U-MAIL(ウンコ通信) 2005/10/31 


えー、チェニーの手下への告訴で、剣が峰に立たされた小ブッシュ政権。国民を「扇動」してイラクへの侵攻を正当化するネオコン策略にチャチャを入れた大使に対し、そのカアチャンが隠れCIAであることをリークして圧力掛けるというキタナイ方法が、追及されるのは理の当然。

で、誰もが知っている情報をサマライズして、ブッシュ政権の「自滅」危険を検証するコメントが出たのでご紹介いたす。筆者はカーター政権の国家安全アドヴァイザー、ブレジンスキー。


「ヘラ鳥ウォッチング」

「GEORGEW.BUSH'S SUICIDL STATECRAFT」:10/14

「小ブッシュ政権の自殺的シッチャカメッチャカ」 Z.ブレジンスキー

(ワシントン・発)

60年ムカシ、トインビーは「歴史研究」の中で書いた。帝国崩壊の原因は「自殺的政策」による。(外カラノ圧力デハナク内側カラ崩レル)

アワレ、9・11以降の小ブッシュの政治手法はピッタリこの教訓通り。

小ブッシュが2004年の選挙で使った、イラク侵攻を正当化する不毛なロンリ。この戦争を支持したのは、一部のみ。

この戦争が、アメリカをイギリスのアト釜帝国主義者に仕立てたのや。軍事的イスラエル擁護含め、このイメージはイスラム世界全体に広がった。

抽象的な「フリーダムへの憎悪」がテロリストのモチヴェーション。その行為は、深いブンカ的反感から。そうなると、ストックホルムやリオ・デジャネイロも、NYと同様キケンなのだ。バリ、マドリッド、テルアヴィヴ、ロンドンなど、テロの標的は中東に武力介入したアメリカ同盟軍。

政治的憎悪によるテロリストは、中東からだけではない。エチオピア、モロッコ、パキスタン、インドネシア、さらには、カリブ海周辺からも。

さらに、アメリカの核非拡散政策も崩れて居るやんけ。パキスタン、北朝鮮、イランなどが核武装をチラつかせるし、アメリカがインドの核計画を支援しているのは、中国に対するガードとしてだが、これはアメリカの核非拡散ポリシーを崩すもので、ダブル・スタンダードと言われても仕方あるまいよ。

そして、政治的抑圧に反対していたアメリカ自身が、グアンタナモ、アブ・グレイブ、などの残虐行為を追及され、国際犯罪法廷に対して反対するという国家エゴぶり。

そして、イラク戦争による財政大赤字。膨大な戦費は、フツーの国の国家予算をはるかに超える。結果として、アメリカを世界第一の債務国にして居るのや。本来なら、投資、科学的技術革新、教育など、アメリカの長期的経済競争力を保つべきドルが戦争に費消されとるのや。

伝統的にアメリカに好意的だった国々が批判側にまわってしまった。東アジアでも、ヨーロッパでも、ラテン・アメリカでも、各国が、環太平洋、環大西洋、といったアメリカとの協同よりも、地域的に密接な協同機構を静かに作りつつある。地政的にアメリカ離れが、永続的な現実となりつつあるのだよ。

これは歴史的にアメリカの失脚を狙うライヴァル国にとっては、有利な状況。つまり中国とロシアやねん。

ロシアは、テメエに向かっていたイスラムの反感がアメリカに向かえばシメタってわけで、同時に、アメリカをソソノカシて、反イスラム同盟も組めるのや。一方中国は、孫子の兵法に従って、相手の自滅をジット待つとるわけや。

「方針は変えない」一点張りでは、リーダー自滅やねん。でも、方針変更はまだ可能や。小ブッシュ自ら、民主党と超党派の外交政策をホンキで探ることだよ。イラクでの成功の定義をスケールダウンさせるだけでなく、実際に撤兵開始することや、来年をメドに。

アメリカが居なくなれば、直ちに、シーア派、クルド、スンニ派が自力で政治的調整に向かうだろう。そうすれば、イラン、イスラエルーパレスチナ和平モンダイに集中出来るし、アメリカのグローバルな合法性を回復出来るやんけ。


ウム。これが現実的見取り図。小ブッシュは方向転換できるかいな?ムリやろねェ。


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