U-MAIL(ウンコ通信) 2005/09/29
えー、わが野坂昭如の言う「歴史上、この列島住民が戴いた最悪最低の指導者」コイズミ([最後の林檎]p15)が、世界のヒトビトの目には、どー映って居るのか?
「ヘラ鳥ウォッチング」
「KOIZUMI'S NEW PARTY」:09/29
「コイズミ新党政府は英国型、米国のグローバリズムに協力的」
マルガリータ・エステヴェス−アベ
(ハーヴァード大学で日本政治を教える:近著「戦後日本の福祉と資本主義)
また自民党の勝利だわ。でも今回はチョイとチガウの。コイズミは民主党に勝ったのではなくて、自民党の中で、権力を自分に集中させる戦いに勝ったのよ。
これを日本の英国化と呼びたいの。
選挙民の思惑にはカンケイ無く、今回の地滑り的大勝利は、首相の手に権力を集中させる英国式の内閣スタイルが成立したことを意味する。日本を変え、同時に世界とのカンケイも変わると言うことよ。
4年前の公約通り、「古い自民党はブッコワレ、アッタラシイ党が出現した」とコイズミは自賛する。その通り。彼は古い派閥に自民党の旗印を使うことを禁じて無力化し、代わりに新人を立てた。
だから自民党議員の1/4は新顔。かつて無かったことだわ。今までは、自民党の首相が党の候補者指名をキメルなんてことは無かった。これからの自民党は、英国の政党に似てくるワケよ。民主党も、この流れには従わざるを得ないでしょうよ。
非力なリーダー時代は終わったのね。この変化は、今後、コイズミ抜きでも定着するでしょう。日本は、1990年代にいくつかの重要な制度改革を行なった。1994年の小選挙区制によって、90年代末までに内閣と首相府は強化されていたの。
これらの変化は、日本を英国式の議会民主制に向かわせるものよ。コイズミは、この新しい政治構造の産物。この構造どう機能するか最初に気付いたのがコイズミなのよ。個々の政治家は、党首のバックアップなしには生き延びられない。コイズミの勝利が、野心的な政治家に、強力なリーダーの下に集結する必要をベンキョーさせたのよね。もう戻ることは出来ないわ。
で、これからどーなる?大胆な政策へ向かうことになるでしょう。郵政民営化は、その第一歩に過ぎない。日本が様々なチャレンジを始めることを期待するわ。
今、日本は、未曾有の少子老齢化時代を迎えている。2025年までに、人口の1/3が65才以上となる。米国では1/5に過ぎない。また、日本は先進国の中では最悪の財政赤字を抱えて居る。これをナントカしなくちゃ。現実的な方法としては、実働人口優先、老人福祉の切り捨てしか無いかも。
増税には2ツの方法がある。1ツは社会保障改革と組合せた消費税のアップ。もう1ツは脱税の除去。
国際的には、日本は世界の中での自分の役割をハッキリさせるべき。イワユル平和憲法が、軍事目的での海外派兵をジャマして居る。コイズミは、自衛隊を軍隊として合法化し、日本国土外への派兵を容易にするために、憲法9条を変えたいと思っているのよ。
あと1年の任期の中で、コイズミがこれらの改革を全部自分でヤルことは無いでしょ。しかし、コイズミの作り上げた《新党》が、これらのモンダイを推し進めて行くでしょ。
日本と英国は国内的にも国際的にも似て居る。日本は市場経済発展を目指し、米国のグローバルな安全戦略の中でもっと積極的な役割を担うことになるでしょうね。
米国の政財界は、このアッタラシイ日本に理解を示し、対応するでしょ。中国が日本のこの大変革を歓迎するかどうかは、別のハナシだけど。
フム。外から見ればそーゆーコトだ。そーゆーコトでイイのかね?