U-MAIL(ウンコ通信) 2004/05/04
えー、何回かご紹介した、チェニー副大統領と最高裁判事スカリアとの癒着疑惑。ここへ来て、「ヘラ鳥社説」とポール・クルッグマン氏が、取り上げておる。先週の記事から。
「ヘラ鳥ウォッチング」
「CHENEY'S DAY IN COURT」ed.:04/28
「副大統領ってソンナにエライんか?」
チェニー副大統領の最高裁裁判が開かれようとしておる。
3年前、政府のエネルギー政策法案提出に関して、チェニーが密室で誰と会ったかを、隠蔽しようとした、という嫌疑やねん。
モンダイは、担当判事アントニン・スカリアが、チェニーと一緒に「カモ撃ち」に行った例の件だよ。
法廷は当然、下級裁判での判決を確認し、チェニーに、「カモ撃ち」同行メンバーの名前公表を命ずるべきだ。それはスカリアが演じた役割を明らかにするものや。
スカリアの「関与」は、法廷の信頼を傷つけ兼ねない危険を孕んで居るのや。
2001年初め、チェニーは、エネルギー委員会を召集したが、そのメンバーはヒミツにされて居る。
環境支援団体は、ここでチェニーが、エネルギー企業や関係大企業からカネを集めて、彼らに莫大な助成金を交付する法案通過へのロビー、つまり圧力団体を作った、と告発して居るのや。(日本風ニハオ手盛法案ト言イマンネ)
司法監視機関とシェラ・クラブが告訴した。政府職員でないニンゲンが、事実上、エネルギー委員会のメンバーになっていると指摘、連邦諮問委員会法に従って、その記録を公表せよと。
チェニーはこれに対し、その法には抵触しない、委員会のメンバーは全員連邦職員であると。
その黒白つけるため、法廷は、関与者の氏名公表を命じたわけだ。
しかし、チェニーは、この命令は自分の「行政特権」に違反しておると。
法廷は、その個人情報を保護するための常識的措置を講じると。
しかるに、チェニーは、その提案を蹴り、自分が氏名公表する必要は無い、と言う包括命令(BLANKET ORDER)を求めたのや。(コレッテ何ヤ?)
さまざまな米国法律規定に照らして、チェニーの反論の法律的根拠はヨワイ。
しかし、ここで本質的モンダイは、
副大統領ハ法律ノ上位ニアルノカ?に帰着する。
かつて、ウォーターゲート事件で、最高裁は、「行政特権」には限度がある、という判断を下した。(ニクソン盗聴ノ1件)
チェニーには、情報公開をある限度まで拒否する権利はあるが、完全に公表義務を免除される根拠は無い。(ヤヤコシ)
チェニーとスカリアの「カモ撃ち」同行がアカルミに出た時、スカリアは裁判の担当を自ら降りるべきだ、との声が四方八方から挙がったのだよ。
最高裁は、それは本人の決断次第だと。そして、スカリアは降りないことを選んだのや。
それはヒトツの法的結論ではある。しかしこれはモンダイや。(野次馬モソウ思ウ)
もし、法廷が、最後の決定票を握っているスカリアによって、5−4で決着した場合、それは小ブッシュ・チェニー再選キャンペンに影響するわけやんけ。小ブッシュとゴアの接戦の記憶が蘇るぜよ。
これは、「政治」とカンケイ無く「法律」に、その権威の根源を持つ、とされる「法廷の尊厳」を大きく傷つけるものやんけ。
ホントにヘンなお国やね、民主主義国家アメリカって。後進国ニホンでは考えられないトンデモナイ職権乱用やんけ。