U-MAIL(ウンコ通信) 2003/12/28 


えー、サダム拘束後の、イラクの状況は、西側メディアからの一方通行。ワレワレには、判断の材料が無い。大日本SDFが出兵する先の安全度だって、まるでワカラナイ。なんとか連立でヨ党に残りたい四谷組の大番頭がサマワくんだりまで出掛けて「比較的安全」だとか。見たいモノしか見てこない日本人と、見せたいモノしか見せないアチラと。ホントのところはドーなっておるのか。

そこで最近のキムラ・レポートから。多分モトの英文からして、イササカ分かりにくい。適当に意を汲んでご紹介申し上げる。


★「キムラ・イラク・レポート」 12/19

〜木村三浩HP《今週の一言》より〜 「バグダッドより届いたメッセージ」

*アメリカの占領について:

1990〜2003の13年間、経済制裁を受けて、イラクでは150万人が死亡した。これはアメリカの犯罪。

イラク人はこうした状況が、サダム・フセインによって救われるとは思っていなかった。今回の戦争で、アメリカが言うように自由と幸福がもたらされるかも、と考えたが、これが、開戦の理由同様、ウソであると分かった。今ではすべてのイラク人が、どうやって占領から解放されるかを考えている。

*日本について:

イラク人は「サムライ」をよく知っている。日本人は深い歴史を持ち、強い敵と戦う、行動的な国民。今、「なぜ日本人はアメリカを助けるのか」と言っている。

アメリカ人の家族すら、息子がイラクから戻って来ることを求めているのに、なぜ日本政府は、若者をイラクに送るのか?アナタたちは、イラクのニュースを見ているのか?

おそらく、日本の報道では、イラク南部の実態は伝えられていないのでしょう。イラクでは、北部、中部、南部、情勢はどこもほぼ同じです。抵抗運動側は、アメリカと一緒に来るスベテの外国人を殺す、と言っている。

*サマワシティーについて:

サマワは歴史的な街。1920年、英国の占領への最初の革命・抵抗運動が勃発したのがこのサマワの街。その時、彼等は、英国軍の戦車と迫撃砲と機関銃に対し、剣と棒切れと石で戦ったのだ。現在も、口ではハローと言っても、心中穏やかではないのだ。

今、スベテのイラク人たちは、こう叫んでいます。「占領終わらせろ、外国の軍隊は出て行け」

現在の状況は2ケ月前より、はるかに悪くなっている。明日はもっと悪くなっているだろう。

*フセイン大統領の拘束劇について:

1)イラク国内で報じられているニュースによれば、米兵たちは、フセイン大統領の居場所を、特殊なガス弾で爆撃した。大統領はアメリカの言うような「穴の中」ではなく、近くの家の中で拘束された。拘束の2時間前に、逮捕された親戚が情報を提供した。

2)反フセイン派は喜び、フセイン支持派は悲しんでいる。

「好むと好まざるに関わらず、彼はワレワレの大統領だ。フセイン大統領への侮辱はワレワレへの侮辱だ。ワレワレは怒っている」

「彼は外国に逃げ込まず、占領に対抗した。勇敢なナショナリストだ」

3)誰がみても、写真では大統領閣下は意識がモウロウとしているように見える。ナゼ、アメリカ軍は、拘束場所とされる「穴の中」の大統領の写真を見せないのか?ナゼ、彼の足許を見せないのか?穴の中に居たにしては、服がキレイ過ぎるではないか?


ウム。たしかに、そう言われてみれば、発表された写真には不可解なところがある。女性兵士の英雄物語をデッチ上げた「実績」があるし、パール記者虐殺の報道にも批判が出ておる。アメリカの、特にテレビ報道には過剰な演出があるのは周知の事実。

拘束に当たったという米軍兵士は「ネズミみたいに穴に隠れていた」と嘲けっていたが、この「穴」は、ベテランコラムニスト、サファイアの記事の中では「蜘蛛の穴」と表現されていた。ヴェトナム戦争時代のスラング、ヴェトコンが潜んでいた「穴」のことだと。「ネズミ」などと言うコトバは全く無かったのだよ。これは先週、ワメがこのサイトでご紹介した通りだ。イロイロ食い違いがあるのォ。


BACK