U-MAIL(ウンコ通信) 2005/09/13-3 


えー、もうひとつ、災害時への具体的提案。多少、小ブッシュ擁護のニュアンスにて。


「THE MAGIC MARKER METHOD」:09/07

「マジック・マーカーで体に番号書き込め」 ジョン・ティアニー

(ワシントン・発)

去年の共和党大会のアタマに使われたヴィデォ映像。2001年のワールドシリーズの始球式で、ストライク投げ込む小ブッシュ大統領。ヴィデオが終わると、大歓声の中、まるでピッチャーマウンドのように設えられたステージに大統領が登場する演出だった。

さよ、イザという時、その手で、アメリカを掬う偉大なリーダー。国民は当然、ハリケーン災害にも、それを期待する。

先週、小ブッシュはヘマコイタ。しかし、批判の多くは、彼の言動を拡大しての悪口。

それより、ここに、災害に備える、ジム・ジャドキンズの「マジック・マーカー」戦術をご紹介する。

ジャドキンズは、ヴァージニア州ニューポート周辺の、ハンプトンロード地域の、災害時避難責任者。この沿岸コミュニティは、ニューオーリンズと違って、海面より低いわけではない。しかし、ハリケーンへの防禦態勢ははるかに整って居るのや。

クルマを使わず、バスで避難するプラン。特別看護が必要な人々の登録制。

ニューオーリンズには、「良きサマリア人」的な、誰もが隣人を助け合うという幻想があった。

ジャドキンズ率いるヴァージニアの救助隊は、一軒一軒回って、もし住人が避難を拒否すれば、「マジック・マーカー」を手渡して、直接自分のカラダに社会保険登録番号を書いて貰う。イザという時の身元確認のためやねん。「これは冷酷なようだが効果的だ」とジャドキンズは言う。

この方法ならニューオーリンズの住民も説得出来たかも。ニューオーリンズに必要だったのは、こうした「冷酷有効」な方法を取れるリーダーだったのだよ。ワシントンに居たまんま、カワイソカワイソなどと同情している大統領ではなく。

この方法は、9・11や他の災害にも当てはまる。なのに、共和党も民主党も無視し続けて居るのやねん。

さよ、ホワイトハウスは、イッショケンメ、カトリーナに対処した。しかし、ニューオーリンズやミズーリの民主党リーダーたちは、最低の義務も果たさなかったやんけ。

ヴァージニア沿岸部には、沢山の黒人住民と共和党政治家が居てはる。ジャドキンズ・チームは、連邦からの救援隊が着くまでに、人々を避難させ、秩序を保ち、72時間耐えられる備蓄品を用意している。

ニューオーリンズでは、市長がノッケからお手上げとキメてしまった。ニューヨークの例のように、市長と市が自助努力をしなければ、災害は回復出来ない。

ジュリアーニ市長は、ツメタイ、人種サベツ者だ、などと指さされた。福祉をカットし、犯罪抑制に集中したためだ。しかし実際には、黒人たちは、最大の恩恵を受けたのや。

ジュリアーニは、警察と消防に重点を掛け、一般社会サービスを無視していると批判された。しかし、その徹底したクールな方法は、9・11以降のNYに鎮静をもたらした。
だが、小ブッシュは、9・11に対し、防禦大本営をワシントンに集中させた。ガチガチ役所スタイルの国土安全省を創設し、その結果が今回のシッチャカメッチャカを生んだのだよ。

批判の矢面に立たされたFEMAは、対テロに忙殺された安全省に呑み込まれて能力を失っていたのや。何十億ドルを空港のスクリーン検査機などに注ぎ込んだ結果、対自然災害予算が大幅に不足したのや。

役所的ワンパターン戦術が、それぞれの状況への対処を不可能にした。ニューーオーリンズの場合は、多くの住民がクルマを持っていなかった。それを知っているのに、地域の役人はそれに適応対処出来なかった。で、非難と怒りが小ブッシュに向かったのやねん。あの日、ピッッチャーマウンドの上に立って居た大将は、災難には上手く対処出来なんだ。
後から一軒一軒、遺体を探して身元確認するのはタイヘンなことや。なぜハリケーンの前に、「マジック・マーカー」手に、一軒一軒訪問しなかったのかってことだよ。


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