U-MAIL(ウンコ通信) 2003/07/20 


えー、イラクでアメリカの兵士が、不満をバクハツさせておる。そのターゲットは、国防省の「文民長官」ラムズフェルド。まァ、ダレが見ても、ラムズフェルドの強引愚眛ウェー振りは、常識を超えておる。で、ボストン・グローブのコラムニスト、グリーンウェィが、キッパリ正面から引導ワタシとる。一応そのロンリを追ってご紹介。


「ヘラ鳥ウォッチング」:07/19〜20

「FIRE RUMSFELD AND WOLFOWITZ」 by H.D.S.GREENWAY

「小ブッシュ大統領の代わりに、ラムズフェルドとウォルフヴィッツをクビにせよ」

グリーンウェイ(ボストン・グローブ)

(ボストン・発)

国防省率いるラムズフェルド長官は、小ブッシュの閣僚スベテマルメ込み、本来は、国務省、CIA、法務省に属すべき権限にまで踏み込んでおるのや。こんな越権は、かのマクナマラ以来のことでっせ。

国防副長官ウォルフヴィッツは、小ブッシュ政権内で一番アタマがイイ、とウワサされる人物。自分の計画通り、サダム・フセインを除去した今、そのアタマで、アメリカのアタラシイ外交策を立てておるわけや。

ナンノカンノ言う前に、この2名を即刻クビにすべきだ。ナゼナラ。

この2名が関わったイラク・キャンペーンは、大ドジではないか。「キャンペーン」というコトバを使ったのは、もしアメリカが言うように、イラクに自由な民主主義的社会を開かせようと言うのがホントのホンキなら、サダムの政権と軍隊を転覆させたのは、トッカカリに過ぎないからさ。

それは未だ成功していない。目下のところ、ドーシヨーモナイ傲慢と無能のカタマリであるペンタゴンのリーダーどもは、ヤルことナスこと大ヘマの連続ではないか。もし小ブッシュ政権に責任感というモノがあるなら、ラムズとウォルフに辞任を求めるべきだよ。

第1に。国防省の役人どもは、軍服組が早くから進言していた、作戦実行にはモット充分な兵力が必要だ、と言うアドヴァイスをシカトしたのだよ。

だからバグダッドへの進軍中に、補給線がアブナクなったりした。バグダッド陥落後は、その秩序維持が出来ないアリサマだ。

第2に。人をコロスのが専門の戦闘部隊に、警察の役割をマカセた。だから、デモ騒ぎが起きた時に、群衆向けてヤタラ鉄砲撃ちマクルだけ。ラムズフェルドは、占領後の掠奪騒ぎにも、自由化にツキモノの現象とウソブク始末。

ペンタゴンはオメデタイことに、イラクの軍隊と警察が、アメリカに協力して呉れると思い込んでいたらしい。ところが軍隊も警察もバラバラに分解してシッチャカメッチャカになってしまった。

ペンタゴンの最大のヘマは、Aプランがダメな時はBプランに切り替える、という計画性がマルデ無かったことだ。手ヌキ安アガリに、イラクを扱おうとしたラムズフェルドは、トドノツマリ、イラク駐留予算を倍増するしかなかった。先週のことだ。

ペンタゴンは前々から警告されていたのだよ。軍隊の直ぐ後に、実質的な警察軍(MILITARY POLICE FORCE )を投入すべし、と。そのスベテがシカトされたのだよ。

ラムズとウォルフは、外交上よく言われる「大間違いのコンコンチキ」をやってのけたのだ。これは40年前の、ピグス湾事件よりも、重大なことかも、アメリカにとっては。武装部隊が、市民のインフラを破壊しないようにと努力するハズが、結局は大規模破壊にツナガリ、戦闘後の掠奪騒ぎで水の泡になってしまったからだ。

このダメージはハカリシレナイ。物質的なことだけでなく、政治的なダメージも悪化し続けておる。 ペンタゴンの役人たちは、バース党のクビキが無くなった後、イラク国民が抱き始めていた希望を台無しにしてしまった。政策はバラバラ、その真空地帯メザシて、アメリカの利権への敵意が押し寄せる。ゲリラ戦も増える。

アメリカが最初に任命した総督、ジェイ・ガーナー大将は、失政がアキラカになった時点でクビになったが、この戦後の処理失敗は、ペンタゴンの上部役人どもが責任負うべきものだよ。

かつて、キューバの、ピッグス湾事件直後、ケネディ大統領は、(事実上失敗したと言える)この計画の立案責任者、CIAのリチャード・ビッセルに、内閣のシステムとしては、大統領自身が辞職するべきだ、と語っていたそうな。しかし実際には、ビッセルが辞職したのだよ。

だから、今、小ブッシュは、ラムズとウォルフに、このハナシを聞かせてやるべきではないかね? 


ウム。オナツカシヤ、ケネディさんが引っ張り出されておるが。まァ、ケネディも、その後のヴェトナム戦争の見通しをハッキリ持っていたとは思えないし、グリーン・ベレー部隊の強化など、チカラの外交を志向していたことはイナメない。

しかし、テキサスのカウボーイとはダンチガイのアタマを持っていたことはタシカ。暗殺寸前にこう言っておるのだ。

「世界のドノ国も、それぞれ独自の伝統、独自の価値観、独自の願望を持っておる。世界の人口の6%に過ぎないアメリカが、94%のそうした国々を、ワレワレ自身のスガタに合わせて作り替えることは出来ない」

さて、小ブッシュ、そのウシロに居てはるウォルフヴィッツはじめ、ネオコン一派の面々は、40年ムカシのこの警告を、ドウ受けとめとるのや? イラクの失敗のセキニンを、誰が取るのや? 蛙のツラにションベンてか? は。


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