U-MAIL(ウンコ通信) 2005/07/19 


えー、クリストフ君、ピョンヤンに居座ってのコラム。具体的カンサツがコマカイ。

「ヘラ鳥ウォッチング」

「A SUCKERBET IN NORTH KOREA」:07/18

「自滅待ってるだけじゃ夜が明けるぜよ」 ニコラス・D・クリストフ

(北朝鮮・平壌発)

この国では、どこの家庭でも、壁に2ツの肖像が掲げられて居る。金日成と金正日。チャンとマツラレテ居るかどうか、監視員が定期的に家庭を回る。

地下鉄の車内にも2人の肖像。オトナはみんな衿に肖像バッジ。各家庭にはスピーカーが備えられ、毎朝6時になると、オマエ等国民はまことにシアワセである、と宣伝放送が始まるのや。

子供たちは、生後6ケ月を過ぎると、長時間、保護センターで育てられる。時には、週末しか両親に会えないケースも。

男子は、7年間の兵役が義務。

身体障害者は、ピョンヤンから放逐される。アジアで一番美しい、よく手入れされた緑の街のタタズマイを害なうと言う理由で。

自立と言う国家のタテマエにも拘らず、国連の食糧援助が、人口の1/3に及ぶ650万人に与えられて居る。それでもなお、飢餓は広がり、子供たちの37%が発育不良。

なのに、クルマも少ないのに、カッコつけて、10車線の高速道路を計画したり。

小ブッシュ政権内外の保守派は、北朝鮮の国民は不満イッパイで、金政府はギリギリ追い詰められている、と見て居るのや。だから、小ブッシュ政府の政策は、その自滅を待っているだけ、のように見える。

オレの思うに、それでは時間が掛かりすぎるのではないかと。世界に北朝鮮ほど、国民をヒドイ状態に置いている国は無い。なのに政府は国民をチャンと支配し、実質的な支持を保って居る。これが北の逆説やねん。
まァ、オレのチョイト見だけでは真実は分からない。その雰囲気を探るのはムズカシイのや。なにしろ、政府を批判する者は即逮捕されるのだから。

北朝鮮をよく識る中国人に言わせれば、多くの国民は現体制を一応「買って」居るのや。かつて中国国民が毛体制を「買って」いたように。

中国や韓国への「脱北者」に聞いた限りでは、個人的には金体制を嫌悪していながら、残っている親族たちは、金王朝に、一種宗教的な信仰を抱いて居るのだと。なにしろ誰もが批判など思いもよらぬコト、将軍サマ崇拝イッポンで育てられて居るのだから。

しかしその信仰は下り坂。中国大繁栄のウワサがササヤカレておるからや。でも金王朝が崩壊しかかって居るなどとは、誰も信じて居らぬのだから。

「北朝鮮の政権交替よか、アメリカの政権交替が先でっしゃろが」ジョージア大学の韓国専攻学者、ハン・パークは言う。彼の言うには、北朝鮮の30%が現体制に利害関係を持って居るが、残りは外の世界をまるで識らず、自分たちが如何にヒドイ状態に在るか、認識していない。と。

「国民閉じこめ」が、金王朝がここまで生き延びて来た一番の理由やんけ。オレが此処に到着するや否や、オレはケイタイと、衛星電話を当局に預けさせられた、出国時まで。この国では、政府高官でも、インタネットにアクセス出来ないのや。

到着以来、空港でもホテルでも商店でも、オレは通貨交換を断られ続けた。外人はスベテ外貨でしか支払えないらしい。当地の経済行為から完璧エンガチョされて居るのや。(最後に、冗談の分かる好意的な高官が、オレの子供へのミヤゲとして何枚かの硬貨を呉れたけど)

北は間もなく自滅すると言う、アメリカの政策の前提は大いにギモン。西側は、「国民閉じこめ」をコジ開ける努力をするべき。北との相互ヤリトリ機会を増やし、最も効果的なアメリカの破壊活動要員を送り込むのがヨロシ。つまり飽食デブの西側ビジネスマン幹部を送り込めばヨロシ。

ところが、小ブッシュは、経済制裁で北朝鮮を隔離し続けて、金政権の自滅崩壊を気長に待つツモリらしい。それでは将軍サマの権力は何時までも維持されるんちゃうか?


ウム。これは従来からよく言われてきたコトやねん。シホン主義のユタカサ・モデルを、染み込ませて、国民をソソノカス、と言うテやねん。でも、ケイタイ、インタネット情報をスベテ消毒されてしまっては、なかなか国民のココロのコアに届かないではないか。


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