U-MAIL(ウンコ通信) 2006/06/06
えー、ところで。今までにもう何本ご紹介したやら、クリストフ君のエイズ報告。今回、総括的に、現状をまとめたコラムが載った。モチロン、南アフリカ現地から。
「ヘラ鳥ウォッチング」
「A RACE AGAINST DEATH」:06/05
「死との競争」 ニコラス・D・クリストフ
(ナミビア・ウィントフック発)
このままで行くと、2020年には、世界のエイズ死者の総数は7000万人になる。これは、14世紀の「黒死病」ペストの2倍。
小ブッシュは、(ヨウヤク事ノ重要性ニ気付イテ)前任大統領の誰よりも、援助金を出して居る。クリントン政権の4倍。これで900万人は助かる。
しかし南アフリカでは、援助金は、現地の医師によれば、患者よりも「役人」に行くオソレが強い。つまり「アフリカ内部」にモンダイが有るのや。
一番のモンダイは、「コンドーム」への道徳的潔癖と「禁欲原理主義」。米国のカネによるザンビアの支援関係者は子供たちに、コンドームは破れるから使うなと警告して居る。
小ブッシュ政府が禁欲を奨励するのは構わないが、コンドームも使用すべきだ。ヴァチカンは、乱交の心配ばかり強調するが、アフリカの女性をエイズで殺すのは乱交ではなく、結婚なのだよ。
幸い、小ブッシュの援助もダンダン実際に即したものになって来た。例えば、高価なブランド薬の代わりに安いジェネリック薬を使うこと。計画の履行はひとえに地方の役人に依存する。ここザンビアでは、コンドームへの反感は見られない。オレに言わせれば、アメリカの援助計画は所によっては潔癖すぎる難点はあるが、まァまァだ。アメリカはどの外国よりも沢山のコンドームを供給しておるのや。
将来を考えれば、先ずエイズ検査を増やすこと。エイズ援助活動家にとってのモンダイはテストで陽性となった人々がエンガチョされ、村八分になることや。エイズはエンガチョどころではない、人々を殺すのやで。それが分かっとらん。
これまでは、モッパラVCTだった。無料(ヴォランティア)の助言(カウンセリング)と検査(テスト)やねん。でも、これは失敗だった。今も感染者の90%がエイズのナンタルカを知らないのだよ。
とにかく検査を広げなければならぬ、嫌がる人が居ても。南アフリカでは、妊婦、これから結婚する人、結核患者には、検査を習慣付けることが絶対必要。妊婦が陽性なら、赤ン坊に伝染しないようにクスリを飲めばイイ。若者は感染者と結婚すれば死ぬかもしれないと識る。結核患者も病状が分かれば治療法も決まる。
で、これからナニをやればイイのか?エイズ・ワクチンの開発を続けること。小ブッシュのエイズ計画が毎年更新されること。多くの国が、エイズ・マラリア・結核と戦う世界基金にもっと献金することが必要。
ワレワレが動かない限り、これからの14年間に、4500万人以上がエイズでイノチを奪われるだろう。この数はヒットラーやスターリンの犠牲者よりはるかに多いのや。
多くの人の運命がワレワレの肩に掛かって居るのだよ。
ウム。クリストフ君は、きわめてヒューマニスチックにモンダイを追うけど、トドノツマリは、3ツのパワーのカラミアイなのだよ。
「コンドーム」「クスリ屋」「ヴァチカン」
コンドームとクスリの間には代替競争関係があり、コンドームとヴァチカンの間には信仰に関わる数々のタブーがあり、そしてそのウラには小ブッシュ政権の計算が働き、その背後には西欧先進諸国のマッチポンプな胴欲が潜んで居るのや。
ビョーキとセンソーは重要「大市場」なのや、先進国グローバリズムにとっては。
イラクも、軍需産業にとっては血だらけの「大市場」。ペンタゴンに騙されてイラクに送られ、イノチを落とすアメリカ「州兵」たちは、「戦争工場」の消耗労働力ってわけだ。
愛国もヘッタクレも無い。世ハ末ジャー。