U-MAIL(ウンコ通信) 2004/06/17-2
「PUTIN'S HEAVY HAND COULD HALT RUSSIA'SRISE」:06/16
「プーチンの鉄の手が、ロシアを窒息させるんちゃうか」 ジョージ・ソロス
(紐育・発)
プーチンは文明社会に手袋投げ付けた。(決闘やねん)
先月の就任演説で、このオトコは、国家がスベテを統べる、と言明しはった。政治風土がなんと陰気になったことか。
ポスト・ソ連、ロシアは、開かれた社会へ向うと見えたのや。それが今、モトノモクアミじゃい。2000年に権力の座に着いたプーチンのノッケの仕事は、ロシアを押し戻すことやった。それは、イェルツィン時代のアナーキーの解毒剤として歓迎されるように見えたのや。税金の収集もママナラヌほど、地方への支配力がバラバラになった国を、先ずは繕わねばならなかった。
今や、国家シホン主義のハンコが捺され、国庫はイッパイ、ロシアの準備金は史上サイコーに達しておるのや。13%の税率は、イラつく投資家を鎮めた。石油の高騰も一役買ったのだよ。
しかし、ロシアの自由経済はデモクラシーではない。プーチンは、経済安定第一のシンガポールや、ピノチェットのチリを見習っておるんちゃうか?経済と政治の自由のバランス取りに成功しているEUの新しい加盟国を見習うべきなのに。
プーチンはロシア国民が熱望していた安定を与えては来た。最近の調査では、その人気は80%の支持率に表れておるのや。ケンポー変えることも可能な党勢力やねん。2ツのレイベラル党派は、5%を切って議会からシメ出しや。
プーチンは独立テレビ局を事実上、抹殺した。ほんのヒトツカミの独立系新聞が、1億4500万人のロシア国民のほんの一部に届くだけ。
その就任演説に示された国家主義は、人権活動家がターゲットにされるオソレにツナガったのや。今月、カザン人権センターは、覆面のオトコ達に襲撃され、設備を破壊された。
紛争の解決を見出すことではなく、独立に関する報道を抑圧することで、モンダイを記事のヘッドラインから抹消する。
チェチェンに関して雄弁な記事を書いたジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤに、当局が干渉して、フランクフルトのブックフェアーのパネル・ディスカッションへの招待もキャンセルされたのや。
人権監視委員会によれば、1999年に2回目のチェチェン内戦が始まって以来、昨年の行方不明者数は最高。
1年チョット前に、アタシャ自分の「ロシア基金」を止めたのや。今やロシアでは、国家が教育、厚生の分野で、大がかりな主導権をニギリ始めたからやねん。アタシャ15年間も基金を提供して来たんだよ。約10億ドルを。
今でも、成功見込める実業家は大歓迎だ、ホドルコフスキーのような。
ホドルの逮捕は実業界に不吉な黒い覆いを掛けた。国のハンコが無ければ、ナニも出来ないことを思い知らされた。
プーチンは文明社会をシメ殺しておっては、ロシアがケンコーな国にはなれないことに気付くべきや。社会から見放された国家に繁栄は無いのだよ。
上からの指令待ち受けるだけのロシア官僚主義には「決断」が出来ない。「批判的思想」が保護されない限り、プーチンのロシア近代化への努力は報われないだろう。
彼のユメ見る強国は掘り崩され、彼の求める経済発展・育成は、スタコラ逃げて行くのやねん。
ま、テッテ的自由経済シホン主義教祖から、独裁シホン主義を眺めれば、こう言うこと。ドシロートの中国モーレツ・シホン主義とはひと味チガッタ、本家シホン主義に一度ヤブレタ、敗者復活転向風反動シホン主義、とでも言えばヨロシイのか?は。