U-MAIL(ウンコ通信) 2005/09/05 


えー、ニューオーリンズの大災害は、小ブッシュのイラクでの失敗のカムフラージュに役立つのでは、と先週ワメは書きましてん。でも、これは、そんなナマヤサシイ事態では無さそうで。小ブッシュ批判の急先鋒、クルッグマン博士が、別の角度から切り込んで居るのや。ちなみに、モーリン・ダウド小母さんも似た角度から小ブッシュを攻撃して居る。


「ヘラ鳥ウォッチング」

「A CAN'T-DOGOVERNMENT」:09/03

「大洪水:イイワケばかりのダメ政府」 ポール・クルッグマン

(ニュージャージー・プリンストン・発)

あの、9・11事件の起こる以前に、FEMA(連邦緊急管理局)は、起こり得る3ツの破滅的大災害リストを作成していたのや。

1)NYへのテロ・アタック
2)サンフランシスコの巨大地震
3)ニュ−オ−リンズを襲うハリケーン

ある新聞は、この中でも、最悪なのは3)であると書いて居ったのだよ。

なぜ、アメリカ政府もニューオーリンズ市も、対策を講じなかったのか?9・11による「国民団結一致」の大騒ぎで、ホカのモンダイはどっかに行っちゃったのや。

このセキニンをどーするつもりか?

第1のギモン:今回のカトリーナ災害への援助と安全措置が5日間も遅れたのはナゼか?このハリケーンがメキシコ湾岸地帯に甚大な被害を与えることは、金曜日には既にワカッていたのに。これが「先進国」のヤルことか?何万人のギセイ者は、避難命令を拒んだのではない。ビンボーで支援無ければ動けなかったのや。オドロキの報告もある。この災害を横目に、チョット北にある高校のシェルターで、空軍の士官がバスケットボ−ルと体操を楽しんで居た、というのだよ。

小ブッシュ政府の役人どもは、州兵が秩序を守り、救済に駆け付けるとでも思っていたのかい?ところが州兵の殆どは、たとえば高潮用舟艇などの緊急器材を携えて、イラクに行っちまって居ったのや。

第2のギモン:こうした災害の予防措置がナゼ取られなかったのか?陸軍工科技術部隊の洪水対策が、堤防の沈下を含めて、ヒドク遅れていたのや。とある新聞は、イラク戦争への出費と本土安全対策に加えて、大幅の所得減税で、洪水対策への予算がカットされていたとのが原因と。

第3のギモン:小ブッシュ政府はFEMAをマルデ継子扱いして、その能力を破壊していたのではないか?その扱いに不満を持った経験ある技術者がドンドン辞めて行ったと言われる。クリントン政権下で党派にカンケイ無く称賛されていたFEMAのリーダー、ジェ−ムズ・ウィットは、昨年、議会の公聴会で、「ムカシのFEMAはとっくに消滅している」と述べたのやねん。

ワタシが思うに、これは「無能力」というようなコトバで済まされるモンダイでは無い。軍隊が直ちにメキシコ湾岸地帯に救援に駆け付けられなかったワケは、バグダッド陥落直後にアメリカ軍が、掠奪を防止出来なかったワケと同じやねん。ドッチも必要な装備を持っていなかったってコトやねん。

早いハナシが、今のアメリカのリーダー連は、政府の一番大事な機能をまるで果たしていないってことやんけ。ヤミクモにイラク戦争に注ぎ込んで、国内の安全対策、必要な救援や予防措置のための支出は2の次なのだよ。その犠牲者にセキニン負おうとしないのや。

1日(木)、小ブッシュはバカもイイ加減にしろ、と言うべきイイワケをした。「ダレも堤防が決壊するとは予想もしなかった」とヌカシたのやねん。マサにそのキケンについての警告が、繰り返し繰り返し出ていたんだぜ。

かつてわがアメリカは、「イザとなれば、なんでもヤッテ呉れる政府」という信用を得ていたのだよ。今や、「なんもデキナイ、イイワケばかり繰り返す政府」に堕落してしまったのや。

小ブッシュが、バカ気たイイワケを繰り返してる中にも、アメリカ国民はドンドン死んで行ってるんだよ。


ウム。モウチョット様子みないとワカラナイが、これはモシカシテ、小ブッシュの「正念場」かも。イラクの失敗との相殺よりも、ダブルパンチになる可能性の方が大きいかも。


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