U-MAIL(ウンコ通信) 2004/11/01-5
えー、「10月のビックリ」ご存じか?大統領投票11月2日の寸前に飛び込む「事件」のことやねん。それが一気に情勢を変える可能性があれば、「ビックリ」になるわけや。
ギリギリになって、2ツのビックリが登場した。既にお伝えした「アルカカの大量爆薬盗難」と「オサマ・ビンラディンの最新メッセージ」やねん。
ビンラディンのメッセージが、小ブッシュ、ケリーそれぞれに、追い風になるのか、逆風となるのか?2人の常連コラムニストの意見をご紹介致す。
「ヘラ鳥ウォッチング」
「WILL OSAMA HELP BUSH?」:11/01
「ビンラディンの尻尾捕まえるより、尻尾に便乗した方がええんちゃうの?」 モーリン・ダウド
(ワシントン・発)
ビンラディンの逮捕が小ブッシュ・キャンペンのキメ手(10月のビックリ)になるんじゃないか、と思ってたヒトも多いのよ。
ところがナニヨ。逆にビンラディンがテレビに出しゃばって、小ブッシュに圧力かけ、アメリカ国民にお説教タレるなんて。
一部のテレビ解説者と共和党は、これを小ブッシュへの追い風と見たいわけよ。つまり、ビンラディンは、弱いケリーに味方しようとしたのだ、と。
一方では、強硬な小ブッシュ相手の方が、ジハード(聖戦)の気分を持続出来ると考えて共和党に塩を送ったのだ、というウガッタ説もあるのよ。
ドタン場の小ブッシュ陣営は、ヘンなリクツを編み出して居るわ。つまり、ワレワレは、タシカに、アナタ方アメリカ国民に、安全を保証するのに失敗した。だから、ビンラディンを捕まえるためにアト4年、盗まれた大量爆薬の使用を阻止するためにもアト4年、わが小ブッシュをリーダーに、というロジック。
でもゲンキなビンラディンの姿見て、アナタは、小ブッシュの腑甲斐なさに腹立たない?
イラクの《Q》(泥沼)はホント馬鹿気てるわよ。トチ狂ったチェニーはイラク侵攻を「スンバラシイ」だって。9・11の首謀者名乗るビンラディンが、自由気ままにテレビに登場してるってのに。
とうとうFBIの査察が入ったけど、チェニーとラムズフェルドの「アクメ/ハリバートン」社が、イラクでインチキ商売やってる一方で、ノロマな小ブッシュがオサマを追っ掛けているザマはまるでマンガだわよ。
小ブッシュが、ニューハンプシャー・TV番組で、9・11の犠牲者家族と会った直後に、ビンラディンの「9・11への関与」言明の映像が流されたのよ。
そう、もはや小ブッシュ大統領は、ビンラディンの尻尾を捕まえることより、その尻尾にトコトン便乗した方がイイんちゃう?
ウム。さすが「東スポ小母サン」や。小ブッシュは「GET OFF THE TRAIL」して「GET ON OSAMA'S TAIL」した方がエエ、と得意の「語呂合わせ」やって居るのや。は。
「KERRY IS FAILING THE OZAMATEST」:11/01
「ビンラディンの《踏絵》に躓いたケリー」 デヴィッド・ブルック
(ワシントン・発)
そのオ邪魔虫が戻って来た!
ケリーはNYタイムズに、こう言っていた筈だ。テロリストどもを、オ邪魔虫程度に無害なモノにしてしまいたい、と。
オ邪魔虫とは、例えば、ギャンブル、組織犯罪、売春、てなモノらしい。
金曜日の夜、ワレワレが見たビンラディンは、オ邪魔虫なんてものじゃないぜよ。
9・11で、3000人をコロシたこの男が、ワレワレの選挙にクビ突っ込んで来て、誰がウソツキで誰が真実を語っているか教えてやろう、とノタモウたのだよ。マイケル・ムーアのマネやんけ。テメエを誰だと思ってるんや。オレタチを何だと思ってるんや?ナメンじゃないよ。
今回の選挙の目玉は、ドッチの候補が、この野郎に代表される「悪」に対して、ホンキで「肚」から怒っているかだよ。頭ン中や、コトバじゃなくて。
多くのアメリカ人が、小ブッシュこそホンキで怒っていると感じているのはタシカや。
3月のギャラップ調査では、「テロとの闘い」で、国民の支持は小ブッシュ60%、ケリー33%だった。激しい選挙戦を経て、今、その数字は変わって居らぬのや。
ビンラディンのヴィディオに対する反応に差が出た。
小ブッシュは、キッパリと、脅かしには乗らない、と言った。このヴィディオを、バカバカしい政争の領域から除外したのや。
しかしケリーの反応は「政争的」だった。これを小ブッシュ攻撃の道具に利用したのや。「小ブッシュは、ビンラディンを捕まえるのに充分なアメリカ軍を用意せず、この仕事をアフガンの軍閥に《外注》した」とやったのだよ。しかし、2001年のこの時点で、ケリーは、この「外注」に賛成して居たのやねん。
ビンラディンに対する憎しみ、に関して、ケリーはココロの奥底にナニが在るか、示しそこなったのや。