U-MAIL(ウンコ通信) 2004/04/01-2
「鎌倉大革命」 第11報
えー、筑摩書房の機関誌?というのか《ちくま》の4月号に、なだいなだ氏が「駆け込み」なる巻頭随筆を書いておられる。
これがモロ、浄明寺の墓地造成騒動のハナシなのだ。ワメは、この全文をA−1サイズに引き伸ばし、ポスター状に仕立てた。これを4月3日、住民と寺との折衝が行なわれる、浄明寺フレンドリー会館のカベに貼ろうと思うのだよ。「世直しトリオ」のポスターとともに。3丁目の正義派シンパの出シャバリ行動やんけ。
先日の「東京新聞」のインタヴュー記事も、切り抜き、拡大して、「住民の会」のタマリ場に貼ってあるが、この「ちくま」の一文は、今回の事件を根ッコからエグってある。
取り敢えず、サワリを、引用ご紹介する。
通称「景観法」と呼ばれることになる法案が、今国会に提出された。全体としての景観を壊さない方向に、建築の許可基準を変えていくという法律だ。
これで乱暴な宅地開発を防げるのではないか、と無条件で喜ぶ人もたくさんいる。
長年日本という国に住んできたぼくには、そう単純に喜べない。日本という国では、この種の規制を含む法律が提出されると、かならず、法律が成立する前に、駆け込み開発申請が殺到してきたからだ。
そして許認可の手続きに時間がかかって、どうしても間に合いそうもなくなると、贈賄という奥の手を使って許可を得ようとする。
施工主、業者、銀行、それに行政まで加わって、さあ法律が通る前に、急ごう、急ごうというわけだ。
この駆け込み申請を止めさせるためには、法案が提出された段階で、駆け込み申請を一時凍結するような手段をとらないと、法律の精神の正反対のことが進行してしまう。
法に触れていなければ、どんどん許可を出してしまうのが、日本の行政の窓口だ。「法律が通ると出来なくなりますよ、急ぎなさい」と奨励している。
この法律が成立したときには、駆け込みの開発の結果、守られるべき景観などどこにも残っていないだろう。
心配しすぎ?いや目の前で、そのとおりのことが、進行中だ。
この分では、すっかり破壊された景観の上に、墓標のような、景観保護法だけが残されていることになろう。そんな日本の未来の風景が、目に浮かぶ。
それはまた、今の内閣が、推し進めている金融機関の、不良債権の処理とも関係している。
それにお墓の宣伝の多いこと。業者というのは、どうしてこう悪知恵が働くのか。家を建てるには建築許可がいるが、お墓の団地を作るには、そのような面倒な許可がいらないとなると、すぐに方向転換、業者はお墓に向かう。
今、お墓建設がラッシュだ。何しろ、管轄が保健所なのだ。衛生面での問題がなければ、宅地用の団地に必要な、水道や下水道や、石垣の安全性など、建築基準から検査されることもない。「景観法」が通過したころ、鎌倉から緑が消え、お墓だらけになっているだろう。
その一つを買って、「景観保護法の墓」と大きく書くぐらいしか、やれることはないのだろうか。
ナニも言うことは無い。マサにその通りのことがココに起こって居るのや。は。