U-MAIL(ウンコ通信) 2003/09/19
えー、今週の「ヘラ鳥」ウォッチングから、先ずはインドのホモのハナシ。
「KEEPING THE CLOSET DOOR CLOSED」:9/18 ★CLOSET=隠れホモ
「隠れゲイは便所に閉じ込めろ〜インド政府のホモ対策」
インド政府は、最近、「ホモ」を認めず、ゲイ共同体を社会の隅っこに押しやる政策を再確認した。
デリーの最高裁法廷での論議で、政府は、「インド社会は、ホモ/レズの慣習を許容しない」と主張した。
ニューデリーに本部を置く、エイズ患者の厚生福祉を推進する団体、「NAZ基金」が、ホモの合法化を求めた裁判でのハナシ。
NAZは、ホモを違法とするインド刑法377条の憲法上の有効性をモンダイにしたのだよ。
この法律によれば、「自然の秩序に悖る性交を、男、女、動物に対して行なった者は、終身刑、又は10年以上の刑を課せられる」
NAZは、刑罰が怖くて、男たちがホモであることを告白しないために、治療が妨げられる、と主張。
今年6月、100人のゲイが、「ゲイの権利」主張してデモ行進した。あまり同情の無い見物人の眼の前で、身を宝石で飾った男たちは、「愛し、愛されよう!」などと書いた旗や、ゲイの権利のシンボルであるレインボー・フラッグを打ち振ったのだ。
インドではゲイはタイヘンなのよ、ホントに。ゲイと一緒に働いていた、保健士が、「不自然な性行動」を促進する陰謀に加担したとして、警察に襲撃されたこともある。
5年前には、一流監督、人気女優によるレズを主題にした映画「火」が、右翼からの抗議で映画館から閉め出された。
大衆文化としてのヒンズー映画の中でも、ゲイ役俳優は、風刺の対象として笑い者になるだけ。
ゲイ向けの新聞「ボンベイ仲間」を始めたロウ・カヴィ氏も自分のゲイ性向について語ることはあっても、迫害を怖れて、男ト寝タ、とは決して言わない。
デリーで、高級美容院チェーンを経営するシルヴィー氏も、男のカラダに女のココロが溢れておるのだ。彼のオトコオンナ風衣裳は芸能新聞の絶好のフォート・ターゲットだが、彼も、ゲイの実行者であるとは決して認めない。
政府のゲイ迫害スタンスは、ゲイ仲間のインターネット上では大論議の的となっておる。世界でのゲイの権利の変化に言及する者が多い。曰く:
アメリカ最高裁は、テキサス州のアンチ・ソドムの法律を無効とした。
カナダの2州、ブリティッシュ・コロンビアとオンタリオでは、同性結婚が批准された。
英国でも、間もなく、ホモ・カプルが、異性カプルと同等の法的権利や市民権を貰えることになる筈。
「少なくとも、ワレワレの存在は認められるべきだ」とは、インターネット上の意見。「国連でさえ、ゲイはビョーキではない、と認めている」「同情や援助はイラナイ。ワレワレが求めるのは、誰も傷つけることなく、自分なりの生活が送れる権利だ」
もっとも重大な批判は、政府が、伝統にシバラレた社会の中で、ゲイ仲間をさらに疎外しようとしているという指摘だ。これがHIV保持者、エイズ患者たちを地下に潜らせ、ビョーキ蔓延の手助けをする結果にツナガルのだよ。
刑法377条は、アキラカに時代錯誤であり、退嬰的であり、法令書からトックに削除されているべきシロモノだ。
筆者スリヴァスタヴァ氏は、ニューデリー在住のジャーナリスト。自分自身に関しての
COME OUTはナシ。
ウム。ムズカシイ。「自然の秩序」を乱すことは、少子化につながり、それは「国力」の減衰につながる、ってのは施政者のマッサキに考えること、特に、ゲイ・ホモ傾向が拡大している先進ブンメイ諸国では。しかしゲイへの圧力が隠れホモを殖やし、それがエイズ増大につながれば、それもまた「国力」の減衰のモト。しかも、インドは前にご紹介したように「世界5大エイズ発展途上国」のヒトツ。コマッタコマッタ。