U-MAIL(ウンコ通信) 2003/10/03-2
えー、ちょっと順番ズレたが、もう1本は、サウディ在住の国際的弁護士のアメリカとイスラエルの関わり方についての意見。
「ヘラ鳥ウオッチング」
「WHAT IF AMERICA JUST QUIT THE MIDDLE EAST?」:10/02
「アメリカが中東から手を引いたらどーなると思う?」
ジョン・V・ウィットベック
(サウディ・アラビア・ジッダ発)
中東の平和に関するアメリカの役割への否定的評価が大きくなって来て居る。
この6月、《Pew》による、世論調査が行なわれた。世界21ケ国、15、000人を対象のこの調査で、ハッキリしたのは、イスラム世界の反米感情の高まり。
伝統的に親米な筈のヨルダンで97%がアメリカのイラク戦争に反対。
NATOのメンバーであるトルコで83%がアメリカに批判的。
アメリカはイスラエルに肩入れし過ぎるか?との問いに、21ケ国中20ケ国(なんとイスラエルも含め)が「その通り」と。
イスラエルが「その通り」と言ったのはフシギでもなんでも無い。イスラエルはパレスチナと「共存して行く他ない」のだよ。なのに彼らの生活は2000年にシャロンが出て来て以来、パレスチナ人ほどではないにしても、危険と不安定のド真ん中に在る。
1967年以来、イスラエルがアラブ地区の占領を続けていることは、アメリカにとっても何の利益もないのだよ。
イスラエルの占領を支持するアメリカ人とは。
1)ハルマゲドンを信じる狂信的なキリスト原理主義者。
2)イスラエルに「移住」することなく、アメリカ国内で裕福に快適に暮らしていることに良心のイタミ感じているユダヤ人たち。
3)この2ツのグループに逆らわないことで、自分の政治的立場を有利に保とうとするイワユル政治屋。
だから、アメリカがイスラエルに肩入れし過ぎる、と感じるイスラエル人とは、1967年以来、アメリカの介入は平和をススメルどころか、平和をブチ壊す結果にしか役立たなかった、と見ている人達なのだ。
イスラエル/パレスチナの平和締結のためにはアメリカの積極的な介入が必要だ、というのが、多くのヒョーロン家や、政治家の一致した見解だが。
トンデモナイ。平和実現のためには、一刻も早く、アメリカが全面的に手を引くことが必要なのだ。
想像してご覧よ。アメリカがドッチ側にも、軍事的、経済的、外交的な助力をしない場合を。国連の安保理でも、イスラエルに関する決議に「拒否権」行使しないと。
コマルのはキリスト原理主義者と、イスラエルの政治家だ。しかし、これで多くのイスラエル人たちはホっとする。トンネルの向こうに明かりが見えるようになる。
アメリカの影が景色から消えれば、イスラエルの「占領」は維持出来なくなる。平和への「道路」から大きな石が取り除かれる。
そして大きな副産物が期待出来る。
イスラム世界でのアメリカへの怒りが消える。何千万ドルが、建設的な方向に流れ、それは回り回ってアメリカ人の生活水準を上げることにツナガル。
アメリカは世界に対し、恐怖の対象ではなくなり、かつての尊敬を取り戻せる。
ユメ見てるって? そうさユメさ。アメリカは多分、平和への道の障害になり続け、世界はバカバカしい莫大な出費を続けることになるだろうさ。
ま、そーゆーことだわな。としか言いようがナイ。は。