U-MAIL(ウンコ通信) 2006/05/31
えー、カンヌでのヒョーバン武器に、2008年の民主党大統領候補指名を狙う?と言うウワサのアル・ゴアに対して、ヒラリー・クリントンも黙って見ているワケには行かぬ。「オゾン・マン」ゴアの向こうを張って「オゾン・ウーマン」として対抗か?なにやらナマグサイ状況、野次馬としては興味シンシンやねん。ダウド小母はんの辛辣な観察。
「ヘラ鳥ウォッチング」
「ENTER OZONE WOMAN」:05/25
「オゾン・ウーマン現わる」 モーリン・ダウド
(ワシントン・発)
アル・ゴアが、オゾン層の穴を通してヒラリーに一撃を加えようとしたのはタシカ。
火曜日(5/23)プレスクラブでの会見で、ヒラリーはゴアを「地球温暖化モンダイを視覚的に訴えた」と持ち上げで見せた。その後、彼のショッキングなモンダイ提起に便乗するカタチで、自分の対温暖化政策をナンヤカヤ披露したのや。
クルマに関する種々の対策、デンマークの風力発電、京都議定書への指標などなど。(でも、ケンコーへの影響には言及しなかった)
最後には聴衆に向かってキーキー声で警告したの。「クルマのタイヤの圧力が正常かどうか、チェックしなきゃダメ。燃費が炭酸ガスに影響するんだから」
ヒラリーはハッキリ言ったわけよ。党の中心にいるニンゲンにとって、カンヌでチョロチョロやってるニンゲンなんてメじゃないって。
この会見のタイミングは絶妙だったわ。「オゾン・マン」ゴアが、評判のカンヌ出品作で世間のスポットライトを浴びることになる国内封切りの前日だったのよ。
NYマガジンは、ゴアを「帰って来た少年」と呼んで称賛した。アジアのツナミ、カトリーナ台風、石油価格高騰、中東の文字通りの爆発危険、などで、多くのアメリカ国民が、環境や資源モンダイを、自分たちのイノチが掛かったモンダイと実感し始めているわ。こうしたモンダイをゴアはズーっと訴え続けて来ているのよ。民主党候補は、もうヒラリーでキマリといった雰囲気が、ゴアのブームを呼び起こしたとも言えるわ。
ゴアの今回のドキュメント映画のプロデューサーを務めたハリウッドの環境派、ローリー・デヴィッドは言ってるわ。「初めての女性大統領がドーノコーノという時期じゃないよ、未だ」
民主党の中にはヒラリーに不利なデータを集めている連中も居るのよ。ゴア派はヒラリーとゴアは、「バッグの中の2匹のアライグマ」みたいなもの、対等なトップ候補だと。
ヒラリーは夫ビルとは距離を置いて居るの。でもゴアは、今でもビルと仲がイイと言ってるわ。ヒラリーとビルは日曜の晩の人気テレビ番組を一緒に見たりしてるけど、ビルの周辺にはこう言うウワサもあるのよ。「ビルはヒラリーと話して居たと思うと、自分の部屋に戻ってゴアからの電話を取り、ヒラリーに勝つためのアドヴァイスを与えている」
ナンテコトよ。2人の有力大統領候補がドッチも関わりの深い元大統領の支持をアテにしてるなんて。
ウム。権力をめぐる男と女、男と男、狐と狸、の三角形。いかにもアメリカ的ストーリーではありましぇぬか。