U-MAIL(ウンコ通信) 2005/09/30 


えー、日本の「英国化」たァナニか?EUに於ける英国と、東南アジアに於ける日本を並べて論ずるこのコラムは、どこか梅棹忠夫氏の「文明の生態史観」を想い出させるが。


「ヘラ鳥ウォッチング」

「A BRIDGE TO ASIA」:09/29

「日本よ、アジアへの架橋と成りんさい、EUに於ける英国に倣って」

YiyiLu (ロンドン国際問題研究所チャサム・ハウス上級研究員)

(ロンドン・発)

日本の有権者はコイズミ首相の大胆で独断的スタイルを支持した。モンダイは、この新型独断性が、日本国内だけでなく、対外的にも表れて来るのか?と言うことや。

この1年、コイズミの下、日本は東アジア、就中、中国と韓国に対して、この独断的態度を取って来た。しかし、アメリカに対しては別だ。アメリカとの同盟カンケイは依然として日本外交のカナメ。コイズミにはそれをコワスつもりは無い。

事実、日本は、アメリカのキゲンを取りたいがために、中国に独断的態度を示す。例えばこの2月初め、台湾をハッキリ共通の戦略問題として、アメリカと共同宣言を行なった。
アメリカとの同盟を維持することは、核を持たない日本の限られた防衛力からは当然の帰結やねん。

現在の東南アジア各国間の深い相互不信を考えれば、NATOスタイルの多国間メカニズムが出来ていない現状では、日本にはアメリカとの2国間安全条約しか選択肢は無い。これは日本の安全にとって不可欠なもので、日本はアメリカの国益を損なわないよう、互恵カンケイを確立する必要があるのだよ。

だが、アメリカの国益をキープする方法、がモンダイやんけ。

近年、東南アジア諸国は、地域の統合を強力に推し進めて居る。EAC(東南アジア共同体)の設立が目論まれて居る。しかしアメリカとの同盟を守る日本は、これに肩入れしようとしないのや。

この地域の統合促進のための第1回東南アジア・サミットが今年度末、クアラルンプールで開催予定。ザンネンなことに、アメリカは招待されて居らぬ。これは、ヒトツには、日本のサミットに対する姿勢に原因がある。このハナシが起きた時、日本の外交官は敏速な反応を示したのや。東南アジアの地域計画からアメリカを除外すべきではない、と。

さらに、カルーイ気分で、この外交官は喋ったのやねん。このサミットに熱心だった中国がシラケたのは、日本がアメリカとオーストラリアとニュージーランドをも含めることを主張したためで、そのことは、アメリカに歓迎されて居ると。

EACはさて措いても、東南アジアの地域主義を促進するために骨を折ることは、日本の国益に役立つ筈ではないか。日米同盟強化を含めて。

その見方からすれば、日本は、アメリカのもうヒトツの重要同盟国、英国からヒントを得られるのではないか?

かつて、英国はこう質問された。ナゼそんなにEUを重要視するのか、アメリカとの特別なカンケイを深めることにモット集中しないのか?

ブレアはこう答えたのや。英国のEUへの影響力が強まれば、アメリカへの影響力も強まるのだと。EUで主役を務めれば、アメリカからも評価されるのだと。

EACに関してハンパな主張をするよりも、日本は東南アジアの発展に貢献することを、もっと考慮すべきではないのか?東南アジアに積極的に参加して影響力を持てば、アメリカに対しても影響力を持てるんちゃうか?

日本との最近のトラブルについて、中国の外交官は、こうコメントした。「多国間のメカニズムで、2国間のトラブルを解決する方法は、中国・日本にとって重要な教訓だ」

両国が互いに相手を探求するのに、これはグッドアイディアやんけ。


ウム。アメリカと中国を基軸に、欧州の級長英国と、アジアの級長日本が駈けずり回って居るだけの図柄にも見えるが。このコラム、途中でコイズミはどっか行ってしまったようで。まァ、アメリカのポチが西向きゃシッポは東南アジアってことか?ナンノコトヤラ。


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