U-MAIL(ウンコ通信) 2006/10/10-2 


えー、クリストフ君ばかり追い掛けたが、気になる筆者によるコラムを2本、ポイント絞ってご紹介する。アメリカのグローバリズム経済、IMFに批判的なノーベル経済賞受賞者スティグリッツと、有名な言語学者兼、札付きの反体制論者チョムスキーのコラム。


「HOW TO FIXTHE GROBAL ECONOMY」:10/04

「アメリカが大穴開けた世界経済を、どう支えるか?」 ジョセフ・E・スティグリッツ

(紐育・発)

先月、シンガポールで開かれたIMFの会議では、金融のアンバランスの増大についての心配がテーマ。

つまり、世界経済はアメリカの膨大な貿易赤字を何時まで支えられるか?と言う問題。ヨロシイカ、アメリカが1日に30億ドル貿易赤字出している一方で、中国は1日に5億ドルの貿易黒字なのだよ。

こんなアンバランスが何時までも続く筈は無い。イイコトは、この状況に対してコンセンサスが育ちつつあること。ワルイコトは、どの国も自分にセキニンあると思っていないことやねん。アメリカは中国の通貨レートが低すぎると文句。しかし他の国々は、アメリカの膨大な財政赤字、貿易赤字をユビ指すのや。

ドウノコウノ言っても始まらない。例えば、中国の通貨レートと、それによる貿易黒字がモンダイの核心だとアメリカ財務省は言う。しかし、レートを変えて、対米年間貿易黒字1、140億ドルをチャラにしたところで、アメリカは依然として、1日20億ドルを借り続けねばならぬ。つまりモンダイの解決にはならないのだよ。

一方で、強い元(YUAN)によって、アメリカの安い農産物が中国に輸入されると、当然、中国のビンボー農民の収入は下がる。中国はアメリカの巨大な農業助成金に対抗するには、カネを、農民への助成金ではなく、産業発展へ振り向けるのが不可欠となる。するってえと、中国の成長は緩められ、世界経済の成長も遅くなる。

さよ、中国は心得て居るのや。つまり中国は対米貿易で得たカネで、米国国債を買って居る。そうしなければ、ドルの価値は下がり、中国の保有する莫大なドルの価値も下がる。(この年末までに、中国の保有ドルは1兆ドルを超す筈)

中国の輸出市場シェアのロスで利益を得る各国は、そのカネを不安定なドルよりも、強い通貨、たとえばユーロなどに切り替える。あるいは、それを国内投資する。

つまり、アメリカは、その赤字を埋めるのが段々ムツカシクなって居り、世界全体としても、不安定度が増すことになる。

このグローバルなアンバランスは、アメリカ自身が解決に当たらない限り、他に打つ手は無い。アメリカはもっと節約すべきだと言うお説教ばかりで、誰もその解決策は示せないのだよ。ワタシが考えるに、その解決策は1ツしか無い。政府の赤字を減らすこと。

小ブッシュ政府が突然、ボーンアゲイン的に、財政支出をカットしたとしても、それはアメリカ及びグローバル経済を弱めることになる。

この袋小路を抜ける道がヒトツある。財政支出削減に加えて、高額所得層の税を増やし、低額所得層の税を減らすこと。カネモチと比べて、ビンボー人は、収入が増えれば消費が増える率が高い。結果として全体の消費が増えるわけや。適切に計画すれば、この政府支出削減と税率切り替えのコンビネーションは、アメリカの経済を支えると同時に赤字をも減らす筈や。

現在の不均衡の底に在るのは、よーするにグローバルな準備金(RESERVE)の構造的モンダイなのやねん。ケインズは75年もムカシに、このモンダイに注目せよ、と言って居ったのや。グローバルな金融システムを、どう改革するか、彼の考えは、新しい国際通貨システムを創造することを含め、チョイと手直しすれば、今日の世界経済に妥当するものなのだよ。

ワレワレが、この構造的モンダイに正面から取り組まない限り、世界は、金融の安定と、ワレワレ全員の経済生活を脅かす、この不均衡というビョーキに悩み続けるしかあるまいよ。


ウム。マネタリー派全盛時代以来、エンガチョされ続けて来たケインズ先生の再評価やんけ。さよ、常識で考えても、アメリカの税システムはヘンだよな。ワメ思うに、アメリカの癌は、大統領選初め、その選挙システムに在るのではないか?選挙での得点カセグために、バカ気た政策がマカリ通るのや。その典型が、もう引退後の結構な別荘まで手に入れているチェニーとラム、この2人にマルマル牛耳られている小ブッシュ政権ちゃうか?


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