U-MAIL(ウンコ通信) 2006/05/22
えー、このところのドルの不安定は、単なる一時的現象か?経済学博士クルッグマン氏のコメントを聞こうではないか。
「ヘラ鳥ウォッチング」
「COMING DOWN TO EARTH」:05/20〜21
「アメリカ経済墜落中」 ポール・クルッグマン
(ニュージャージー・プリンストン発)
さて、株市場は水曜日の大暴落から持ち直したと見てイイのか?投資家は不安になって居るのや。
昨秋からの株価高騰は、アメリカ経済が危機を脱すると信じられたからだ。だから個人も国も、収入以上にヤタラ金を使ったのやねん。
2005年には、貿易赤字は7000億ドル。でもドルはユーロ、¥に対して高値を保った。住宅市場は価格アップもナンノソノ、需要維持し、ガソリンも1ガロン3ドルになっても、消費者は買い続けたのだよ、借金しつつ。
しかし、この2、3週、どうやら危機再発したんちゃうか?ドルはユーロ、¥に対して10%も下げた。でも各国がドル下落を嫌って、買い支えて下さいましたのや。そのため金利も上がらなかった。
住宅市場は急激にダウンして居る。1995年以来の最低レヴェルまで。消費者もガソリン価格に圧迫されて限界に来たのや。
小ブッシュ政府は、メディアが、経済指数にバイアスかけていると、文句言って居るが。
この3年間のアメリカの経済成長率は、住宅ブームと消費者のカネ遣いのオカゲ。(金利が抑えられているからや)そして外国がアメリカ国債を買って呉れたからや。
しかし、先頃ワタシが要約したように、アメリカは、人々がお互いに、住宅売ったり買ったりで生活して来たのだよ。で、そのためのオ金は中国から借りていたのだよ、結局は。
でも、それもオワリに近付いて居るのや。今やワレワレは、他の生活方法を探さねばよ。モノやサーヴィスを外国に売らねばやって行けぬ。外国に借用証書を書けばイイと言う時期はもはや終わったのや。輸入を国内生産に代えねばならぬ。
でも、それにはチョイと時間が掛かる。果たして、そんな余裕があるのか?
グリーンスパンの後釜、バーナンキは言い張る。住宅市場に起きている状況は「ユルヤカな沈静化」だと。
そうかも。でもそうでは無いかも。この2日間の株価暴落は、深刻な景気低迷のハジマリかも知れないやんけ。
ウム。シロートにはよくワカラヌが、小ブッシュ政権のアホアホとムリムリが、ここへ来てイッペンに出揃った感じがある。ドルも株価も急落してもフシギは無い。
イラクは泥沼、アフガンは元の木阿弥タリバン復活、イラン、北朝鮮には足元見られ、CIA長官の首スゲカエは、対外情報蒐集のためよりも、国内反対勢力のチェックのためとメディアにスッパ抜かれ、メキシコからの越境移民対策には、そうでなくても手薄の州兵を当てねばならず、中国の八方ヤブレの経済発展に気押されて台湾を裏切り、中国への盾としてのインドへの核開発許容もゴタゴタする始末、中央アジアの石油へのアクセスはプーチンにピシャリと牽制され、国内ではクルッグマン博士の指摘の通り、景気先行き大不安、自由主義経済原理主義のツケで医療保険制度はシッチャカメッチャカ、メディケアからもメディケイドからも漏れた国民が20%に達しているとの報道もあり、これはヤッパリ、引っ越し費用名目、日本からの上納金7000億ドルをアテにするしかないのだ。
7000億ドル、ナントこれは昨年の貿易赤字額とピッタンコやんけ。
そこまで小ブッシュの面倒見るギリがあるのかよ、エエカッコシのコイズミ君。借り物の自由主義経済原理主義が破綻するのは時間のモンダイちゃうか?アッチは「福音主義」コッチは「靖国主義」、「日米フリーダム心中」なんて三文芝居の外題にもならないぜ。