U-MAIL(ウンコ通信) 2005/10/25
えー、またまたアブラ屋が告発されて居る。もうイイ加減イヤになって来たぜ、ワメとしても。でも一応ご紹介しとく。
「ヘラ鳥ウォッチング」
「JEKYLL AND HYDE」:10/21
「シェブロンの厚顔無恥」 ボブ・ハーバート
(紐育・発)
「厚顔無恥名声殿堂」に(株)シェブロンをご推薦申し上げたい。
来る10月28日、カリフォルニアのサン・ラモンに在る本社の式典で、この5月まで、シェブロン・テキサコとして知られていたこの会社は、何人かに、今年度の「シェブロン自然保護賞」を授与することになって居る。
この賞は、「野生保護、再生、自然保持、自然公園の創設、環境についての認識を高める教育プログラムなどに貢献した」人々に与えられる、となって居るのや。
ところがドッコイ、今エクアドルでは、このシェブロンの弁護士が、地球上最悪の環境破壊で告発受けて大ワラワなのや。
この20年間で、180億ガロンの有害廃棄物を、アマゾン熱帯雨林の土壌や水の中に投棄して来たと言う告発。
この廃棄物が、周辺のビンボー住人3万人に、各種のガンをハジメとする重大な病気を発生させて居るのや。
環境モンダイのチャンピオンと自称しておるシェブロンは、そんなコトは起こっていないと主張、「投棄物がすべて有害とは限らない。ワレワレは科学的分析を行なって居る。有害物はナニも示されていない」と。
2年前、NYタイムズの記者が、テキサコの子会社で働いていたルネ・アレヴァロにインタヴューした。
彼と5人の子供たちは、廃棄土の山の上に建てられた家に住んで、そこの井戸から水を汲んでいた。「1メートルも掘ればアブラが出て来る。水はヒドク汚染されているよ。でも、それを飲むっきゃないだろが」
1960年代後半に油田を掘り当てたテキサコは、1970〜1992年、オリエント(東部)と呼ばれる処女熱帯雨林を借款受けて掘削、2001年にシェブロンに合併されたのや。
いくら調べてみても、テキサコも、初期の借款仲間エクアドル国営石油会社ペトロ・エクアドルも、環境に配慮した形跡など全く見えないのだよ。油田掘削に伴う膨大量の廃棄土は、地面やキレイな水流に混じり込むのだよ。原油はジャングルの中へも浸透する。
こうしたトンデモナイ災害は、アメリカのメデイアには殆ど載らない。エクアドルの油田周辺の住民は、汚染された水を飲むっきゃない。それによるビョーキへの厚生医療配慮はゼロなのや。
シェブロン役員たちは、このモンダイにハナも引っ掛けない。「起こしたかもしれないシッチャカメッチャカについては、すべてキレイに解決済みだ」とヌカスのだよ。
で、トドノツマリ、テメエを「環境チャンピオン」として賞を授ける立場に置くわけや。
ウム。でもこれは、タイトルの「ジキルとハイド」とはチョット違うべな。ジキルとハイドは二重人格だけど、これは人格分裂などして居らぬ。末期シホン主義の企業ロンリ丸出し、ただの厚顔無恥、お手盛り偽善表彰仮面舞踏会やんけ。
筆者ボブ・ハーバートをカンタンにご紹介しておく。1945年ブルックリン生まれ。NY大学でジャーナリズムの学位を取り、1991年からNBCの「THE TODAY'S SHOW」とNBCの「NIGHTLY NEWS」のレギュラー・レポーター。76年から85年まで、「THEDAILY NEWS」のレポーターとエディター。1993年からNYタイムズのop−edコラムニスト。受賞多数。目下マンハッタンのアッパー・ウエストサイドに居住。
守備範囲は政治、社会モンダイ。サベツ・人権モンダイに切り込むベテラン・コラムニスト。