U-MAIL(ウンコ通信) 2003/07/23 


謹啓 鎌倉市長殿

えー、本来ならば、直接手紙差し上げるだけで済むことなれど、何時もこのサイトご覧になってる方々を立合人として、あるいはタヨリとして、この一文を、かの、「椰子の実」のごとくインタネットの大海に流しやれば、思いがけぬ海上の道を経て、立体複合的に、お手許へ届くことあるやもと、なんとも時代外れのココロミ思い付き、実行する次第であります。

実はワタクシメ、23年ほど前に、鎌倉に移り住みました。と言っても、戦前に一度、戦後にも一度、都合3回目の鎌倉住まいとなる、69才の輩で御座りまする。U−MAIL「ウンコ通信」と称するこのHPサイト覗いて頂けば分かることでありますが、ナリワイとしては、広告音楽手がけて50年近くになります。週日は毎朝東京に出向き、仕事終われば鎌倉に戻るという、いわば東京出稼ぎ人であります。

キワメテ個人的なコトでありますが、ワタクシメも、慶応義塾幼稚舎→同普通部→同高等学校→同大学経済学部卒業(1957年)と、貴兄同様、トコロテン式慶応義塾出身者であります。戦中一時、個人疎開的に鎌倉に住み、第一小学校と、神奈川師範付属小学校に短期間在籍したことがあります。

本題に入ります。

鎌倉市の行政、特に交通行政に関するいくつかのクレームであります要するに。

1)道路の混雑

正月、夏季など、特別の期間は別にしても、主として観光にやって来るクルマによる道路のフン詰まり、このモンダイであります。一般車両も大混雑ですが、特にバカデカイ観光バスによる交通渋滞。京都などと違って、鎌倉の道路はセマイのです、ご存じのように。例えば朝比奈鎌倉霊園界隈のS字カーブでは、あのバカデカイ車体はスレ違えず、他の車両を巻き込んでの立往生シバシバ。これをナントカ規制出来ないものか?

このフン詰まりの道路に観光目的で押し掛けてくる一般自家用車両もタイヘンだと思いますが、ワレワレ鎌倉住人はモット大変。特に土日祭日、所用で駅まで行くのに、クルマは勿論、バスもタクシーも使えず、荷物手に、歩かねばなりませぬ。極寒、酷暑、悪天候の折りなど、老人には大変酷な仕打ちだと思いませんか?

まァ、神社仏閣、あるいは周辺の店舗は、ソレナリの収益が揚がるからヨロシイが、一般住民にとってこの渋滞は、迷惑以外のナニモノでもなく。

しかも宗教法人には「税」が掛からず、一般住民にとっては鎌倉の「地方税」は他都市と較べ、割高と来てる。このヤラズブッタクリの別名が「ブンカ都市」と言うのではアマリニモ、ではアリマセヌカ? ナントカ早く、具体的な手を打って下され。

その方策に関しては、コチラ側にも多少の考えはありますが先ず「施政者」側から、具体的に提示して頂きたく。今まで何人もの市長サマが掛け声だけはカケても、一向にラチが開かなかったことは、ご存じの通り。

たとえば、7、8年前、提出されていた「ロードプライシング」なる提言。アレは一体どーなったのでありましょうか。この命名自体、チョット気取り過ぎていて、イケマセン。「外来車有料化計画」と日本語でハッキリ示すベキであります。

また、一般住民だけでなく、市内タクシー運転者にも反発買っている、「新興ワカモノ人力車団」の迷惑モンダイも、これは平成13年春頃からの現象ですが、抑止策、改正策が出て居りませぬ。

これは笑顔・健康美?売り物のポン引き風若衆俥屋への観光客の好奇心が支えているのでありましょうが、一夜漬けの知識による鎌倉ブンカPR効果などでは、一般通行人の「迷惑」への免責にはナラナイ、ということをシッカリ考えて頂きたく。実際、自動車は通れないセマイ小路に勢いよく走り込んで来て、通行人が傍に避けなければならない場合もシバシバ。

2)道路の構造的不安

カンタン具体的にに言うと。例えば、ワタクシメの住居の周辺、浄妙寺→鎌倉霊園→横横高速へツナガル道路。20数年前、ムカシの金沢街道が途中から横横高速道路とツナガったために、交通量が激増、ダンプ・トラックなどの重量車両も制限ナシに入って来るようになった。

そのため、道路が疲弊し、凹凸がヒドクなり、クルマの振動がモロに家屋に伝わって来るので。道路に直接面した家屋はモチロン、数十メートル奥に離れた家屋にまで振動が伝わる。その揺れは、特に早朝6〜7時、学童通学を考慮しての通行制限時間寸前に集中し、ヒドイ時はオーバーな表現でなく、震度1〜2のユレ感覚。

タマに部分的改修工事が行なわれても、タチマチ元の凸凹に戻る。それはアタリマエで、モトモトが金沢八景方面への間道、現在のような交通量、重量に耐えられるような頑丈な造りの道路ではない。それが横横高速とツナガッテしまった事実を考慮しなければならぬハズ。

重量車両の侵入へのクレームに対する市当局、あるいは警察の言い訳はいつもキマッテ、「国道」だから交通制限出来ない、というリクツ。それならば、「国道」らしく、交通量、重量車両に耐えられるシッカリした道路に作り変えるベキではないか。

コマカイ点を指摘すれば、道路面の各マンホールの位置もモンダイ。丁度大型車両のタイヤが踏む位置にアルものが多いのだ。それが重量車両のバウンドを生み、その直下の空洞部分に反響して、それが振動のモトとなる。コマカイ点だが、こうした事実にたいする具体的配慮からスベテが始まるので。

実は、20年ほどムカシ、同じような事態が発生し、その時は弁護士と相談の上、緊急要請を「内容証明」文書にシタタめ、神奈川県知事、鎌倉市長、鎌倉警察署長宛てに発送した。(関係書類ファイルを調べて頂ければ分かる。1983年3月31日付けの文書)

この時は、一応、県土木部が、周辺の震度を調査し、その事実を認めて、不完全ながら、多少の改良工事を施した。しかしそれ以降、状態はさらに悪化しておる。しかし、またまた「内容証明」でクレームを送り付けるのも手続き厄介。あれから20年経って、市民生活のコミュニケーション方法も、パソコンの発達で大変化しておる。

ワタクシメの、このHPサイトは約5年目だが、社会問題、外国情報、音楽、芸能、教育、などサマザマな分野をカヴァーしている他、野坂昭如氏常打ちの時事コラム欄も設置、イラク侵略戦争反対署名キャンペンにも協力参加しており、また、ワタクシメが、ムカシからの友人、野坂昭如、永六輔、小林亜星、3氏連合の、イワユル「世直しトリオ」の活動をサポートしていることもあって、各方面、各年代からのアクセス度は、自分で言うのもナンだが、カナリ高い。

そこで、冒頭に述べたように、鎌倉の行政に対する注文も、このサイトに一度流した上でお届けすることにした。まァ、「内容証明」に代わる実質的公開化というか、ハナからシカトされないためのテダテ。

で、本日を第1回目として、今後も、状況に応じて続行させて頂きたく。小五月蝿いジジイ奴、とお思いでしょうが、悪しからず。ご返事、ご教示、ご協力頂きたく。草々。

鎌倉市住民  桜井 順



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