U-MAIL(ウンコ通信) 2004/03/20-3 


えー、エジプト・カイロで、アメリカのイラク占領をオチョクった芝居が今、大アタリ取って居るのや。


「ヘラ鳥ウォッチング」

「STAGE JABS AT U.S.OCCUPATION OF IRAQ FILL A CAIRO THEATER」:03/20

「アメリカのイラク占領諷刺劇、カイロで大アタリ」 ネイル・マックファルカー

(カイロ・発)

ちょっとビックリするぜ。カイロの喫茶店に座っていると、ドア蹴破ってアメリカの武装兵士の一団が乱入して怒鳴る。「テメエ等のオンボロ車を退けろ!」

兵士たちは役者なのだ。ハナギル劇場のロビーのコーヒーショップに乱入する兵士は、イラクに侵攻したアメリカ軍のオチョクリ、その時のアラブ世界の衝撃を感じさせるためのシカケ。

この反米芝居は、カイロのオフ・ブロードウェィで上演中の「精神大錯乱」。1月末に2週間の予定で幕を開けたのが、連夜売り切れの大当たり。

この低予算の作品は、イスラエル・アラブ紛争、結婚できないワカモノたち、インチキなアメリカ商品、乱立する衛星テレビ局など、数々の地域モンダイを扱って居るのや。

モチロン目玉ターゲットはアメリカのイラク占領であり、その表現は皮肉・諷刺なんてナマ易しいレベルのモノではないのだよ。

「全面降伏しか選択は無かったのか、抵抗出来たのではないか」作・演出・主役のカレッデル・サウィは言う。「長いモノに巻かれろってか。黙って死ねってか。ミンナは反抗する芝居を見たがってるんちゃうか」

この芝居の奇抜な着想。サウィ自身が演じるアメリカ司令官トミー・フォックス将軍が、人気のテレビ番組《望郷エジプト》のゲストとして登場する。

「ミナサンご存じのように、今、アタシたちは、自由の空気を吸っております」番組ホステスのマダム・ナディアが、将軍を紹介し、「アラブのヤングに是非ヒトコトを」と。

「ワシはアラブのヤング連に申し上げたい。ワレワレは古い政府から諸君を解放するためにやって来た」とフォックスは喋り始め、時折、とても英語では活字に出来ないようなアラブ語で話し続ける。

芝居はアメリカの政策を嘲る材料に、様々なアメリカ文化を利用する。ラップ・ソングやショー・ナンバー・ソングを含めて。フォックスの歌はトコロドコロ英語になる。

アメリカの政治家の名前も利用される。芝居はCMの挿入によって中断される。例えば、ホントに良くモンダイを溶かす《コンドレッサ・マーガリン》とか、《コリン・パワー》と呼ばれるステロイド・ドリンクとか。

小ブッシュも当然登場。イラク侵攻を正当化する演説を《デモクラ・テレビ》つまりアメリカが作ったアラビア語衛星テレビ《フリー・ワン》で行なう。

「ワレワレッチはただ、アンタ等を清めて、ニンゲンにしたいだけなのだ。アラブのアブラはアラブのため。デモクラシーもアラブのためだ。とにかくアンタ等を平和に導き、ココロを開かせたい。アンタ等の好意は忘れない。アンタらを愛しているボクッチを信じなさい」

観客はみな興奮し、感心して芝居小屋から出て来る。この芝居がアラブ世界に流れている気分を汲み上げ増幅して呉れたからだ。

この芝居の悪口言うヤカラも居てはる。ウスッペラのオチョクリに過ぎないと。

「この作品は、ジョージ・オーウェルが名付けた、一種の憎悪の練習を人々に与える」と言うのが、エジプトの主流紙《アル・アーラム》の劇評家、ネハッド・セライハの批評。


ウム。芝居はオモロそうだが、この記事はあまりオモロない。

このテの芝居、書くのはニホンジンの方がウマイと思うよ。ただし、肉体を通すと、ガイジンの方が強烈に効いて来るって傾向はある。

実はワメもチョイとアイディアは持って居るのじゃが。ま、実現の可能性はウスイ。もはやトシじゃ。精々が、また、インタネット連続童話ってとこだ。不要御期待。は。


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