U-MAIL(ウンコ通信) 2005/01/24 


えー、クリストフ君が、シツコクシツコク、カンボジアの「少女売春」追っかけて居る。昨年は、売春少女2人を「身請け」までした。しかしこの「21世紀のドレイ制度」は、どうやら政府権力とのナレアイで、直ぐには廃りそうもないのや。


「ヘラ鳥ウォッチング」

「IN CAMBODIA, SEX TRAFFICKERS ARE KING」:01/17

「カンボジア売春王国は政府とナァナァ?」 ニコラス・D・クリストフ

(カンボジア・プノンペン発)

売春産業は21世紀のドレイ制の最悪ケースやんけ。しかるに、これが今、興隆して居るのや。

それを体験ルポするために、オレは首都プノンペンのチャイ・ハワー2世・ホテルに登楼したんよ。

まるで水族館や。ガラスの向こうにスケスケの恰好した少女たちが、番号つけてズラリ並んで居る。客の指定で、マネージャーが直ちに客の待つ個室へ少女を送り込む手筈になっとるのや。

オレが手に入れたカンボジア警察の報告書には、このホテルは「セクス売買用のニンゲン収容所」或いは「売春所/処女販売所」とか書かれておるのだよ。「6階の各フロアに迷宮式小部屋が設置され、250人のオンナが用意されている」とも。

先月、カンボジア警察の上部に属する女性役人が、ここを急襲させた。83人の少女が救出され、スペイン出資の援助団体《Afesip》の避難所に収容された。ところが。

翌日、売春王チャイ・ハワーU世は、避難所を逆襲したのや。軍服着た30人が、軍のナンバープレートつけたクルマと共に、避難所のゲートをブチ破り、女性所員をナグって、少女全員を、売春ホテルに連れ戻したのや。

そして。カンボジア警察のトップは、ホテルの急襲命じた女性役人の左遷を考慮中と。
ヤクの売買サカンな国は多い。しかし此処カンボジアは、売春王国ナンバー・ワンや。

米国務省の調査では、60〜80万人のオンナが国際的に人身売買されて居る。しかし、このホテルのように、国内でニンゲン供給されるケースでは実態つかみ難い。

肥大化した売春産業は、もはや犯罪組織の主要産業だ。アジアの中国マフィアは、莫大なモウケを政府買収用に使う。カンボジアは、ここ数年、未成年売春防止に成果を示して居たが、今また、反撃食らって居るのや。

オドロイタことに、売春王チャイ・ハワー2世は、今回の事件後、少女たちをアメリカ大使館に差し向け、「西側の不当干渉」と抗議させたのだ。

名目上、売春少女たちの名による告訴。少女たちの行為は売春ではなく、マッサージとエンタテインメントであり、今回の事件で170万ドルの被害を受けたと、《Afesip》に対し、損害賠償を請求したのだよ。そして、《Afesip》を国外に追い出すために、関係者にイノチの危険を通告、脅迫のカマエ。

オレは、米国のレポーター名乗って、チャイ・ハワーU世に面会求めたが、「不在」と。15才前後の少女たちが出て来たが、支配人はオレにインタヴューさせなかった。用心棒は、写真などトンデモナイと。だが、ポン引きの一人は、お茶を振る舞ってくれた。

米国国務省の人身売買モンダイ局担当官は、オレのハナシ、特に《Afesip》襲撃に関してはビックラこいたのや。「ヒドイ、ホットケヌ」と。

ジョン・ミラー局長は先週オレに、「これはカンボジア政府ガラミのハナシだ」と。

しかし多分、この怒りが、政府の中で相当に昂まらない限り、ナニも起こらないだろう。

小ブッシュはクリントンよりも、こうした売春モンダイを重要視して居る。国務省も圧力かけて居ると。しかしもっとヤレル筈やんけ。映画海賊版の取締り同様に、この言語道断なモンダイにホンキでアプローチすれば、第2期小ブッシュは見直されるのによ。

19世紀文明社会は、ドレイ制をモラルの汚点として立ち向かった。なのにナゼ、21世紀のドレイ制を見逃すのやねん。15才の少女たちが「売春刑務所にブチ込まれ、エイズ死刑になって居る」と言うのに。そのイノチはワレワレの手の中にある、と言うのによ。


ウム。ギリギリ食うため、と言うエクスキューズが成立する国では、クリストフ君のヒューマニズムに沿った行動は、ガイジンのヨケイナオセワ、と反撥食うかも。ムズカシイ。


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