U-MAIL(ウンコ通信) 2006/07/20-2
「REAPING WHAT BUSH SOWED」:07/20
「スベテは小ブッシュの撒いたタネや」
チャールズ・A・カプチャン (ジョージタウン大学国際論教授)
&レイ・テイキー (外交評議会メンバー、イラン関係著書あり)
(ワシントン・発)
中東はバグダッドからベイルートまで火の海や。クルマ爆弾、自爆テロ、空爆、市民殺戮が日常茶飯事。
イラン、シリア、ハマス、ヒズボラ、の過激な陰謀も責められるべきではあるが。イラクの政権破壊をキッカケに、中東地域を一晩で民主化できるなどど考えたアメリカ政府のセキニンも問われるべきやねん。
実際、ワシントン政府のゴーマンなイデオロギーと、現地での無能力が、地域を火ダルマにし、過激派の目を覚まさせたのや。
サダム転覆で、アラブ世界にショックを与え、ポスト共産主義のヨーロッパにデモクラシーを根付かせた強力な市民運動を導入して、この地域の独裁勢力を殺ぐココロミ。
しかし実際には正反対の結果。イラク戦争はイラク内に暴力の連鎖を起こし、ジハードを呼び込み、イラク国境を超えた宗派間のテンションを作り出しただけ。
イラク占領の作戦から言えば、アメリカはイランとシリアを抑え込まねば。ところが、イランは腕力を誇示、シーア派はイラク内部を牛耳って居る。シリアはイラクの戦闘に参加する兵士の通過を黙認。ダマスカス政府はテヘラン政府と手を握って、ハマスとヒズボラの同盟をソソノカシて居るのや。
以前は勢力保っていたイランの改革派は、国内沈静と対外平和を探っていたのだが、アメリカ政府に無視されたのや。アフガニスタン戦争時に生まれた協力関係を小ブッシュが大事にしていれば、改革派に力を与えられたかも知れないのに。
小ブッシュは、イラク戦争にカマケて、パレスチナ・イスラエル紛争に、ナニも対処しなかったのや。それまでの、クリントンの平和外交努力を、素直過ぎて実効性が無いとバカにして、捨て去ったのだよ。実際には、クリントンの外交政策が、ムズカシイ平和への歩みを維持させていたのに。
対照的に、小ブッシュの約束反古は、パレスチナを過激化させた。イスラエルの大きな譲歩であるガザ地域の返還を以てしても、過激派を沈静させることは出来なかったのや。
9・11テロ事件以来、アメリカ帝国主義者連は、スベテをカンタンに考えた。イラク戦争がアラブのシッチャカメッチャカを解決する鍵だと。
小ブッシュ政府は、中東に公正な結末を探しているツモリかも。経済的政治的自由化を通じての地域の平和を。
しかし、ワレワレは既に、その選択が大マチガイのコンコンチキだった証拠を、イヤと言うほど見せられて居る。力によるデモクラシーの押しつけは、反動として、地域全体に、スズメ蜂の巣を突っついた危機的混乱を生んだだけやんけ。
イラクは廃墟の中に沈み、イスラム各派は強力化し、パレスチナ・イスラエル紛争は世界規模の戦争になる危機を抱いて居る。さらに悲観的に言えば、中東が各教派に分かれて、核を持つイランの野心が膨張して行く。
小ブッシュ政府の大失敗が、アメリカにハネ反って来て居るのやねん。
ウム。ワメ等には、コッチの意見の方が、ズット自然に聞こえる。小ブッシュの知識、人格の限界が見え見えや。