U-MAIL(ウンコ通信) 2003/12/09-2 


「ヘラ鳥ウォッチング」

えー、これはモシカすると、アルカイダの変身かも知れぬ。イラクの米軍兵士が、「砂漠の蝿」ゲリラにヤラレておるのだ。その傾向と対策をザっとご紹介致す。


「U.S.TROOPS IN IRAQ INFECTED BY PARASAITE」:12/09

「米軍悩ます砂漠ゲリラ:その名はサシチョウ蝿」 ドナルド・G・マックネイル

(フィラデルフィア・発)

多数のアメリカ軍部隊が、イラクで、「砂漠の蝿」に噛まれてビョーキに罹っておる。

「リーシュマニア症」と呼ばれるこのビョーキは、150の部隊で発症しておる。今後数ケ月、増えるだろうと医者は言う。

この「砂漠の蝿」本名はサシチョウバエ。ソイツに噛まれると3種類のビョーキに罹る。

1: 内臓リーシュマニア症:発熱、肝機能障害、脾臓腫大、重症になると全身の衰弱を起こし死亡。予防ワクチン無し。

2: 皮膚リーシュマニア症:吸血された部分の腫れ、腫瘍、壊死。予防ワクチン無し。

3: 粘膜・皮膚リーシュマニア症:皮膚症状から始まり、鼻腔、口腔、周辺に移転し、鼻中隔、口唇部、口蓋部の欠損を呈する。予防ワクチン無し。

分布は、中国、アフリカ、中南米。予防は防虫スプレーや服装にタヨルっきゃない。

潜伏期間は数週間から数ケ月。サシチョウバエに刺されないよう、吸血されないよう、防虫スプレーや服装で防御するっきゃナイ。

湾岸戦争時には、50万人のアメリカ軍の内、32人が罹病しただけ。皮膚リーシュマニアだった。しかしアレは涼しい季節、「蝿の季節」以前だった。全員完治した。しかし今回は3月から戦争が始まった。医者連は、ピークは12月から1月だろうと。

軍当局は、WHO推薦の「ペントスタム」なる薬剤を使って治療に当たっている。静脈注射を10日から20日与えるのだ。解熱、鎮痛効果は早く、医者はこれで内臓への影響を抑えようとする。しかし、この薬剤を長期間使用すると、肝臓と脾臓がヤラレる。戦場で使用するのは難しい。

来年2月までに、1000例位の発症が予想される。ナシリヤのタリル空軍基地は、生物化学兵器探索の専門家が配置されているが、「ワレワレの時間の95%は、リーシュマニア対策に消費されておる」と。

「砂漠の蝿」にヤラレた兵士たちは、1日40人のペースで、ウォルター・リードに送られ寝かされておる。

「イラクに留まる限りは、長い辛い道が続くのだよ」と専門家は言う。


ウム。「刺される」ってのはヤナもんだ。この蝿、キリスト教徒だけを狙うのだろうか?


BACK