U-MAIL(ウンコ通信) 2005/12/05 


えー、アメリカ健康原理主義者のタバコ・タブーの笑い話ヒトツ。


「ヘラ鳥ウォッチング」

「GOODBYE, MOON」:12/05

「この本はアナタの健康にとって有害かも知れません」 カレン・カルボ (作家)

(オレゴン州・ポートランド発)

コドモたちの古典的愛読書、マーガレット・ワイズ・ブラウンの「おやすみ、お月さま」は禁煙なんかとはカンケイ無かった。しかし60年もコドモたちの寝物語だったこの本の新しい改訂版で、出版元のハーパー・コリンズ社は、絵本作家クレメント・ハード氏のポートレイトの右手の指から、タバコを消してしまったのや。喫煙を奨励するように見えるのを避けたい、というのだよ。つまり「サヨナラ、お月さま」だよな。

(上の記事は11月17日付けのNYタイムズのもの)

そう、コリンズ社はスンバラシイわ。でも、ナゼそれで止めたの?「おやすみ、お月さま」は幼い読者に有害なメッセージでイッパイなのに?

少なくとも、あと何ケ所か改訂するべきよ。(と部屋のイラストの各部分がアルファベットで指摘される)

A)金箔の額縁で飾られた大きな絵は、コドモの寝室に相応しくないわ。3匹の仔熊が、バニーちゃんの寝ているところへ落っこちて来たらどーするの?アタマにケガするわ。もっと軽いものに変えるべきよ。

B)青いストライプ模様はゴキゲンだけど、読者としては、バニーちゃんの着ているそのパジャマが、不燃性の基準を満たしているかどうかシンパイだわよ。

C)ここに敷いてある毛皮はまさか、シベリアン・タイガーの皮を剥いだものじゃないでしょうね?これは消しましょう。絶滅に瀕している動物保護を怠っていると思われたくないわ。

D)お粥がイッパイ入ったボウルは何時からそこに置いてあるのかしら?腐ったミルクの1滴の中には有害なバクテリアが5000万もウジャウジャしてるんだから。バニーは腸炎になっちゃうかも。それにお粥には繊維質が少ないのよ。これも消しちゃいましょ。

E)風船は、3〜6才児にとって、窒息のオソレがイチバン高い玩具なの。消しましょ。

F)お星さまやお月さまがキラキラしてるのが窓から見えるってことは、バニーの部屋は高層階にあるってことね。ドッチの窓にも鍵が掛かってないし、避難装置も無いじゃないの。コドモたちがアブナイ窓から外を覗いている中に墜落して死んじゃったりしないように、これも消しちゃいましょ。バニーちゃんは、窓じゃなく、カベに鉛毒の無い塗料で描かれたお月さまに向かってオヤスミナサイ言えばイイでしょ。

G)ネズミはダメよ、血友病とかサルモネラ菌とか、悪いヴィールスいっぱい持ってるわ。消しちゃいましょ。

H)バニーが寝ている時に、暖炉が燃えてるってのはモンダイじゃない?消しちゃうか、少なくともカベに消火器を描き込んでほしいわ。そうだ!排煙装置はイッタイどこにあるのよ?

I)米国消防署は「暖房装置」を衣類の乾燥用に使用しないようにを指導してるわ。この手袋や靴下は、暖炉のまん前から部屋の隅の方へ移動させましょ。

J)見るところ、本棚は壁に釘付けされてないようね。地震が来たらどーするの?バニーちゃんがペシャンコになっちゃうじゃん。消しちゃいましょ。どうせ背表紙のタイトルなんて読めないんだから。とにかくムカシの本を読んでりゃイイのよ。

K)ところで、編み物してる兎チャンは一体何者なの?バニーちゃんは「やさしく子守歌唄ってくれる静かな老貴婦人よ」って言うけど、ホントにそうかな?ちょっと絵を変えて、その膝掛の代わりに、美しい飾り文字でメッセージを書き入れましょ。この貴婦人は、評判の代理店から送り込まれた市民で、前科など一切無いことが分かっていると。

L)編み物の針が胸に刺さってケガすることがよくあるわ。目に刺さったらもっと大変。消しましょ。静かな老貴婦人は編み物を内職にしてるわけじゃ無いんだから。


ウム。毒食わば皿まで。これでカンペキや。


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