U-MAIL(ウンコ通信) 2003/12/15-3
えー、ヒトの国のことなんかどーでもイイのだけど、モンダイの小ブッシュの対抗馬に関してはイササカ野次馬根性がハタラク。
そこで、突如的に、ゴアのオスミツキ貰ったハワード・ディーンについてのナンヤカヤ。ゴア・ショック前日のディーンのヒョーバンと、翌日のエディトリアル、両方並べてご紹介致す。
「ヘラ鳥ウォッチング」
「LIKE THE INTERNET, HOWARD DEAN IS EVERYWHERE AND NOWHERE」:12/11
「まるで月光仮面、本質掴めぬインタネット人間、ディーン」 デヴィッド・ブルックス
(ワシントン・発)
ワタシのディーンの印象は、アイオワにやって来た彼の演説の第一声、「ワレワレ田舎モンは・・」に始まる。パークアヴェニュー育ちの彼が「田舎モン」なら、ワタシは「シバの女王」だぞよ。
しかし彼はマジだった。笑われたり、反撃されたり、なんて考えてもいないようだった。よーするに彼は、何にでも変身して、何でも言えるのや。
他の候補者は、自分の経歴にコダワル。口にした政治信条の統合性を守ろうとする。ディ−ンは、候補にシャシャリ出たトタン、自分の過去をプラスマイナスまとめてポイしたのや。ヴァーモント州知事としてのディーンは、民主党中庸派だった。でも、選挙カーに乗り込んでからの新ディーンは、ヴァーモント州民ビックリの「怒れる一匹狼」になった。
旧ディーンは、自由貿易論者、新ディーンはその反対。旧ディーンは老人医療改革にサンセイ。新ディーンはタナ上げ。旧ディーンは米ライフル協会にゴマスリ、新ディーンは銃規制論者。旧ディーンは企業寄りの財政承認論者、新ディーンはラルフ・ネーダー張りの環境論者、「多国籍企業の奴隷になるな」と吠えたのだよ。
哲学者サンタヤナがかつて言った。「アメリカ人はヒトツの説に拘泥しない。軽い気分で変説する」
ディーンはWASPとしての自己表皮を脱ぎ棄てた。中庸派知事としての自己も脱ぎ棄て腐敗と戦うための月光仮面として、突如ドコカカラ、中央舞台に登場したわけだ。
新ディーンはナンデモアリなのだ。精神異常ではない、防衛政策のドシロートが、こんな台詞を吐くこの厚かましさはどーだ。「チョイト大統領、もしヨロシケレバ、防衛についてチョックラ教えてやんべか」「議会なんざ、ゴキブリの集団だべが」
ナンデモアリのディーンにとっては、リベラルだの中庸派だのといったカテゴリーはどーでもイイのだ。スジミチなんかにはコダワラナイのだよ。
例えばイラクをどーするか?その答えはタカ派風。「ワレワレは責任を逃れるワケには行かない」
ところが別の機会にはハト派風に。「派遣軍は帰国させねばならない」そして、その代わりに、外国軍隊を11万人募集するべきと。この上何十万ドルもイラクに注ぎ込むわけには行かないと。そして「シゴトを終えるまでワレワレはイラクに留まるべきだ」ここでハナシはモトに戻る。
その場その場で、ディーンは、ズケズケとアイマイに正直に発言する。論旨一貫せず、矛盾だらけだ。
よーするに、このオトコには根ッコが無いのだ。それがこのオトコにスンバラシイ新鮮さと、イキイキとした自由さを与えるのだよ。
彼の選挙資金集めや組織作りは、インタネット中心と言われておる。それが彼のジンカクイメージ形成にどう関係しているかについては、検討されない。
インタネット上では、長期間の持続は必要無い。その時その時にズケズケと強力であればヨイ。イメージは直ぐに消え失せる。ヒトビトはユルヤカに自由に無防備につながる。
ディーンは「インタネット・マン」だ。ウキウキした瞬間とハゲシイ告発がカワリバンコに繋がったヒモ人間なんだよ。モンダイになるのはタダヒトツ、ワレワレ田舎モンは、誰にでも変身出来るようなオトコの手に権力をユダネるのは、シンパイでナンネェのだよ。
ウム。テレビで見る限り、新ディーンはチョイとハシャギ過ぎに映るが。は。