U-MAIL(ウンコ通信) 2006/06/19-2 


えー、クリストフ君の、中国定点観測、をご紹介致す。とりわけのネタは無けれど


「ヘラ鳥ウォッチング」

「UNDER HU, CHINA'S MALAISE JUST GROWS」:06/19

「胡首席の下、中国のダメ気分高まる」 ニコラス・D・クリストフ

(北京・発)

綱渡りの小ブッシュと共に、今、世界の注目集める人物は胡錦涛。なにしろ、13億の国民と中国の大発展をニギって居るのだから。

中国自体は大成功、に見えるが、胡自身は失敗者に見える。彼のブレジネフ的政治改革は中国知識階級、共産党幹部を失望させて居るのや。党内のウワサでは、前の江沢民首席や朱鎔基首相も、胡のやり方に不満だと。

胡の経済、外交はプラグマティックでよろしい。しかし政治に関しては、彼のセンセイ、宋平流のイデオローグに後戻りやねん。胡は、報道メディア、法律、宗教、インタネットなどのシメツケで中国を後退させようとして居る。

中国は今、32人のジャーナリストを投獄して居る。これは世界一や。宗教弾圧としては特に、地方の隠れキリシタンを拘束、拷問して居る。「人権」などと言うコトバをエンガチョ・ワードとして、インタネットにも探査の網を掛けて居る。

さよ、オレ自身、この16日に北京の第2中級人民法廷に行って見た。NYタイムズの同僚、ザオ・ヤンが胡の命じた喜劇的なヒミツ裁判に掛けられて居るのや。北京のNYタイムズ支局員であるヤンは、既に22ケ月間、外部連絡禁止のまま収監されて居り、さらに刑期が10年延長されそうなのだよ。

チョットした手違いから、オレ達は法廷内に侵入した。2人の仲間とクルマでゲートを通り抜けたのや。アメリカのどの法廷よりもゴージャスな建物。スンバラシイ法廷。しかし内部はガランとして居る。つまり「人民が立ち入れない人民法廷」なのだよ。と、そこへ怒髪天を突く制服ポリスがナダレ込んで来てオレたちをツマミ出した。

この法廷こそ、現在の胡の中国ヴィジョンの完璧なシンボル。目もクラむ建物とゼイタクな調度設備。内側はカラカラ空っぽ。胡にとっては、正義と法、ではなく、高い天井、広い席こそが、近代裁判システムなのだ。

裁判は秘密裡に行なわれ、ワレワレはヤンの顔など、チラリとも見えなんだ。検察・弁護双方とも1人の証人喚問も無く、裁判は1日で終わった。判決は間もなく出る。ヤンが長期の刑期を言い渡されるのは確実。

この事件は、ソモソモ、胡が、NYタイムズ北京支局長ジョセフ・カーンのスクープに苛立ち、国家公安当局は漏洩者を特定出来ないままに、地方の暴動をリポートしたヤンを拘束したのやねん。

オレは未だ中国を見放しているわけではないよ。胡と側近の経済手法は買って居る。農業税の撤廃とか、中国の収入格差を是正する方策を探っているのはイイ。(中国では富全体の60%を人口1%のカネモチがニギって居る。アメリカでは5%だが)

しかし、社会安定のために、シメツケを強めることは逆に不安定を招くのやねん。多くの中国人は暴動など起こしたくはない。でも、汚職やウソをサンザン見せられ、インタネットを邪魔され、胡のアホったらしい「8ツの徳と8ツの恥」修身キャンペンなどを学習させられては、ヤリ切れないやんけ。

実際、胡のシメツケ政治は効果が無い上に、国民を怖がらせるより迷惑がらせて居るのだよ。多くの共産党幹部は、シメツケは大衆を怒らせるだけだと心配して居るのや。中には国民に、大幅な報道の自由と選挙を許した方がイイのでは、という意見も。ある地方の世論調査では、なんと役人の85%が、政治改革促進を望んで居るのや。

どうも胡はドコカ麻痺しているように見える。1970年代のダメリーダー華国鋒以来のオソマツ首席やねん。これからどーなるかって?とにかく中国大混乱に備えてアンタ自身ガンバルっきゃ無い。


ウム。クリ君のレポートは何時も「現地感覚」がイキイキとしていてヨロシおまんね。

たしかに胡クンのメガネ顔はマンガチックでタヨリ無い。(ワメはいつもワープロで、胡クンの名前を胡瓜から採るのやねん、カンケイ無いけど)


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