U-MAIL(ウンコ通信) 2003/12/02
「ヘラ鳥ウォッチング」
えー、もう同じパターン何回記事にしたことか、クリストフ君、今度は中米に飛んで、シツコク米国シホン主義を告発。もうこの構図はミエミエだから、ごく手短にご紹介する。
「CHOOSING PATENTS OVER HEALTH」:11/25
「ビンボー後進国の《生命》よか先進国の《特許》が大事」 ニコラス・D・クリストフ
(グァテマラ・コーテペック発)
ヒラタク言うなら、アメリカの貿易アジェンダ(協議事項と訳されるが、実質アメリカ帝国の御印篭)が、トドノツマリ、中米のビンボー人をコロシて居る、と言うことやんけ。
よーするに、クリントンも小ブッシュも、アメリカのクスリ屋の利益守るために、ビンボー国にジェネリック(特許切れ)薬品を売ることに障壁を築いている、ということ。
例えば、ここグァテマラ(人口1200万人)では、67000人がHIVまたはエイズに感染している。その内子供は5000人。その殆どは結局死んでおる。
オドロイタことに、このビンボー国は、そのナケナシの金で、有名ブランド会社の、高価なエイズ治療薬を買っているのだよ。ジェネリックではなく。安いジェネリック買って使えば、3倍のニンゲンが助かるハズなのにだ。ホンジュラスでも事情は同様。
なぜ、コンナコトが?ワタシがインタヴューした医師や公衆衛生局に言わせれば、中南米諸国は、ワシントン政府にヨク思ワレタイ、というキモチが強いのだと。
アメリカの貿易ナンヤカヤの代表、ロバート・ゾーリックは貿易促進に骨折っているし、ラテン・アメリカにも配慮している。
しかし全体としてワガ米国は、患者(PATIENTS)より特許(PATENTS)を優先するのだよ 。ジェネリックはシカトされるのや。
ツマリ、中南米の患者のギセイの上に、「ブリストル・マイヤーズ・スキッブ」のごときクスリ屋が、テメエの株式配当をセッセと増やしておるのだよ。
ウム。中南米のジェネリック使用に、米シホン主義のカベが立ちハダカっておるのだ。
ソモソモ。ワメ的には「シホン主義」も「民主主義」も、多くのニンゲンに「幻想」抱かせる点では「ビョーキ」と言うべきだ。
「シホン主義」の病原体はヨーロッパで培養され、16世紀以降、アメリカの広大野ッパラでメイッパイ広がったわけや。ま、その経緯で、「インディアン」と誤認された原住民を鏖殺したのが、アメリカの原罪、セイシン病用語では巨大虎馬。そのムクイが、現代アメリカのトウモロコシ産業の病的肥大化(それがアメリカ国民のケンコーをムシバンデいることは、昨年7月のこのサイトで《アメリカにノサバる玉蜀黍皇帝》でご紹介した)と、タバコ産業の大矛盾、国民的のアレルギーとしての禁煙病として発症しておるわけや。
「民主主義」の方は、ヨーロッパ諸国の市民連中が、それぞれエゴイ王朝連からモギリ取った「自由」とは違って、「だだっ広さ」のシノニムとしての「自由」、それをフラッグに仕立てて、17世紀以降、ゾクゾクと泳ぎ着いて来た世界中の「難民」をイワユルヒトツの「国家」にデッチ上げる方便としたのじゃゴザンセンカ?それもタテマエ「坩堝」(ルツボ)実態は「エスノ・サラダボウル」だってことは衆知の事実。
このビョーキが今、トコトンの最終段階に至っておる。その黙示録的予兆が、「エイズ」なのだよ。
でも、小ブッシュ周辺のアタマの程度では、その予兆を読み取る能力ゼロやねん。で、困った時のカミダノミで、ヴァチカン式ノー・ノー・コンドームにスガル有様。ドーショーモナイ。
「イラク侵攻」にしてからが、これは「戦争」ではないのだよ。だから当然「大義」などハナっから無い。
これは純粋な経済行為、アメリカ式シホン主義の「イラク印アブラ大売出し」なのだよ。だから結末は「勝利」か「敗残」か、ではなくて、「大儲け」か「破産」か、なのだよ。
テメエのカカトが「大破産」の剣ガ峰踏んでるのを、ホントにご存知無いのか、ノーテンキに「飛んでバグダッド」パフォーマンスなどやってるテキサス小ブッシュも、牧場の納屋の中の「肖像」の方は、もはやズタボロなのはマチガイ無い。選挙用に持ち出した時点でみんなビックリするぜ。今、世界は「ドリアン・グレイの肖像」ダラケなのさ。は。本日の大風呂敷、ココマデ。
さて、ここでクリストフ君に名指しされた「ブリストル・マイヤーズ・スキッブ社を、チョイトご紹介しておく。
BMS社と略称されるこのクスリ屋サンは、1887年創立のブリストル・マイヤース社が、1989年に、あのペニシリンの大成功で名前を売ったスクイブ社と合併して巨大製薬会社となったもの。
本社:NY・パークアヴェニュー
社員:44000人
売り上げ:181億ドル (2002年)
純利益:21億ドル (2002年)
そして、
研究開発費:22億ドル (2002年)
つまりモウケをマルゴト開発、つまり投資に向けておるのや。
製品は、抗ガン剤、抗生物質、抗ウィルス剤、抗アレルギー剤、ホルモン剤、さらに、1992年から供給始めた複数のエイズ治療薬も、公的指定薬として承認されておる。
で、そのメッセージ:「1世紀以上の歴史と実績に培われた研究開発力をバックに、オリジナル製品の開発、市場導入を意欲的に進めると同時に、ライセンス活動の積極的展開を図ることで、ビジネス・スケールを拡大し、医療の現場において、多大な貢献を果たして行きたい」だと。