U-MAIL(ウンコ通信) 2004/01/22
えー、ワメ言うところの「アメリカのビョーキ」のひとつ、禁煙シンドロームは、世界の街NYで、イロイロな反応を見せておる。「NY蛍族」なる変種も生まれておる。
そのピークが、NYブンカの担い手を自称する《ヴァニティ・フェア》誌編集長とNY市長のアイダの八百長大論戦。ソフィスティケーション強すぎてワメにはナンノコトヤラ。バカバカしいけど、大幅カットの上、かなりのインチキ偏向訳にてご紹介。
「ヘラ鳥ウォッチング」
「NO SMOKE,BUT THERE'S LOTS OF IRE」:1/21
「煙は見えぬが、火はボーボー」
〜ヴァニティ・フェア編集長とNY市長の《ケムハラ》ディベート〜
ジェニファー・シュタインハウアー
(紐育・発)
喫煙こそ市民の自由と解放のシルシ。とこの編集長は言って見せる。スタンスとしては。
第108代目NY市長ブルームバーグは、市長に就任する以前から、《紐育》と《聖林》のピカピカキラキラを一手に扱うハイブロウ月刊誌「ヴァニティ・フェア」編集長カーターと、ファッションからグルメからご婦人方まで、NYブンカについての趣味・含蓄は一致していた。贅沢きわめたマンハッタンのレストランで一緒に食事を楽しんだりして居ったのだ。
つまり、カーターとしては、ブルームバーグを「ダチ」だと思っていたのだよ。
だからブルームバーグが、NY市に、室内喫煙全面禁止令を施行した時、カーターはアタマに来た。レストラン、バーで喫煙し続けたカーターに3回の召喚状が届き、彼の事務所には市の検査が入った。カーターは、これを「ケムハラ」と呼んだのだ。
「これはトンデモナイことだ」とカーターは叫んだ。「これは市民の自由のモンダイであり、NY市のモンダイでもある。イイカイ、ここはデンヴァーやシアトルとはチガウんだぜ。NYはタバコのケムリとグルメと酒で保っている街なんだぜ。人は夜を楽しむんだ」この半年、ヴァニティ・フェア誌は、毎号ブルームバーグとそのスタッフを攻撃し続け、ケムタガラれた。9月号には市長のプロフィールを載せた。お世辞は一切無く、遂には宿無シ、とまで呼んだ。さらに、市長を批判する論説を3回以上掲載した。
2月号では、市長を「新婚旅行から帰ってくるや否や、新婦に向かって、これからはカンゼン菜食主義で行くからな、と宣言した新郎みたいなもんだ」と。
しかし、ブルームバーグ配下の役人たちは、カーターはやり過ぎだと言う。「自分の雑誌をテメエの主義を押し出すために利用するなんて、ジャーナリズムの倫理にハズレてる」と市長の報道官スカイラー氏は言う。
市長のプロフィール書いたバズ・ビシンジャーに言わせれば、市役所の抗議も行き過ぎだと。「オレの記事は、むしろホメてんだぜ。市長自身の独特の方法でだけど、なかなかヤリテだって言う風にさ」
まァ、イロイロあるけど、たとえばカーターは54才にして、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリー晩餐会のホスト役を降りた。61才のブルームバーグがスバヤクその位置を襲ったのだった。
まァ、面白半分のナンヤカヤの後、昨年の春、ドカンと禁煙令が出た。
そしてカーターは、市長を焦らすように、四六時中、公共スペースでの喫煙を続けた。一度など、《フォー・シーズン》で、市長の近くの席でタバコに火を点けたのだよ。
ブルームバーグ市長は言う。殆どのNYッ子は、禁煙を支持しておると。「ただ、ハナシが禁煙となると、ヤタラ興奮する雑誌編集長が約1名居るだけや」さらに「取り巻きも、彼を見放しておる、なにしろ彼は犯罪者やからね」
カーターも、ブルームバーグはイイ市長だ、次の選挙にも1票入れるツモリだと。「アイツは金持ちや。ワイは貧乏や。アイツはタバコ吸いよらへん。ワイはスパスパ行くで。けど趣味はバッチリ合うとるねん」さらに「アイツはオモロイ奴っちゃ。サイコーの遊び仲間やんけ。タバコに関してだけはアカンのやけど、アイツと同席するのは大好きや」
ウム。イワユル煙に巻くってか。イイ大人が、こんなアソビをやってる場合かよ。テメエの国の中では、「健康に有害」と禁煙しといて、外国、とくに日本を含めアジアには、ホゴ関税を貿易違反とする大統領令《301》号タテに、無理矢理タバコ輸入させるダブルスタンダード。今、アメリカのタバコ・メーカーほど、論理矛盾な存在は無いのだよ。砂糖黍だけじゃない、タバコの葉っぱも人殺しの唄うたうのや。ザワワ・ザワワ・ザワワ。