U-MAIL(ウンコ通信) 2005/09/12-2 


「THE REAL LOOTERS」:09/03〜04 (ボストン・グローブ紙からの転載)

「ニューオーリンズ大混乱、ホントの掠奪者は・・・」 デリック・Z・ジャクソン

(ボストン・発)

9月1日の夜、小ブッシュはABCテレビで言った。「こんな非常の際に、混乱に乗じるヤツは、断じて容赦はしない。掠奪であろうと、ガソリンの便乗値上げであろうと、支援金の横取りだろうと、損害保険の不正だろうと」

最大の掠奪者カトリーナに何千万ドル持って行かれてヨーシャしない、も無いもんだ。

まァ、緊急の場合、食糧など延命のための掠奪は仕方ないさ。しかし、その「情状酌量」を巨大石油企業にまで向けることは無い。

赤十字も沿岸警備隊も州兵も消防士も警察署も、みんな時間とイノチ賭けて救済に当たって居るのやで。

そのド真ん中で、巨大石油企業が、アメリカを掠奪してるやんけ。1ガロン3ドルを、4ドルに上げたのや。

その一方で、シェブロンが500万ドル、エクソンモビルとシェルが200万ドルづつ、ブリティッシュ石油とCITGO が100万ドルづつを、水漬けの人々の不幸を想い、救援金として拠出すると発表した。なんとも見え透いたシバイ、屁みたいな金額やんけ。

世界の7大ボロモウケ企業、その中の4ツが、この石油企業やねん。例えば世界一の企業エクソンの昨年の利益は253億ドル。他の3社合計で728億ドル。この4社とも、今年は昨年より34%アップの利益やで。小ブッシュは「新エネルギー法案」でこれ等の企業に1451億ドルの減税を行なって居る。

まったくビックリの自乗やで。小ブッシュの2回の選挙では、石油とガス各企業が提供した6150万ドルの選挙資金の内、79%が共和党に行って居るのやで。

小ブッシュが「この際容赦なく」というコトバを実践するなら、カトリーナにヤラレた地域のガソリン価格を凍結すべきやんけ。そして、相応の支援金を出させるべきやんけ。

損保会社は、カトリーナのお陰で、250億ドルを支払わされる立場。一方エクソンは、300億ドル儲かるのや。300億ドル儲けといて、支援金はタッタの200万ドルやて?アホか。

現場の必死の食糧ドロボーは、テレビカメラにバッチリ撮られて居るのや。そのスキに電子計算機が見えないところで、人々のカネをガッチリ掠奪してるのだよ。

今や、「巨大石油企業」が、「アメリカ」を掠奪してるのや。なのに、誰もヤツ等に「戒厳令」を出さないのかよ。


ウム。ハゲシイ。でも全体の構図は、その通りやろ。テッテ的グローバリゼーションたァ、そーゆーことやねん。これがハイエク式かどーか、ワメにはトンと分からぬけどよ。

言うなれば、「油」の莫大消費が、「地球温暖化」を招き、それが膨大な「水」を呼び込んだ、というハナシやねん。真ん中のビンボーニンゲンは、「油」と「水」のハサミ打ちに遭ったワケや。

コワイ国やねェ、今のアノ国はホンマ。そのトバッチリがコイズミ大統領通じて、ワメラの生活に洪水のように襲いかかって来ないことを、イノルばかりやねん。合掌。


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