U-MAIL(ウンコ通信) 2004/02/23-4 


「鎌倉大革命」第7報

えー、鎌倉浄明寺地区の墓地騒動は、ヒトツの転機にサシカカッタようだ。

これまで、「住民代表」として「墓地反対」活動して来た「文化と環境を守る会」が、2月15日、住民集会の席上で解散し、この先の寺側との交渉役を、「生活と環境を守る住民の会」通称「住民の会」に委ねることとなった。

実質不法な「鎌倉保健所」の「許可書」をタテに、昨年8月から強引に墓地造成工事に突入した「東京・高輪・正満寺」に対し、「守る会」のスタンスは、昨年夏の時点での「絶対反対」から、次第に寺側に押し込まれて「条件闘争」的な色合を深めて行った。

10年前、同じ正満寺の「墓地経営申請」に対し、住民の反対をまとめて、保健所に寺の申請を却下させた「守る会」のS会長に対し、今回、寺側は前以て、役所側に周到な根回しを行なった上、「年令を考えてイイ加減に手を引いたらどうだ」などと言う脅迫めいた文書までドコカから届けさせていた。ナントモ卑劣なヤリ口ではないか。

そして。寺と住民の間に、途中から「仲介役」顔で入り込んできた鎌倉市役所の景観課のO課長が、いつのまにか、「寺の意向」を一身に背負って、「守る会」の外濠をジワジワと埋めて行ったのだよ。「守る会」のS会長は、O課長をフトコロに入れることで、寺側の「情報」を探ろうとしたのかも知れないが、結局はミイラ取りのミイラと言うか、逆に「反対」の糸口を失って行った。寺側は、見え透いた「配慮」を約束する姿勢だけ示しつつ、実質的には思うがままの工事を勝手に続行しておるのだ。

で、第6報でご報済みだが。1月24日、寺の工事に一部関連ある排水管工事について、一時的な付近交通止め実施への了解を得るため、景観課O課長以下、鎌倉市役所の工事担当職員が、周辺住民に説明を行なった。その際、寺の造成には直接関係ない部分の工事費まで、寺に負担させる工事計画であることが露見し、「絶対反対派」住民の怒りを買ってしまった。

住民が反対している当の相手である「正満寺」に「借り」を作ることになる計画などトンデモナイ、役所と寺は完全に「癒着」しているではないか、そのウラにナニがあるのだ、というハゲシイ糾弾だった。まァ当然のコトだよ。役所の無神経ぶりにはオソレイル。

で、これがヒトツのキッカケになって、100%寺側のスタンスで動いている役所をまるでチェック出来なくなった「守る会」に対して、「一般反対住民」の不信が募り、住民集会の結論として、「守る会」の解散、「住民の会」への引継ぎがキマったわけなのだよ。
その「引継ぎ」に当たって、「守る会」が、昨年9月以降、5回、寺側と「話し合い」を持っていた事実が判明した。これは一部、住民にも報告されてはいたが、「話し合い」と呼べるような内容ではない。「不法な工事」の強行というトンデモナイ状況には、ホホカムリしたまま、寺側が一方的に工事の進捗状況を説明し、工事車の通行に伴う交通整理など、アタリマエの処置を、いかにも善意の行為であるかのように説明していただけ。

「守る会」の大きな失策は、今年1月15日の「話し合い」で、市役所の公共事業である排水溝移設工事を、正満寺の費用負担で実施するというハナシが出た時に、これを「鵜呑み」にした反応のニブさ。これに異義を唱えなかった「守る会」の姿勢に「安心した」市役所が、前述したように、1月24日の「住民への説明会」で、正満寺の費用で公共工事とはナニゴトカ、という住民の激しい吊し上げを食らう結果となったのだ。役所側には、「守る会」と「話し合い」してあったのに、という不満顔がホノ見えた。

冗談じゃないよ。「公共」というコトバのイミがまるで分かっていない鎌倉市役所の体質にはアキレルしかない。そのウラでホクソ笑んでる正満寺のズルサは言うまでもないが。

まァ、この辺に、「寺の意向の代弁者となり果てた鎌倉市役所」と、ムイシキ過剰にツルンデしまっていた「守る会」の限界があった、と言うべきだろう。

これからは、「住民の会」が、寺と役所に対して、その「不法」と「不正」を根本的に糺弾して行くことになる。

当然ながら、一方的な「工事続行中」と言う状況を容認した上での「寺」と「守る会」の「話し合い」の一切は「ご破算」だ。「原点」に戻っての新たな「話し合い」が必要。

このモンダイの「原点」は2ツ。

「なぜ、よりによって、こんな崩落の危険ある土地に、墓地を造成するのか」という疑問に答えない正満寺の姿勢。さまざまな業者とカランだ「計算」がスケスケに見えておる。
必要条件まったく満たしていない、寺の「申請書」を書類上の所見だけで「別段法的不備は無い」として「許可」を出した鎌倉保健所長の、重大な責任。「過失」か「談合」か?
法的なナンヤカヤの検証、不法工事差し止め請求は当然だが、それとは別に、「社会正義」「ニンゲン倫理」から、この2ツのモンダイを、徹底的に追求することが、「住民の会」に課せられた使命だろう。

チナミに、一昨年の「イラク反戦」キャンペンに協力してくれたワメ周囲のヤング「勝手連」が、このモンダイに関する情報を鎌倉周辺にバラ撒きつつあることを付記しておく。


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