U-MAIL(ウンコ通信) 2004/05/17 


えー、中国の「デモクラシー」シメツケの度合いがエスカレートしておる。いや、「デモクラシー」、と言うと、今や、アメリカ末期シホン主義のタテマエ、と見做されてしまうかも。単に「自由」の侵害、と言うことにしよう。短くまとめて3本ほどご紹介致す。


「ヘラ鳥ウォッチング」

「CHINA JAILS JOURNALIST WHO CALLED FOR REFORM」:05/13

「売春弁護容疑?で、裁判ナシの投獄」

(北京・発)

紐育に本拠を置くジャーナリスト擁護委員会によれば、1989年の天安門広場事件に関するエッセイをインタネットに載せた中国人ジャーナリストが、裁判ナシで2年の刑で投獄された。

37才のリウ・シュイ氏は、サザン・メトロポリス・ニュースとシンセン・イーヴニング・ニュースの元編集者兼レポーター。5月2日に「売春を弁護した」カドで拘束された。シンセン市当局はノー・コメント。

彼のエッセーは、政治改革と政治犯の釈放を求めたもの。彼の市民権闘争運動に対する逮捕は4回目。

「天安門から15年、中国政府当局は、益々、オーッピラな政治論争と社会改革を抑圧しようとしておる」ジャーナリスト擁護委員会の代表ジョエル・サイモン女史は言う。


「U.S.-BASED ACTIVIST GETS 5-YEAR SENTENCE AS A SPY IN CHINA」:05/14

「アメリカ議会からの圧力で、裁判施行、5年の刑、ただし、満期前に国外追放の含みアリか?」

ジョセフ・カーン

(北京・発)

米国に居住する政治的活動家、ヤン氏に対し、中国法廷は、台湾でのスパイ容疑で5年の刑を言い渡した。2002年、反体制派の労働運動家と会うために中国へ旅行した際に逮捕されていた。

新華社電によれば、裁判は国家安全法に基づき、非公開で行なわれた。

ヤン氏は、1989年の北京での民主改革運動のベテラン。以後出国して、アメリカ、ボストン郊外に居住。そこで、21世紀中国協会を設立。

入国禁止されたヤン氏は、友人のパスポートで中国入りし、偽造IDカードで国内旅行、空港で逮捕された。理由アイマイだが重い、台湾スパイの嫌疑を掛けられた。

昨年、もう一人の反体制家、ワン・ビンザン氏は、台湾スパイ容疑と海外中国大使館爆破計画容疑で終身刑を宣告されて居るのや。

これも米国居住の社会研究家、ガオ・ザン女史も、中国で行なった学術調査にスパイ容疑を掛けられて、告発されて居る。

ヤン氏の裁判ナシの拘束に対して、米国国務省と議会メンバーは繰り返し、中国の法条件に照らしても拘束期間が長すぎると抗議しておったのや。

先月、ヤン氏の拘束2年目に当たって、議会メンバーは、胡首席宛に文書を送り、ヤン氏の扱いが非人道的と非難、即時釈放を要求したのだ。その直後、裁判が行なわれ、宣告が出されたのや。しかし、5年の刑は、告発理由から見れば、比較的軽い、と言えるかも。と言うことは、多分、中国は刑期完了前に、ヤン氏を国外追放にするつもりと見える。

中国法務省スポークスマンは、裁判が政治的だったという主張を否定して、「この裁判は完全に法に沿って行なわれた。ヤン氏は何回も自分の弁護士と面会して、充分な弁護がなされた」と。


「RADIO HOST QUITS JOB AND FLEES HONGKONG」:05/15〜16

「香港も月夜ばかりじゃなくなった」 ケイス・ブラッドシャー

(香港・発)

デモクラシー擁護派として有名な、香港のラジオ・トークショー「嵐の中のコップ」のホスト2人が、当分の間、この活動を休止し、中国を離れる、と番組プロデューサーが発表した。

レイモンド・ウォン氏と、その広東語の相棒、アルバート・チェン氏。チェン氏は既に5月2日、慌ただしくヨーロッパに旅立った。

2人とも、この春から、コロス、と脅されていたのだよ。2ケ月前、ウォン氏は、見知らぬ男に殴られた。警察は3人を逮捕、8月に裁判の予定だが。

先週ウォン氏はインタヴューで、自分自身はコワクなんか無いが、家族が心配しているので、と。

自らを「反共コラムニスト」と名乗るウォン氏は、その姿勢を香港のサヨクに攻撃されて居るのやと。

NPO香港人権監視委員会によれば、ウォン氏は最近、FAXを受け取った。1967年に、共産党の仕掛けた暴動をラジオで公然と批判したラム・バン氏が「愛国者」に車ごと焼き殺されたことをワスレルナ、と言うもの。

香港の警察長官ディック・リー氏は、2人に関しての個別的なコメントは拒否。「全般的に、微妙なモンダイであるので、慎重を期したい」とのみ。「反共活動家は得てして警察に助けを求めない。脅かしを受けた場合は、充分な情報を警察に伝えるように」と。

香港ジャーナリスト協会長、チェウン・ピンリン女史は、ジャーナリストに対する脅迫は日常茶飯事だが、これを告発することが難しい、「言論の自由が危機に在る。アタシタチは非常に心配しているの」と。


まァ、本国、香港、台湾と、胡首席(江院政)はデモクラモグラ叩きに大ワラワ。は。


BACK