U-MAIL(ウンコ通信) 2005/10/26
《ワメ的映画大評論》
「木村カエラ って誰さ?」
さよ、オーバー50で、「木村カエラ」知っているヒトは先ず居ないんちゃうか?なに、ワメもついコナイダまで、ゼンゼン知らんかったのや。今はSaku Saku追っかけ人やけど。
10/29から各地で封切られる映画「カスタムメイド 10.30」で、マチガイナク大ブレイクする「木村カエラ」を、ヒトクチで説明するのはムズカシイのだよ。モデル、ロック・シンガー、CMタレント?どれも当たってない。「完全自立アーティスト」とでも言うしかナイ。ソンジョソコラのモノ欲シ気なギャルタレとは全く別世界の住人。
ノッケからバカに肩入れしてしもうたが、この「カスタムメイド 10.30」なる映画がまたスンバラシイので。カンタンに言うと、アッチに「奥田民生」の「広島ワンマン・コンサート」のドキュメントがあって。コッチに「木村カエラ」の「父恋物語」があるのや。互いに無関係の2本の時の流れが、広島球場でのコンサート現場で見事に重ね合わされて「完」。フツーに考えればとてもムリな企画。途中でチョイト手筈狂えば全てオジャンになりかねない、一期一会シンクロ大サーカス。
ま、一応は「音楽映画」やろ。「奥田民生」は歌い捲るし、「木村カエラ」の父恋トラウマもフロイド風メロディー探しで表現されるのやから。
ただ、このサーカス企画樹てたギラギラ若手制作スタッフが、この「音楽映画」の「映画音楽」つまり「劇伴」担当に、なぜ、ワメをご指名なされたのか、これは歴史の大きな謎やんけ。
最初、ここんとこに音楽付けてみて欲しい、という何箇所かの抜き出しヴィデオ見せられた時は、ナンヤコレハ?だった。多彩なシカケに惑わされて、作品のネライが見え難かったのやねん。
キメ手は、「木村カエラ」がチャバレーのステージで、不意にヨミガエった「父のメロディー」を熱唱するシーン。バンドは中断され、ドッチラケの客席に一切かまわず、アカペラで「明日ハ今日ノ成リ上ガリ」のワンメロをシツコク繰り返す狂気のパフォーマンス。
このド迫力で、一瞬、ワメの灰色の脳ミソに、このストーリーの輪郭がハッキリ映ったのやねん。オモロイ映画でっせ。「木村カエラ」観ないと時代にオクレまっせ。