U-MAIL(ウンコ通信) 2005/01/01
えー、謹賀新年。除夜の鐘、初詣までのひとときを、埋める「紅白」も年毎に世間とのズレがヒドクなって、今やイラク戦争同様、ヤメルにヤメラレナイNHKのアキレス腱。
五十何人かの歌手と、NHKが、お互いドッチラケの数時間、賞味期限トックに切れ果てたこのマンネリ番組、内側の腐敗も当然。
この夜、たったヒトリの歌い手だけが、2004年大晦日、のイミを捉えてコトバにしていた。ウタてのは、コトバやねん。リアルタイムのメッセージやねん。
「ワメ的音楽大評論」
「おお、メリークリスマス、さだまさし」
さよ、この夜、1週オクレの「メリー・クリスマス」を唄った、さだ・まさしだけが、もはやボロボロ、シッチャカメッチャカのNHKの存在をギリギリ救ったのや。
なに、大したウタではない。「遥かなるクリスマス」なるタイトルで、バカバカしい戦争に引っ張り出された兵士たちのナンヤカヤ、そこにオチョッカイ出してる国のナンヤカヤをズラズラ並べ、その間に、「メリー・クリスマス」をハサンで聞かせただけやねん。
「メリー・クリスマス」なるコトバがドンドン変色して行くのがアホにも分かる仕掛け。
「メリー・クリスマス」ってナンナノサ?からフカヨミすれば、キリスト教ブンカってナンナノサ?にサカノボリ、「BORN−AGAIN」の小ブッシュってナンナノサ?トドノツマリは忠犬ポチ公ってナンナノサ?にシューレンして行く。
さよ、ウタはコトバの「仕掛け」なのだよ。そこにポンとヒトツ、コトバ置くだけ。
手練手管の演歌も、手放しの自己チューラブソングも、大した傷もないイワシ歌も、この「メリー・クリスマス」1曲の前に、アワレ晦日の淡雪と消え去ったのやねん。
この1曲が無かったら、2004年とは、どんな年だったのか、そのカケラさえ窺えない典型的アホダラ番組になるとこだった。
感性と知性と抜群タイミング。さだまさしに「アッパレ」や。