U-MAIL(ウンコ通信) 2003/09/20
「ヘラ鳥ウォッチング」
えー、日本の企業が、アフリカのマラリア退治に一役買っていた、というより大貢献していた、というハナシ。ワメは知らなんだー。ミナサマご存じなりや?
「IN AFRICA, A NEW HOPE IN FIGHTING MALARIA」:9/19
by THOMAS CRAMPTON
「住友化学、やってるじゃん!」 トーマス・クランプトン
WHOと、複数国の大企業が、アフリカで、防虫加工のプラスティック新製品の生産を開始した。専門家によれば、これはマラリアの蔓延スピードを抑えるのに、大きな効果がある、と。
つまり、「防虫ネット」と、「殺虫剤」を組み合わせたワケ。
ご存じのように、サハラ以南のアフリカ地域では、マラリアは子供の死亡原因の第1位のビョーキ。
今まで、殺虫剤の散布は、掘っ立て小屋風の住居では、あまり効果的ではなく、防虫ネットも、破れ易かったのだ。殺虫剤とネットの組合せは、1990年代に入ってのココロミだった。
先ず、改良された防虫ネットは、子供のマラリア罹病率を30%下げた。そのネットに殺虫剤を加工することで、その効果は倍増したのだよ。
従来、モンダイのネックは、ネットの防虫効果が6ケ月しか保たなかったこと。
そこへ、日本の住友化学が、防虫剤を、「オリセット」という名前で知られるプラスティック重合体の水晶質の中に合体させることに成功したのだ。
「オリセット」ネットは、防虫効果が5年以上保たれ、ネットの耐久性もズット長いものになった。値段の方も、ネット1ケ、5$、従来のネットの2倍だが、使用期限が10倍にも延びたわけだから、グット割安になる。
公共衛生に大きな恩恵を与えるのは確かだが、市場が限られたこの商品だから、販売利益は望めない。つまり商売にはならない。で、住友化学は、この技術をアフリカに委譲することに同意したのだよ。
WHOの指導とユニセフの協力で、エクソンモービル社と、タンザニアの防虫ネット製造業者が組んで、アフリカでも最も防疫の必要な地域に、この技術を配布することになり、先月、既に製品の生産が始まっている。
国連のヘルス・エージェンシーとしては、大きな利益は望まない「市場スキマ産業」として、この技術がそれぞれの地域市場に広がって行くことを求めている。
先ずは、タンザニア、アルシャの「A to Z」という繊維工場が手を挙げた。
この工場は、現在、従来型のネットを年間3000万個、作っている。この年末までには、「新型ネット」45万個の生産、2004年には、150万個の「オリセット」ネット生産が見込まれておる。
これには住友化学の製造工程への助言と、エクソンモービル社の合成樹脂の提供が必要となる。
ウム。そーゆーこと。15年位ムカシ、住友化学のソ連(当時はまだロシアではなかったのだよ)向け農薬のアニメーションCMに、音楽を付けたことを急に思い出した。ワメの作ったメロディにロシア語くっつけて、ロシア人のオジサンが歌ったっけ。