U-MAIL(ウンコ通信) 2003/12/11 


「ワメの大風呂敷」 〜イラク「派兵」をメグって〜

えー、「イラク復興支援」と言うタテマエの「対米忠犬ポチ公」ポーズがキマった。

ポチの吠え方の評価とは全然カンケイ無く、これは「ケンポー」がどーしたの、とか、「戦争地域」がこーしたの、とかの次元のモンダイではないのだよ。

イラク・シッチャカメッチャカは、「戦争」でも「テロ」でもない。これはアメリカの「経済行為」なのだよハナっから。ダブル・スタンダード、と言うコトバが当て嵌まるかどうかワカラナイが、イラクに「民主主義」を、と言う時の「民主主義」は、アメリカ流グローバル型「シホン主義」のシノニムなんだよ。「民主主義」でサダムを放逐し、「シホン主義」でアーブラガダブラ利権をゴーダツしようってコトじゃゴザンセンカ。

ここはヒトツ、1972年に書かれた「ワッサーマンのアメリカ史」の目ン玉からモノを見るべし。

ワッサーマンは、1942年に「アメリカ精神の歴史」を書いて、「モットモラシイ歴史学」に風穴あけたチャールズ・ベアードの延長線上で、よりゲリラ的にアメリカ史を修正シタ歴史学ゲリラ。

「ワッサーマンのアメリカ史」は、こう始まるのだよ。

「南北戦争のおかげで、大金持ちになった商売人が何人かいる」

これで充分なのだ。「リンカーンの黒人解放戦争」なんてハナシはモチロン今時ダレも信じやしない。南部と北部の経済条件の対立がモト、てのがジョーシキ。でもそのもっと先に、純粋に戦争ソノモノで大儲けしたニンゲン中心のアメリカ史ってものがある。それはムカシのハナシで無いのだよ。今もズーッと続いておるのやで。

ワッサーマンは書く。

「南も北も、金持ちに対しては、徴兵延期を設けた。南軍は、奴隷を50人以上傭っている者を兵役義務から外した。北軍は、300ドル払えば、兵役義務を逃れることが出来るようにした」

「300ドル払って、兵役逃れた人たちの中には、J・P・モルガン,ジョン・D・ロックフェラー,アンドリュー・カーネギー,ジェームス・メロン,などという名があった」ニホン共産党的物言いになってしまうが、先ず、片方にこうした「戦争成金」がドンと居てはるのや。そしてもう片方には、後からこの国に泳ぎ着いた、あるいは拉致されて来たヒトビトがゴマンと居てる。今も、その構図はチイとも変わって居らぬ。

アメリカという国は言ってみれば殆ど全員が難民としてこの国にやって来ておる。最初の中は宗教難民や。しかし、ナニゴトも先物勝ちや。戦争成金+WASP中心の鋳型がカタマった後では、成り上がるにはスポーツとゲイノーとセンソーしか無いのだよ。

スポーツとゲイノーは何時でもオープン。だけどセンソーは時々だし、危険率バカ高い。でも、そこへ身を張る。最近ではナンと言っても泥沼「ヴェトナム・テスト」だ。そのキケンなロープよじ登って、30年後、アノヒトコノヒトが、国務長官になり、大統領候補の候補になっておるやんけ。泥沼地獄テストの副作用をヌケたヒトは物書きになり、映画を作り、ヌケられなかったヒトは精神錯乱者になった。

ま、そーゆーこと。オモテはセンソー、ウラはショーバイ。マーケティング・インセンティヴ、ムカシ「十字軍」、イマ「民主主義」。そこで。

アナタを納得させるためのデータ。 

ついこないだのアフガンでの例:(¥にて表示)

レーザー誘導爆弾 1ケ  667万円
GPS誘導爆弾 1ケ  216万円
バンカー・バスター爆弾  1ケ 1747万円
デージーカッター 1ケ 328万円

F14A戦闘機 1機 45億6000万円
F15C戦闘機 1機 51億6000万円
FA18E戦闘機 1機 72億円
AC130U攻撃機 1機 86億4000万円
B2Aステルス爆撃機 1機 2520億円

空母エンタープライズ 1艘 540億円
空母カールビンソン 1艘 2400億円

償却年数はソレゾレだが、忽ちスベテが消費され、反動的に新需要が発生する。戦争と言う名の市場、破壊と言う名の莫大消費、原始型躁病シホン主義ポトラッチポルカやねん。笑いがトマラナイヒトが必ずドコカに居てはる。ニホン国にもそのチャンス出て来た。

ヨロシイカ、この「事実」が大分母や。この上でチョロチョロ派兵したり、射殺されたり、怒ったり泣いたり喚いたり心配したり。吹けば飛ぶよな小分子やねん。アホちゃうか?


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