、というコトだろうけど。

嗚呼、グローバリズムの成れの果て、ナノテク時計は死を刻み、キャベツ畠に陽は沈む。ヤダネッタラ、ヤダネ。は。


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