U-MAIL(ウンコ通信) 2006/09/07
えー、中国の高校歴史教科書が、エゲツなく、ドカンと変わりましてん。
「ヘラ鳥ウォッチング」
「CHINA REWRITES HISTORY:MAO OUT, GLOBALIZATION IN」:09/01
「中国の歴史書き替え:サヨナラ毛沢東、コンチワ資本主義」 ジョセフ・カーン
(北京・発)
この秋、上海の高校生の歴史教科書がビックリ変わる。
新しい世界史は、イロイロな戦争、イロイロな王朝、そして共産大革命を大幅カットし、経済、テクノロジー、社会慣習、グローバリゼーションの大絵巻。
社会主義なんぞは、カンタンに1章にまとめられて居る。1979年の経済改革以前の中国共産主義については1行。毛サンについては、ホンの申し訳に1回触れただけや。
1950年代以降、歴史教科書に君臨していたマルクシズムは、ムカシのハナシ。改訂は高度の検証をパスしたもの、と編集者は言うが。中国の歴史を、より安定した、暴力否定の立場から見ることは、今の経済的政治的目的に沿うものだと。
新教科書では、J・P・モルガン、ビル・ゲイツ、NY株式市場、米国のスペース・シャトル、日本の新幹線、などが目玉として取り上げられて居る。西欧のネクタイ・ファッションの由来も教科の中。
かつては世界史の転換点とされた、フランス革命、十月革命も焦点の外。毛沢東も長征も植民地抑圧も南京虐殺も、特別世界史カリキュラムの中でだけ教えられる。上海大学の歴史学者ZhuXueqin氏は言う。「新しい歴史はイデオロギー離れ、それが現代の政治目的に合致する」
しかし秋の新学期からの、この教科書の使用について、歴史家連中の論戦が盛んなのや。そのナンヤカヤは、ヒマが出来たら、お伝え致したく。