U-MAIL(ウンコ通信) 2005/03/22-3
「WOLFOWITZ INTENDED TO CAUSE STIR AT BANK」:03/18
「小ブッシュは、ウォルフに世界銀行カキマワさせる心算や」
トッド・S・パーダム
(ワシントン・発)
この指名は、功労賞と、閣内のイザコザ解消と、小ブッシュの一石二鳥策なのだよ。
ウォルフを世銀に、ボルトンを国連に、送り込むことで、小ブッシュはテメエの信念を示したわけや。
ウォルフの国防総省次官辞任と、この夏に予定されている、事実上ナンバー3のダグラス・フェイスの辞任。これは、新国務長官ライスとこの2人との間のアツレキを取り除き、ライスの国家安全政策を、ジャマ無しに展開させる布石なのや。
しかし、ウォルフの軍事介入主義に同調した国防長官ラムズフェルドとチェニーは残って強硬ラインが続行されるのはマチガイ無い。
かつてヴェトナム戦争の真っ最中に、国防長官から世銀に転じたマクナマラの例もあるけど、今回のウォルフの指名は内外に刺激的。でも、それが小ブッシュのネライやんけ。
マクナマラは、ジョンソンと意見違いの辞任だったが、イラクの選挙をとにかく実施し、サダム打倒は結果的に大成功だったと、ウォルフは自信マンマンの最中の辞任。
知性派ウォルフと心情派小ブッシュは、フシギな絆を作り出した。小ブッシュは、大量殺戮兵器のキケンを口実にイラク侵攻をキメたが、イラクにデモクラシーの拠点作れば、中東革命可能、と言うウォルフの熱中にホダサレた感じもある。
小ブッシュは自分に忠実な相手には忠実に報いる。しかしウォルフを閣内に残すのはムリだった。上院がその承認に、イラク戦争自体の論議をカラメて来るのはアキラカだから。
小ブッシュは、ウォルフとラムが、アメリカ軍事力と外交をカキマワシたと同じように、国際経済世界をカキマワサセルために、ウォルフを送り込んだのだよ。
かつて、ウォルフの政策立案に協力した外交協会のステファン・セスタノヴィッチは、世銀でのウォルフの役割を「力には力で」の方向と見るのや。
左派の批判者は、ウォルフを冷酷に非難する。「彼はマクナマラと同様、一般アメリカ人が、その所在も知らない貧乏な国のニンゲンを何万人も殺してから、世銀に転じた」と。
ウォルフを諷刺するのはカンタンだが、性格を分類するのはムズカシイ。彼は小ブッシュ内閣に影響を与え過ぎた。9・11の直後にイラク侵攻を進言したのだから。
さて、ウォルフのビックリ第2幕が始まる。ちょいと舞台変わってのタタカイだが、ウォルフ型政策センソーは続くのやで。