U-MAIL(ウンコ通信) 2004/12/24
えー、カンケイ無いけどクリスマス。
青赤選挙後初めて、久々にクルッグマン博士登場、ヨソの国と比べつつ、小ブッシュの社会保障政策のシッチャカメッチャカを批判。チョイとセンモン的でワメには重い。
で、本日は、今、小ブッシュが抱えるモンダイのヒトツ、《ゲイ》にまつわる特ネタ。
「ヘラ鳥ウォッチング」
「SEEKING GAY THREADS IN LINCOLN'SLEGEND」:12/17
「ナヌ、あのリンカーンがホモだった?」 ディニシア・スミス
(紐育・発)
リンカーンのホモ性向については、ここ何年か、学者間のウワサになって居った。
カミさんであるメアリー・トッドとの結婚がモメたこと、4年間リンカーンとベッドを共にした若い友、ヨシュア・スピードの存在。
昨年死去した精神分析学者、C.A.トリップが書いた《アブラハム・リンカーンの内密世界》が来月、フリープレス社から出るが、その中でトリップは、リンカーンと、そのボディガード、デヴィッド・デリクソンが、メアリー夫人の眼をヌスんで、ホモ関係を結んでいた、書いて居るのや。トリップはこの本書き上げて2週間後に死んだのだが。
しかし、この本がウワサの決め手になるとは言えない。例えば、元ハーヴァード教授D.H.ドナルドは、その著《我々リンカーン派》の中で反論して居るのや。
トリップは1975年に書いた《ホモの母型》で、ホモを人格障害とするフロイド派に異論を唱えて居るのだよ。あのキンゼー博士の性生活調査にも協力して居ったのや。
今回の本でトリップは、リンカーンの初期の伝記作者達が、あのカール・サンドバーグを含めて、ホモ性向に感付いていたと。
1926年に出たサンドバーグのリンカーン伝記は、1954年の縮刷版では、ホモウンヌン部分カットされていた。
トリップは、リンカーンをよく知る人達のコトバを引用して居る。
「彼は若い女性があまり好きではなかったみたい」リンカーンの継母のサラ・ブッシュ・リンカーンは、大統領の弁護士ウィリアム・ハーンドンに、そう話している。
さらに、リンカーンはメアリーとの結婚を怖れており、一度は婚約破棄している。結局は4人の子供を作ったが。
しかし前述のドナルドは、当時、周囲の誰も、リンカーンとスピードとのホモ関係に触れた者は居なかったと。フロンティア時代には、部屋が狭く、男同士ヒトツのベッドで寝ることは珍しくなかった。リンカーン自身、「私は4年間ヨシュアと同じベッドで寝た」と言っておる。ホモ関係だったら、そんなことオーッピラに言う筈無いと。
時としてリンカーン、スピードと同じ部屋で寝たことがある弁護士ハーンドンもそのホモ関係については、何も言って居らぬ。
トリップはイリノイ州ニューセイレムで、リンカーンとベッドを共にしたビリー・グリーンに言及して居る。ハーンドンは、グリーンのこんなコトバを紹介しておるのや。
「リンカーンの腿は、男としてカンペキな腿だった」
リンカーンの仲間の弁護士ヘンリー・ホイットニーは、「モット仲良くしてんか」とセマられたことがある、と。
トリップは、リンカーンの生涯の欝傾向は、初恋の破綻による、と言う学者間での有力な説を紹介して居る。
ドナルドは、ボディガード、デリクソンとのホモ関係にあったとするトリップの結論にもカミついて居るのや。
しかしトリップに加勢する学者も居てはる。リンカーン夫人の伝記を書いたジーン・ベーカーは、トリップの本への前書きで、リンカーンと夫人とのイザコザのモトは、リンカーンとデリクソンとの関係にあったと。「初めは、彼と夫人とのスキマは、彼が政治活動にノメリ込むあまり、と考えていた。でも今は、他の原因から生じたと見ている」と。
リンカーンの「ホモセクシュアル」問題がコンガラガルのは、そもそも「ホモセクシュアル」なるコトバが、英語の中に入って来るのは1892年からであり、「ゲイ」なる概念は、きわめて現代的なものだからやねん。
ベーカーさんに言わせれば、19世紀の「不道徳」は「ホモセクシュアル」ではなく「マスターベーション」を指していたのだと。「マスターベーションこそ危険な行為であり、ホモには雲がかかっているけど、雨になることは無い、と考えられていた。世間は男同士の友情は、アタリマエと受け取っていた」
トリップの研究には、イリノイ州のリンカーン図書館の膨大なデータが利用された。作家フィリップ・ノービルとの共同作業で始められたのだが、仲違いが起きた。ノービルは、トリップが自分の書いた資料を盗用して、リンカーンのホモの証拠をデッチ上げたと告訴したのだよ。
そのために、ちょっとした改訂が必要になり、フリープレス社からの出版が遅れたのや。トリップの手稿は、友人ルイス・ガネットによって校正された。
トリップの説にイチャモンつけたドナルド教授の教え子、ボストン・マサチュセッツ大学教授ミハエル・チェッソンが、トリップの本に、トリップの説を支持するアトガキを書いて居るのや。
1974年に、フォーン・ブロディが書いた、ジェファーソン大統領の伝記の中に、彼が女奴隷との間に子供を作ったことを暴露して批判され、結局は遺伝子検査によって、それが確認されたハナシに似ている、とチェッソンは書いたのや。
ウム。ジェファーソンの場合は、セクスの結果として曾孫という確証が残っていたから、ハナシは証明可能だった。
証拠残らぬホモセクシュアル関係を立証するのはムズカシイでよ。
露は尾花と寝たと言い、エライコッチャ。