UーMAIL(ウンコ通信) 2003/10/21
「ヘラ鳥ウォッチング」
えー、バンザイ。マハティールにスタンディグ・オベイションじゃ。言ってくれた言ってくれた、ポチでは引っ繰り返っても言えぬホントのことを。
「JEWS‘RULE’WORLD,MAHATHIR ASSERTS」:10/17
「MALAYSIA APOLOGIZES FOR MAHATHIR'S REMARKS ABOUT JEWS」:10/20
「マハティールの最後っ屁」
マレーシアの新首府?プトラジャーヤで開かれた世界イスラム会議の席上で、16日の木曜日、10月31日に22年間の首相の位置から「勇退」するマハティールが、ズバリ、ホントのことを言ったのだよ。
そこに列席していたのは、シリアのアサド大統領、パキスタンのムシャラフ大統領、サウディ・アラビアのアブドゥラ皇子、インドネシアのメガワティ大統領、ロシアのプーチン大統領、フィリピンのアヨロ大統領、などなど。
イスラム・サミット会議は3年に1回開かれる。今年は9・11以降初めての会議。
9・11に続くアフガニスタンとイラクへの侵攻は、イスラム世界から見れば、アメリカが対テロ戦争を口実に、イスラムへの戦争を仕掛けて来ていると感じるわけだ。
マハティールはこう言ったのだ。「ヨーロッパは1200万人のユダヤ人の中、600万人を殺戮した。けれども、今日、そのユダヤ人が代理人を使って世界を牛耳っておる。ヤツラは、自分たちのために、他の国をケシカケて、闘わせ、殺し合わせておる」
ユダヤ人種への激しい非難演説の中で、マハテールは、イスラム世界の経済的科学技術的進歩の低調さを嘆いたのだ。近代的教育、テクノロジー、進歩を、イスラムへの「呪い」と捉える宗教原理主義者の狂信を拒絶せよ、と。
マレーシアは、宗教原理主義者の誘惑を退けた現世的指導者マハティールの下で急速な経済繁栄を遂げた。
しかし、このところ、マハティールと彼の一派は、マレーシアの保守的イスラム党に勢力を譲りつつあった。
マハティール政府は、国際的なアルカイダ狩り、ジェマー・イスラミア狩りにも協力して来た。
しかし、グローバルなユダヤ人の影響を非難する一方で、マハティールは、イスラム教徒に、ユダヤ人の教育や教養と競え、と説いたのだよ。「ユダヤは、2000年の抑圧を生き抜いた。反撃するのではなく、考えることによって」
イスラムの近代化を呼び掛ける彼のコトバを裏書きするように、この会議での彼の服装は、伝統的な民族衣装ではなく、青いスーツとネクタイ姿だった。
マハティールは根っからのパレスチナ贔屓であり、アメリカの中東政策とイスラエル支持への激しい批判者。そしてアジアの経済界に、規制撤廃してシホンの流れを作ろうとしたアメリカのグローバリゼーションの批判者としても有名。
今週、マハティールは、バンコックでのAPECで小ブッシュと会って、このハナシを持ち出すチャンスがあるだろう。
3ケ月ほど前、マハティールは、自分の党の年次会で、イラク戦争を、西欧の世界制覇の野心のアラワレとして糾弾した。
しかし、先週の演説では、「米欧の政府」は、「世界勢力」に成り上がったユダヤの「操り人形」に過ぎない、という表現になっておるのだ。
マハティールは、イスラム世界は勇気とアブラの力で結束して、イスラエルの不法を暴き勝利へ向かうべきだと言う。
「ワレワレは、腕力だけでは闘えない。頭脳力を使って闘うべきだ」と。
このマハティールの言説をメグって、世界はハチの巣つついた状態を呈しておる。欧米は立場上、不快の念を表明し、マレーシアの外相は一応格好としてはヒラアヤマリ。まァ、それだけ、ユダヤ人の世界ネットワークのチカラが隠然たるモノであり、それだけこの最後っ屁が効いた、というワケだ。も一度、拍手、チャッチャッチャ。