U-MAIL(ウンコ通信) 2004/05/05-3
えー、中国では、メガネ・パンダの《江院政》がメディア抑圧に大ワラワ。だそうだ。
「ヘラ鳥ウォッチング」
「PROFESSOR STRIKES BACK AT CHINA'SCENSORS」:05/04
「北京大学教授、中国の検閲当局に反撃」 ジョセフ・カーン
(北京・発)
かつて文化大革命時代、中国の宣伝省は、しばしば、知識人たちを、資本主義者、人民の敵、毛沢東を裏切るヤカラとして、大袈裟に告発した。
北京大学のジャーナリズム教授JIAO GUOBIAO氏は、あれから30年経った今も、圧力的、教条的な検閲当局をオチョくるコトバを、その当局のヴォキャブラリーの中に探したのやねん。
で、中国宣伝省は「ナチのように邪悪だ」、と彼は最近のエッセイの中に書いた。テメエをまるで法王のように無謬な存在と考えて居ると。
1950年代には、何百万人の餓死者の情報を隠蔽した。現在では、SARSに対しての態度が同様だ。
「当局の検閲には全く根拠が無い。ただただ苛酷で、文明の基本的基準に逆らっているだけだ。科学的な常識にも、魔女的に反対する」彼が書いたこのコメントは北京のインタネット中を駆け巡り、共産党宣伝省からは禁止令が出ておるのや。こうした正面からの反体制表現は、中国ではまだメズラシイ。
しかし、長年待望されて来た新世代へのリーダー交替後も、中国当局の政治的無能状況は変わらず、それにイライラして居るのはJIAO教授だけではないのだよ。
「知識人はまるで親に口答え出来ないコドモみたいだ」と教授は言う。
多くのヒトが、胡主席に率いられる指導者グループは、もっとオープンに議論し合うべきだと思っているのだ。ところが、逆に、自由な言論は規制され、メディアも、あの19891年の天安門事件以来の抑圧の日々を忘れかねて居るのや。
国家治安局は、インタネットを嗅ぎまわり、情報を配布したり、不届きな意見を述べるヤカラに対しては罪を被せる。
胡主席が招待した、法律規則をどう強化するかの討論会で、憲法改正を主張した学者が当局にイヤガラセを受けて、ガックリ来たりして居るのや。
先月、北京政府は、香港の全面的民主主義と、市民賛否投票の許可を却下した。1997年の主権返還時には、約束されていた権利なのに。
この政治状況は、天安門事件15周年になる、「6月4日」への当局の警戒を反映して居るのや。
当局は依然として、政治討論と報道メディアの独立に対しては、本能的に敵意を抱くようだ。
知識人たちに、一度は期待を抱かせた胡主席も、実は「進歩的」でも何でも無く、軍人アガリの前主席、江沢民の院政に組み込まれているのでは?
「胡主席になった一時、人々はチョイと明るい気分になったものだが、今、状況は反って締め付けキビシくなって居る」と北京大学の法律科教授は言う。
その最たるものが、ニュース・メディアだ。経済市場からの刺激で、今や、新聞、テレビ、インタネットと、メディアは百花爛漫。
そのソレゾレの間の競争が、刺激的な話題についての開放的な論議を強化しそうに見えるのだよ。例えば、汚職、法改正、外交、犯罪、不正取引など、かつてはタブーだったモロモロの話題。
しかし、メディア関係人の言うには、逆に、保守的政治基準を遵奉する圧力が強まって来て居ると。
宣伝省の役人の、報道、文化、娯楽組織内部への干渉が増えており、編集者の立場が無くなるような、事前検閲システムがバッチリ作られつつあると。
「かつては違反が重なると罰則が課せられたものだよ」著名な政界雑誌の編集長は打ち明ける。「でも今は、違反する余地さえ無いのだよ」
最早、メディアは、時事情報の中でも、「汚職」については、承認なしに調査することは出来ないのだ。
今までは、これが、役人の悪事をチェックするのに一番有効な方法だったのに。
胡首席と温家宝首相は自ら、人民党的立場で、地方の貧困の対策を推進しようとしていた筈だ。
しかし、安黴省の2人のライターが、この貧困問題の対処を深くエグった「中国農民へのディープインタヴュー」なる本を出版した際、この本は出版禁止となり、出版社にも圧力がかかったのだよ。と言うのも、この本が、モンダイの根本は役人にあると論じていたためやねん。
当局はさらに、ウェブサイトにも踏み込み、情報、討論、などを調査し、人気サイトを片っ端から閉鎖させ、登録、モニタリングなどを強制しておるのや。
JIAO氏は、教授になる前は、レポーターをやっていた。思想宣伝による支配力についてのタイトル無しのエッセイを書く前は、体制批判家としては知られていなかったのだよ。
それまでジャーナリストや知識人たちが、ヒソカに言って来たことを、大っぴらに表現したこの本は大センセーションを引き起したのだ。
「だってこの激しい言い方こそ、当局が文化大革命時に使っていた表現なんだぜ。オトナシイ表現じゃ当局はナントモ思わないよ」とJIAO氏は言う。
例のSARS流行の時にも、当局は「社会安寧」第一と称して、その報道を禁止したのだよ。実際には、報道が不十分なために、パニックが起きたのだ。
「当局のニンゲンのアタマの中には、科学の厳正さなんてコレッポッチも無い。テメエのアホな感性に頼るだけさ」
JIAO氏は、自分の電話が盗聴されているのでは、と感じておる。そして出版予定があった2冊の本の企画も、ナゼカ出版社から断られたと。
しかし、「オレも、オレの家族も、こんな圧力には負けへんで!」とJIAO氏はガンバって居るのや。
ウム。カッコイイ。しかし、世界全体の流れから言えば、中国当局のツッパリにも限度があるんちゃうか?6月4日には、インタネット広場にヴァーチャル流血が見られるかもね。