U-MAIL(ウンコ通信) 2005/05/12-2 


えー、中国の後進国的ウラ事情。EUの対中国武器禁輸とカランだところだけがミソ。


「ヘラ鳥ウォッチング」

「FOR A MODERNIZING CHINA, LABOR CAMPS vs.THE RULE OF LAW」:05/10

「人権なんて知ったことか、とにかくブチ込め」〜毛沢東の置き土産?〜

ジム・ヤードレイ

(中国・山東省・ZIBO発)

山東省の「山東第2強制労働刑務所」で2年を過ごした40才のリーさんが、苗字だけで名前は伏せる条件で、語ってくれた実情。

リーさんは、この刑務所に他の法輪功のメンバーとともに、弁護士も裁判もナシでブチ込まれたのや。法律的人権マッタク無視で。

と言うのも、山東刑務所は、法律とは切り離された中国の巨大刑罰システムの一角。法輪功メンバーなどはホンの一部。この巨大システムは300の刑務所を備え、30万人が収容されて居る。売春婦、麻薬カンケイ、重罪人、政治犯、などが法的権利剥奪されてブチ込まれて居るのや。

中国のような非民主国家では、人権蹂躙はメズラシイことではない。しかし毛沢東時代の遺産であるこのシステムが今や、治安と政治的支配に苦しむ現代「共産党」にとってムズカシイ問題となって居るのや。政府はヒソカに、このシステムをどう変えるか苦慮して居る。EUが、中国への武器輸出禁止条令を解除する条件として、中国の人権問題の改正を求めているからや。

人権擁護論者は、労働を通じての更生を謳うこのシステムの廃止よりも、人権に対する態度を重視して居る。しかし、中国としては、人権重視の表現として政治犯を解放することは兎も角、このシステム自体を変えることは、権力を維持する重要な道具をアキラメルと言うに等しいのや。

「権力者にとっては、このシステムは重要だった」北京の弁護士でシステムの改正論者、ガオ氏は言う。

例の1999年、江沢民が一斉検挙を命じた時、労働刑務所の存在は、警察がメンドクサイ手続きナシで、何千人を一掃することを可能にしたのや。

「この何千人を裁判によって投獄するのは不可能だった。彼らの行為は犯罪ではないのだから」とガオ氏は言う。「法輪功への対処がこのシステムのビョーキをさらに深めた」

システム改正論者にとっては、法輪功だけのモンダイではなく、「法の正義」を確立することがダイジなのや。つまり、強制労働刑務所を非行矯正刑務所に変えろと言うもの。

そうすれば、現在最長4年間の判決は、1年半に制限される。重要なことは、権威が警察から司法へ移ること。

EUの要求は最終的には、中国が国連の国際人権契約条項を批准すること。

前述のごとく、中国の強制労働刑務所は1957年から。このシステムは急激に発展して、警察が社会秩序に違反したと言うだけで人民を投獄出来る手軽な方法となったのや。

中には、中国は実質的に「法の正義」を確立したと強弁して、労働刑務所を若年犯罪者の更生に必要と弁護するムキもあるが。

300もある労働刑務所の条件や措置はマチマチなのや。すべての服役者は工場労働や手仕事に従事する。公平で暖かい条件だったと言う者も、キビシイ条件だったと言う者も。

中国国外では、法輪功が獄内での実情を公開し、攻撃的な態度を示しているが、中国政府は否認して居る。しかし、法輪功が中国で禁圧されていることは事実。多くの信者たちは未だに獄中に在る、一般受刑者とは分離された場所に。特に山東第2刑務所は典型的。

リーさんは2000年、10日間の警察拘置の後、この刑務所に入った。拘置の間は家族に連絡は無かった。法輪功のメンバーはその間、小さな椅子に座らされ、喋ることも、立ち上がることも禁じられた。守衛に家畜用の電気ショック棒で突かれることもあった。

この刑務所、政治犯は全体の5〜10%、麻薬カンケイが40%。

この刑務所に替わる再生プログラムを作る費用をどーするか、30万人をどーするか、アタマのイタイハナシやねん。このシステムに対する一般の非難が高まらないこともモンダイや。

一般人は、やはり治安第一で、特に重罪犯に対しては中国人は厳罰を望むのや。ドロボーを見付けたら、死ぬまで殴りつけたいと思うのが中国式なのやねん。


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