U-MAIL(ウンコ通信) 2005/11/29 


えー、アメリカのイラク脱出については、今まで強力なペンタゴン支持者だった、民主党タカ派的下院議員、ジョン・マーサが、先週、6ケ月内の米軍イラク引き揚げを議会で要請したために、蜂の巣突っ突いた騒ぎになったのや。来年の中間選挙を控えて、ノッケにはイラク戦争サンセイ派だった連中が、手の平を返して居るのやねん。

以下に、D・ブルックのコラムをザっとご紹介し、あとは、常連コラムニストのタイトルだけ並べてお眼に掛ける。タイトルだけで云ワントスルところは充分ワカル。


「ヘラ鳥ウオッチング」

「THE IMPORTANCEOF STAYING WITH IRAQ」:11/21

「米軍撤退すれば、イラクは全面的内戦に陥る」 デヴィッド・ブルック

(ワシントン・発)

ある意味では、マーサはタダシイ。タシカに、アメリカの占領がテロリストに攻撃の口実を与えて居る。

しかしマーサが米軍撤退を要求したのはタダシクない。米軍駐留がテロ暴力の触媒になっているのは事実だが、主な触媒ではない。イラクの暴力沙汰のモトは、スンニ派とシーア派の間のイザコザだ。ドッチもテメエが主流と思っているのや。米軍の占領が生んだ真空状態の中で、そのエスニック・テンションが初期的な内戦となって居るのや。

米軍が撤退すれば、イラクは全面的内戦になる。イランがシーア派に参加して来るかも。スンニ派側には、シリア、サウディなどが参加して来るかも。クルド保護と称してトルコも参加して来るかも。つまり、第1次世界大戦の中東版やんけ。

マーサは即時撤退の結果を考えて居らぬ。民主党は、マクガヴァンの二の舞をヤルつもりかね?

マーサがちょっと正しいのは、アメリカ軍部内でも、イラクでの決定的勝利は無いと結論出している手合いも居てはるからや。しかし、世論調査では、軍人の64%は、米軍が優勢と信じて居る。

なぜ、マーサは、12月のイラク選挙の寸前に、こんな提言をするのや?スンニ派とシーア派が、なんとか国家のカタチ作って、内戦を鎮めることが出来るかもしれないのに。

でも、オレはマーサのイライラはよく分かる。思い出すのは1942年2月23日のルーズベルト大統領のことやねん。彼は第2次世界大戦の状況を国民の前に披露した。ここでは勝っているが、ここでは負けている、とハッキリ。ナゼ、小ブッシュにはそれが出来ないのや?ナゼ、小ブッシュは、一番のモンダイはイラクより国内モンダイであることを、示せないのや?

大統領が信用に足る情報を提供しないから、共和党が早急な撤退がノゾマシイことを量りかねて居るのも当然や。民主党が、この戦争を小ブッシュ攻撃の政治的道具に使おうとするのも当然や。人々が、善意からだがイライラさせられるマーサの方を買うのも当然やんけ。


「ONE WAR LOST, ANOTHER TO GO」:11/21

「イラクから弾き出されて、ビンラディンの火の中に飛び込む可哀相なアメリカ虫」

フランク・リッチ


「TIME TO LEAVE」:11/22

「イラクで負けた上に、米軍戦力までボロボロにする気か?」

ポール・クルッグマン


「YANKEE COME HOME」:11/23

「ハンプティダンプティ・イラクから、暴力触媒お邪魔虫米軍は引き揚げよ」

H・D・S・グリーンウェイ


「GEORGE BUSH'S THIRD TERM」:11/24

「小ブッシュは任期終了。荷物まとめてテキサスの牧場へ帰んなさい」

トーマス・L・フリードマン

もし、アメリカが議会制度の国だと云うなら、小ブッシュはとっくに辞任してなきゃ。つまり、今既に、小ブッシュは大統領第3期目に入って居るのや。

昔、酒浸りのドン底から「ボーンアゲイン」した小ブッシュやんけ。今回は「カール・ローヴ」の飲みすぎや。もう1回「ボーンアゲイン」出来るかや?

オレの目には、小ブッシュは「ねェ、もう辞めてイイ?」という憲法修正28条を望んで居るように映るのだよ。


ウム。冗談キツイ。そしてこれらの批判に対して、辛口コラムニスト、ダウド小母サンのいうところの、チェニー悪徳(副)大統領(ダウド小母サンはVICEを「副」ではなく「悪徳」と読み込むのや)もダマっているワケには行かぬ。

「CHENEYESCALATES ATTACK ON WAR CRITICS」:11/23

「悪徳大統領チェニー、イラク戦争批判者に必死の反撃」

エリザベス・バミラー


そして、小ブッシュ大統領の家庭教師、コンドリーザ・ライスとしても、黙っているワケには行かぬ。イラクも段々軍事力をつけて来て居るから撤退可能、と苦しいセツメイ。

「RICEHINTS AT TROOP REDUCTUI0N IN IRAQ SOON」:11/24

「ライス長官、可及的スミヤカな撤兵示唆」



BACK