U-MAIL(ウンコ通信) 2004/09/06-4
「ヘラ鳥ウォッチング」
「RIVALRY IN BEIJING MAKES THE NEIGHBORS NERVOUS」:09/03
「ハタ迷惑な江サン・胡サンの勢力争い」 イアン・ブレマー
(紐育・発)
今や世界の経済や、政治安定にとって、中国ほど影響の大きい国は無い。
その影響力の中心で、江沢民、胡錦涛が勢力争いやって居るのや。
2002年11月、江サンは、中国共産党、総書記長の地位を胡サンに譲り、5ケ月後には、国家首席の地位も譲ったのだよ。
しかし、もうヒトツの重要なポスト、230万の人民解放軍を統帥する中央軍事委員会長の地位は、77才の江サンがシッカリ握ったままなのや。
胡サンは、その位置もやがて譲って呉れるだろう、遅くとも9月の党大会にはと、期待して居った。しかしソノマンマ、江サンは、譲って呉れそうもない。
この対立の影響は大きい。特に、周辺諸国のセキュリティに関しては。
胡サンのモットー、「平和的発展」は、中国の経済的、政治的、軍事的発展は、現在の周辺の安定をコワサナイ方針。
江サンは、これが気に入らない。もっと積極的な外交を目指して居るのや。例えば、7月の香港での広範囲な民主デモ以降、胡サンは抑圧的行動を避けて来た。一方江サンは、自分の軍隊使って、デモを威嚇した。8月1日には、3000人の部隊に戦車と飛行機を伴わせ、市内を行進させたのだよ。
北朝鮮の核プログラムに関しても、胡サンの立場は、日本、アメリカに近く、6者協議で圧迫すべき、と言うものだが、江サンは、アメリカの影響力を削ぐべく、もっと懐柔策を取るべしと。
台湾に関しては、もっと対立的。
江サンは、台湾が独立主張するなら、一戦も辞せず、と言う中国の決断を、胡サンが掘り崩して居ると。
江サンは、3月の陳水扁の再選を見て、2020年までには、台湾占領するだけの軍事力が必要と、7月、一週間、陸、海、空、18000の兵力による、台湾侵攻のシミュレーションを行なったのや。
一方、台湾のアンチ北京派遣団が先週、アメリカで、台湾独立の権利主張を繰り返した。団長曰く、「台湾は若いムスメ、中国は銃を手にケッコン迫る大男だ」と。
江サンは、シンガポールとオーストラリアにプレッシャーを掛け、もし中国が台湾攻撃しても、台湾を擁護しない、と言質取った。(しかし、オーストラリアのハワード首相は、オドロイた小ブッシュ政府からのイチャモンで、取り消したが)
この対立はどーなるのや?
9月の党大会で、江サンが中央軍事委員会長を保持するなら、台湾への圧迫は一層強まるだろう。
アメリカは、陳水扁の独立志向には批判的だが、江サンが人民解放軍を台湾へ差し向けることにはサンセイしないと。
いずれにせよ、台湾の未来は、江サン、胡サンの勢力争い如何に掛かって居るのや。
ウム。トンボ眼鏡の江サンはやはり、ちょっとアタマカタイんちゃうか?江サンの腕力院政に対する危惧と批判が、世界アチコチから出て来て居るのや。