U-MAIL(ウンコ通信) 2003/11/21-2
「ヘラ鳥ウォッチング」
えー、このところ、あまり情報が届いてこない、あのアフガンの現状について、またまたクリストフ君が1本記事書いているので、ご紹介いたす。
「SEIZING FAILURE IN AFGHANISTAN」:11/18
「アフガニスタンの失敗をソーカツせよ」
ニコラス・D・クリストフ
(紐育・発)
えー、外交モンダイ・クイズを一丁。
(1)アフガン戦争から2年経った。アフガンのアヘン=芥子の栽培はどーなっておるのか?
A)カルザイ政府と米軍によって殆ど絶滅した
B)30%減った。根絶には2008年までかかる
C)19倍に増えた。アフガンの芥子畑は世界のヘロインの最大供給源
(2)アフガンの厳格宗教地区、パクティカ、ザブールでは、通学する子供たちは:
A)5倍になった。女の子も殆ど3年生までは終了している
B)40%増加。女の子は殆ど通学していないが
C)減少。治安悪く、学校はすべて閉鎖
オワカリカ?正解は、嗚呼、ドッチも(C)なのだよ。
ホワイトハウスも遂に、イラクのシッチャカメッチャカ状態を認めたけど、どーすればイイカは、「アフガンの経過を考える」ことだよ。アフガンの平和の壊滅は、今、イラクよりヒドイのだ。
「今やアフガンは、モトノモクアミ以下。麻薬カルテルと麻薬テロリストたちの思うがママ」と国連の麻薬担当官は言う。
ワイは小ブッシュのアフガン戦争はホンキで支持した。カブールでワイは、一般市民が自由を解放してくれたアメリカに対して、大感謝しているのを、この目で見たのだよ。そして治安の回復への希望がミチミチておった。
当時ワイは、アフガン東南部にクルマ走らせようと考えていた。しかし、その時、6人のアフガン人が、その地方からハナをチョン切られて帰って来たのだ。ハナシによると、タリバンが、検問所で彼等のクルマを止めた。6人は既にヒゲを剃り落していたので、ハナを剃り落されたというワケだった。ワイはアゴを撫で、テメエの鼻を護るために計画をアキラメたのだ。当時アフガン人は、とりわけ、道路上の安全を求めていた。
あの時ペンタゴンは、イラクでと同様のミスジャッジを犯した。治安保持をアマク見たのだ。今、タリバンは復権しつつある。
「治安に関しては最悪だ」と国際軍団のベーカー司令官は言う。
昨年、12人の支援活動家が殺され、多数が負傷した。一昨年、支援活動家への攻撃は平均1月に1回だった。今は1日に1回。
現在、東南部の少なくとも3地区は、実質的にタリバンが支配しておる。
「ワレワレは15年間、アフガンで支援活動してきた。今が一番アブナイ」とアメリカの支援グループは言う。
「ユダヤ教、キリスト教社会に近付くな」とタリバンは最近の公開状で警告している。さらに、音楽を禁じ、支援活動家の葬式を禁じ、非イスラム教育を禁じている。これに違反すれば「悪い結果をカクゴせよ」と。
芥子ブームは、景気下降スパイラルの産物のヒトツ。2000年にタリバンは芥子栽培を禁止した。で、2001年の収穫は、わずか185トン。国連の予想では今年の収穫は、3600トン。その収益はアフガン軍閥(トイウカ山賊ダベガ)とタリバンの支援金となる。
麻薬の運搬ルートにもっと注意を、と呼び掛けているアメリカの情報アナリストによれば、アフガニスタンは今や世界の麻薬用芥子栽培の75%を占めておる、と。しかしこの麻薬モンダイは小ブッシュ政府内ではあまり注目されていない。
小ブッシュ政府は、もっとアフガニスタンをイラクの手本と考えるべきやろが。
ウム。9・11のホトボリ醒めぬ2001年12月7日付けのこのサイトで、ワメはアフガンの「芥子栽培」についての記事をご紹介申し上げた。チョイと引用すれば。
「タリバン去ってケシ戻る」
ティム・ワイナー(NYタイムズより)
春になれば、アフガニスタンは、ポピーポピーの花盛り、に戻れるかも。
「今がケシを植える時期なんじゃ」と54才の農民、アブダル・ワキルは言う。
「今年、ここらあたりじゃ、村の400家族がケシさ作ってるだ。ケシさ集めて袋さ入れて、金曜の市場に売りに行くだ」
「ほかに生きるテダテはねェだ。子供は10人おるし、家族全部では28人にもなる」
ここら辺では、農業以外に生活手段は無い。しかし、小麦や玉蜀黍ではとてもじゃないが、食って行けぬ。ケシ栽培だけがカネになる。
1999ねんには、アフガニスタンのケシ原料収穫は世界一、45万kgあったのだ。2000年にはそれが。タリバンの禁止で、1万8千kgに減っていた。
しかし、アメリカと北部同盟がタリバン駆逐すれば、1、2年以内には、世界のヘロイン市場トップの位置に戻れるだろう。
バイヤーは、キロあたり200ドルで買ってくれる。フルーツや野菜の100倍の値段。
アブダル・ワキルは言う。「俺たちゃ頑丈でよく働くだ。だけんどココにゃァ工場を仕事も無い。アフガニスタンになんか産業作って呉んろ。そうすりゃ、ケシから手を引くだ。これがオラのメッセージだべさ」
ケラバードの22才のオバイドゥラは言う。「去年、1ヘクタールの土地にケシ作って、13000ドル儲けただ。これで15人の家族養って、耕作牛2頭手に入れた。同じ土地に小麦や野菜作ったら100ドルが精々だべさ。それにここらは、4年続きの大旱魃でよ、野菜や穀物はダメだけんど、ケシは旱魃にツヨイんだわさ」
ジャハラバードで誰もやりたがらない薬物規制の役人務めるシャムシュル・ハックは言うのだ。「何故ケシ作っちゃイケナイのか誰も農民に説明しない。世界がなんとか助けてくれなきゃ、の王民は畠だけじゃなく、屋根にだって、植木鉢にだってケシ植えちゃいますよ」
ウム。そーゆーコトなんだ。
「食うため」という理由は文句なくツヨイ。モグラ叩きとニンゲンの関係では、モグラの方が、モンダイなくツヨイ。ニンゲンはテメエの欲望に引き回されてクタビレてしまうのや。自然体のモグラのネグラは「Q」かも。ヴェトナム以来のアメリカ政府タブーワード、「Q」はイラクでは国名の内部に入ってしまっておるのや。前にも言ったけどシツコク言うぜ。ソレ!
「IRAQQQQQQQQUAGMIRE」